旭化成「サランラップ」50周年記念でV6岡田准一が「愛してる、誓うよ!」新CMとメイキング動画

2010年03月19日07時47分商品・CM
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3月18日から放送開始した「サランラップ」発売50周年を記念するCMで、V6の岡田准一(29)が登場するCMとメイキング動画が公開された。
「今日のキミも明日のキミも変わらず愛してる、誓うよ!」と岡田がカメラ目線で衝撃のセリフを放つインパクトの大きさでつかみはバッチリ、実はゴーヤチャンプルに向けられた愛だったというオチのコミカルなものとなっている。これによって、作った惣菜の味を翌日もそのままで保存するために欠かせないアイテムが「サランラップ」である事をアピールしている。

食品用ラップフィルムとしての知名度を誇る同商品も、今年で発売から50周年を迎えた。もともとはアメリカで戦時中に銃弾や火薬を湿気から守るために開発されたものだったが、戦後に同商品開発者の妻たちがレタスを包んでピクニックに出掛けた事が食品保管用として使われるきっかけとなった。そこで、正式に食品用ラップとして販売されるようになったのがこのサランラップの起源である。ちなみに「サラン」とは、開発者二人のそれぞれの妻の名前「サラ」と「アン」から付けられたものである。
1960年の販売当初はまだ冷蔵庫が一般家庭に普及していない時代で営業にも苦労したようだが、その後冷蔵庫の普及と大型化、電子レンジの登場にエコブームという時代の波に乗ってその必要性と認知度が高まっていき、今や家庭の食卓には欠かす事の出来ないアイテムとなっている。

今回のCMは、一人暮らしで自炊する男性という設定の下、岡田が冒頭のセリフからラップをかけるシーンまでをワンカットで撮影している。この部分ではカメラのズームと岡田の目線のタイミング、切ったラップの長さなど細かい部分の調整を重ねた結果40テイクもの撮影回数に上る程の気合いの入りようだった。続く翌日のレンジ使用の場面とあわせて、今回の収録で撮影したテイク数は実に50回。奇しくもサランラップ誕生年数と同じ回数になったという逸話まで飛び出した。
普段の生活でも鍋などを料理をするという岡田は、子どもの頃からラップをかけるのが家庭での役割だったという事で、いつも使用するサランラップの扱いは右手でも左手でもお手の物だったとか。CMメイキングレポートでは、その手際の良さにスタッフからもお墨付きを早々にもらい、すんなり撮影に入ったというエピソードも明かされている。
メイキングでは、テイクを重ねる中でラップの切り方に失敗して「めくれたよ~」と歌ってNGシーンをさらっと流すお茶目な一面も映し出されている。わずかな時間の動画で岡田の様々な表情や鼻歌、リラックスする様子など、素の岡田准一を思わせる魅力がたっぷりつまったCMとなった。

現在、旭化成では「サランラップ」の発売50周年を記念した「Sweetキャンペーン」を実施している。キャンペーンにはクイズに答えて正解者の中から抽選で当たる「夢の1日シンデレラ体験」と、商品を買って当たる「スイートショッピングコース/スイートクッキングコース」の2種類がある。応募締め切りは5月7日(金)迄(当日消印有効)。
岡田准一出演のCMは、旭化成のCMギャラリーで視聴出来る。

旭化成 CMギャラリー