松本清張×主演・小泉孝太郎「連続ドラマW 松本清張 眼の壁」6月、WOWOWにて放送・配信スタート!

2022年02月04日15時00分ドラマ
小泉孝太郎、萩崎⻯雄役宣材写真

『或る「小倉日記」伝』で芥川賞を受賞し、『点と線』『砂の器』など数々のベストセラー作品を世に送り出した松本清張が、社会派推理小説の起点になった記念碑的な作品でもある『眼の壁』(新潮文庫刊)を、没後30年となる節目の年にWOWOWにて待望の連続ドラマ化され、6月に配信・放送スタートすることが分かった。



監督は「連続ドラマW 殺人分析班」シリーズなど数多くのクライム・サスペンス作品を手掛けてきた内片輝、脚本は「警視庁捜査一課長」シリーズの深沢正樹が担当。昭和32年に発表した傑作ミステリーを、バブル終焉期の1990年に舞台を移し、ミステリアスな世界観を蘇らせる。

小泉孝太郎は、強い正義感を持ち手形詐欺の真相を追いかける萩崎竜雄役として「連続ドラマW 死の臓器」以来、約7年ぶりにWOWOWドラマの主演を務める。「人間観察バラエティ『モニタリング』」(TBS)をはじめ、バラエティ番組や多くの社会派ドラマで活躍する小泉孝太郎が、松本清張の社会派ミステリーに挑戦する。真実に迫る物語にご期待が高まる。

さらに、小泉孝太郎、監督・内片輝からのコメントも到着した。

<萩崎⻯雄役・小泉孝太郎、コメント>
何作か松本清張原作の作品は出演させていただいてますが、WOWOWで主演で演じさせていただけるということで喜びと共に気が引き締まる思いでした。今回演じました萩崎という役は経理を担当している普通のサラリーマンですが、上司の失踪を機に事件に巻き込まれてしまいます。そして絵津⼦との出会いでさらに人⽣の⻭⾞が狂っていくという役どころです。松本清張作品らしい様々な人間が巻き込まれ破滅していく様をドキドキ、ハラハラしながら⾒ていただけたら嬉しいです。

<監督・内片輝、コメント>
原作とは違い1990年のバブル終焉を舞台にしていますが、松本清張作品の世界観を損なわないよう、芝居、映像、音楽含めこだわりました。ぜひ注目していただきたいです。また主人公萩崎のキャラクターは、小泉孝太郎さん⾃⾝の魅⼒を内包することで深みを増し、光を放っています。小泉さんとは今回初めてご⼀緒しましたが、確かな演技⼒と撮影中に⾒せてくれる人間的な魅⼒に感銘を受けました。今作に限らずまた組みたいと思わせてくれる素晴らしい役者であり、今は神⼾、滋賀での過酷な撮影を乗り切った戦友だと思っています。

【原作紹介】松本清張『眼の壁』(新潮文庫刊)
目の壁⽩昼の銀⾏を舞台に、巧妙に仕組まれた手形詐欺。責任を⼀⾝に負って⾃殺した会計課⻑の厚い信任を得ていた萩崎は、学⽣時代の友人である新聞記者の応援を得て必死に手がかりを探る。二人は事件の背後にうごめく巨⼤な組織悪に徒手空拳で⽴ち向うが、せっかくの手がかりは次々に消え去ってしまう……。複雑怪奇な現代社会の悪の実体をあばき、⻤気迫る追及が展開する。
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【松本清張・プロフィール】
(1909-1992)小倉市(現・北九州市小倉北区)⽣れ。給仕、印刷⼯など種々の職を経て朝日新聞⻄部本社に⼊社。41歳で懸賞小説に応募、⼊選した『⻄郷札』が直⽊賞候補となり、1953(昭和28)年、『或る「小倉日記」伝』で芥川賞受賞。1958年の『点と線』は推理小説界に“社会派”の新風を⽣む。⽣涯を通じて旺盛な創作活動を展開し、その守備範囲は古代から現代まで多岐に亘った。



「連続ドラマW 松本清張 眼の壁」番組情報
■タイトル:「連続ドラマW 松本清張 眼の壁」
■放送日時:6月、WOWOWにて放送・配信スタート
第1話無料放送【WOWOWプライム】/無料トライアル実施中【WOWOWオンデマンド】
<スタッフ・キャスト>
原作:松本清張『眼の壁』(新潮文庫刊)
脚本:深沢正樹(「警視庁捜査⼀課⻑」シリーズ他)
音楽:諸橋邦行
監督:内片輝(「連続ドラマW 殺人分析班」シリーズ、「連続ドラマW 孤高のメス」他)
主演:小泉孝太郎
チーフプロデューサー:⻘⽊泰憲
プロデューサー:井口正俊 的場政行
製作:WOWOW ファインエンターテイメント

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