菅田将暉と門脇麦の最終章が始まる!「ミステリと言う勿れ」門脇麦は二重人格だった?第9話ネタバレと第10話予告!

2022年03月08日09時56分ドラマ
@フジテレビ

ライカ(門脇麦)は千夜子なのか?虐待を受けた子の心の傷に、整(菅田将暉)がそっとよりそう!フジテレビ、3月14日よる9時から「ミステリと言う勿れ」第10話を放送!予告動画が番組公式サイトで公開されている。



田村由美原作の大人気漫画『ミステリと言う勿れ』をドラマ化したフジ月9「ミステリと言う勿れ」の第9話が3月7日に放送された。第8話の完結編となった。整(菅田将暉)が小さい頃から頼りにしていたカウンセラーで、天達(鈴木浩介)の彼女だった美吉喜和(水川あさみ)が殺された事件に間接的に天達の友人の橘高勝(佐々木蔵之介)が絡んでいたのだ。橘高は、喜和に「高校時代の友人から電話がきたら」と頼まれていたのに、間違ってあろうことかストーカーに居場所を教えてしまったのだ。それが原因でストーカーに喜和は殺されてしまう。

第8話から「怪しい」という声も多かった橘高だが、喜和の事件に絡んでいるだけではなく、最近東京で頻発しているストーカー殺人の犯人にターゲットの潜伏先を教えるという犯罪を犯していた。さらに、整たちを殺すために、予行練習で4人の人間も殺していたこともわかった。いつも警察側での芝居の多い佐々木蔵之介だが、今回は完璧主義者なのにミスをしたことがきっかけで壊れてゆく殺人犯を演じた。淡々とした演技が多かったが、涙で心情を吐露するシーンは人間の脆い部分がよく見えていた。

そして、ラストのシーンが3月14日に放送される第10話につながる大事なシーンだ。ライカ(門脇麦)が倒れたところにきた看護師は「小夜子さん」と声をかける。意識を取り戻した時の表情はいままでのライカとは全く違う。予告動画からはライカが父親からの虐待で暴力を振るわれ、恐怖のあまり人格が分裂したことを暗示している。そんなライカと整が初デートともいえる元旦の初詣にでかけるが、うきうきとした整が可愛いシーンとなる。ラスト2話、二人の最終章がスタートする。

■前回:第9話ネタバレあらすじ
久能整(菅田将暉)は、大学の心理学の准教授である天達春生(鈴木浩介)に招かれ、山荘でのミステリー会に風呂光(伊藤沙莉)と一緒に参加した。その山荘ではかつて美吉喜和(水川あさみ)がストーカーに殺害され、犯人も暖炉にくべられた夾竹桃(きょうちくとう)の毒性の煙で死んでいた。

整は天達から参加者の中から「一人だけ嘘をつく人を探してほしい」といわれ、風呂光は「嘘をつかない人がいるから見てほしい」と頼まれていた。整と風呂光は喜和の事件に何か裏があるのではないかと考え始める。

翌朝、目覚めた参加者たち、整、風呂光、天達、天達の友人で山荘の持ち主の蔦薫平(池内万作)、天達の友人の橘高勝(佐々木蔵之介)、ミステリー会のゲストだとデラ(田口浩正)、パン(渋谷謙人)は雪かきをする。天達はずっと事件について違和感があったといい、「とにかく会の状況を先入観なしに見て欲しい」と頼む。そんな時、風呂光は夾竹桃の枝が数本折れている事に気づいた。

雪かきを終え、整と風呂光がガレージで道具を片付けていると停電が発生し、電動シャッターが開かなくなり閉じ込められてしまう。電気を探して、ガレージに橘高が設置していたテントを探し、懐中電灯を見つけた。その時、整は橘高がなにかを書き込んでいる地図を見つけていた。結局、整たちは山荘につながるドアを天達に開けてもらい解放される。停電の復旧は夕方までかかりそうとのことでとりあえず昼飯を食べることになり、整はカレー作りを頼まれてしまう。

カレーが出来上がる前に、橘高はワインを飲もうといって自分の荷物から一本取り出した。整は「そのワイン飲まないほうが良いと思います」と止める。そして、天達にゲームはまだ続いているのかを確認する。整が天達から頼まれた「嘘をついている人」は、橘高だという。橘高は玄関マットについて、見たことがないといっていたが、冬以外には玄関マットは置いてある。なんども来たことがあるのに嘘をついた。さらに、ミステリー会の最初に橘高がだした問題の答え「透明人間」を話した時と、蔦に窓を開けたままにしていると指摘されたときにも、嘘をついたときによくやる「鼻をかく」というピノキオ現象が出ていたことを指摘する。

