悩む龍馬に突きつけられた二文字とは「龍馬伝」-NHKオンデマンド
土佐での自分の居場所に悩む龍馬、その裏で思わぬ動きが―、NHK大河ドラマ「龍馬伝」の第12回「暗殺指令」が、NHKオンデマンドの見逃し番組サービスに配信されている。視聴料金は315円(税込み)。
龍馬(福山雅治)は武市半平太(大森南朋)らに懇願され、土佐勤王党結党の連名書に血判を押した。沸き返る勤王党の中には、急進的な考えを持つ沢村惣之丞(要潤)の姿もあった。惣之丞は長州藩の久坂玄瑞(やべきょうすけ)の例を挙げ、すぐにも攘夷へ行動すべきだと訴える。龍馬は吉田松陰から学んだという久坂に会うべく、長州・萩に向かう。
攘夷の方向性に疑問を持っていた龍馬は、久坂から、幕府がアメリカと不平等な条約を交わされ、すでに危機が訪れていると聞かされる。そして久坂は龍馬に、幕府や藩の枠を越えた行動が必要と、“ある二文字”を書いてみせる。
龍馬が土佐を離れている頃、郷廻り役に取り立てられていた弥太郎(香川照之)は喜勢(マイコ)と祝言を挙げる。
武市は吉田東洋(田中泯)を藩の要職から追い落とそうと情報収集に当たる一方、行動を起こすがないことにいきり立つ勤王党同志を押さえきれなくなっていた。あくまで土佐藩を中心に行動しなければ攘夷決行は難しいと説く武市は、同志らとともに東洋の元へおもむき、攘夷の必要性を訴えるが、藩主・山内家と徳川幕府との義理を理由に退ける。そして武市は勤王党の面々の前で、後藤象二郎(青木崇高)に足蹴にされる。屈辱的な扱いを受けた武市は、東洋に対してある決意を抱く。
一方、東洋の龍馬を高く評価する姿勢に、後藤は嫉妬心を抱き、弥太郎を呼び出してある命令を下す。
思い立ったらどんなに距離があろうと行って確かめる、龍馬の行動力を印象づける描き方が今回のエピソード前半のポイントだ。そして訪れた先で聞かされた言葉は次回の伏線となる重要キーワード。それを受け止める龍馬の反応は…。
そして“もうひとりの主役”弥太郎に訪れたこの世の春にも注目。相変わらずほこりっぽい岩崎家に、なぜあれほど美しい嫁が来てくれたのか。その謎は後々明かされるとか…。
「龍馬伝」をもっと楽しむために、ナビコンでは「龍馬伝の特集ページ」を開設中だ。
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大河ドラマ「龍馬伝」 第12回「暗殺指令」