一方、風呂光は「嘘をつかない人」として、橘高をあげる。ミステリー会はゲームなのに、本気になって怒り出した。それは5年前の喜和の事件に触れてほしくなかったからではないかと指摘する。さらに、整は現場を見たことがないはずの橘高がまるで現場をみたかのように話すことや「あの日の朝に時間を巻き戻したい」と言ったことに疑問をもった。

橘高は観念して話を始める。事件のあった日、喜和から朝、役所に電話があり、「友達から連絡があったら居場所を教えてほしい」と言ったのだ。その後、かかってきた電話に相手の名前を確認することもなく喜和の居場所を教えてしまった。後になって間違えてストーカーに連絡してしまったのでは?と気になって別荘に車を走らせた。そこで見たのは二人の遺体だった。完璧な人生を歩むはずの自分のミスが発覚することを恐れた橘高は自分の痕跡を消した。天達は橘高の口から真実を話してほしかったのだ。

デラとパンは、実は刑事だった。最近発生しているストーカー殺人事件の捜査のために橘高を追っていた。橘高に不審な点がなければそのままただの参加者として帰る予定だったが、橘高がもっていた各地のお土産をみて、ストーカーにターゲットの居場所を教えていた人物がかけていた公衆電話との関連を見つけた。橘高は、喜和のことを考えるのに疲れたためだという。高校時代は自分の方が勉強ができたのに、天達は准教授になっているのに比べて、自分は役所勤めで先が見えない。母親の介護もあり、好きなこともできないと。

更に、橘高はアイビーハウスにいる整、風呂光、蔦、天達、デラ、パンを殺して自分だけ逃げようとしていた。そのために、痕跡をのこさない工夫をしていた。整がテントで見つけた地図は暗渠排水路が載っていた地図だ。橘高は6人を殺して自分だけ逃げようとしたのだ。窓があいたままだったのは、煙突をわざと詰まるようにしていたためだ。夾竹桃をもやした煙が逃げないように。そして、ミステリー会の最初にした話は本当だったのだ。橘高は予行練習で4人の人を殺していた。ただ、整に「ワインではない」という。ワインだとお酒が飲めない整が睡眠薬を飲んでくれないからだ。

連行される橘高は天達への嫉妬があったことを認めた。整は、根本的に悪いのはストーカーであるという。ひどい目にあわされた天達だったが、母親のことは自分たちが面倒を見るといった。

東京に戻り、風呂光は大隣総合病院に被害者の診断書をとりにゆくと、ライカを見つけた。するとライカが倒れてしまう。近くにいた看護師がやってきて「千夜子さん」と声をかけると、ライカは「ここはどこ?」と言い出した。

■第10話あらすじ
久能整(菅田将暉)とライカ(門脇麦)が大隣総合病院の温室で足湯を楽しんでいると、温室の管理をしている梅津真波(阿南敦子)が来て正月の過ごし方の話になる。初詣にライカを誘い、整とライカは元日午前3時に行こうと約束する。

二人きりの小イベントに整は大晦日からソワソワしながら過ごし、約束の時間に神社でライカと合流した。お互いに初めての初詣に戸惑いながらもお参りをして、おみくじを引き、屋台のたこ焼きを頬張って楽しむ。そんな二人をパトロール中の風呂光聖子(伊藤沙莉)と池本優人(尾上松也)が見かける。ライカを見た池本は何かに気がつくが、風呂光に二人の邪魔をしてはいけないと促されパトロールに戻る。

神社から出ると、ライカは焼肉を食べようと整を誘う。整が店内をのぞくと、店主らしき浦部沢邦夫(堀部圭亮)と店員の沙也加(志田未来)がいる。邦夫は閉めようとしていたと言うが、沙也加は年明け早々の客を返してはダメだと邦夫をたしなめて、整とライカを迎え入れた。邦夫と沙也加は父娘の関係らしい。席に着くとライカが数字の暗号で整に何かを伝える。『自省録』で確認する整。焼肉を食べ始めると、ライカは整に妹の千夜子の話を始めた。

フジテレビ1月10日スタート「ミステリと言う勿れ」。出演:菅田将暉、永山瑛太、門脇麦、伊藤沙莉、尾上松也、筒井道隆、鈴木浩介ほか。番組公式Twitterアカウントは「@not_mystery_」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

フジテレビ「ミステリと言う勿れ」番組公式サイト
フジテレビ「ミステリと言う勿れ」番組公式Twitter  @not_mystery_
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