NHK「七日の王妃」第6話あらすじと見どころ:突然の口づけとナクチョンの正体
韓国ドラマ「七日の王妃」(全20話)はパク・ミニョン×ヨン・ウジン×イ・ドンゴンの切ないラブ史劇!NHKBSプレミアムにて次週5月15日(日曜午後9時から)放送予定の第6話のネタバレ(あり/なし)あらすじと見どころ、豆知識を紹介、番組公式サイトに予告動画とヨン・ウジンのコメント動画が公開している。
[ステレオ2か国語(主:日本語吹き替え/副:韓国語)| 字幕放送有り]
「七日の王妃」は、2人の王に愛されながら、わずか七日でその座を追われた王妃の愛と涙の物語。【「七日の王妃」を2倍楽しむ】には、時代背景や実在の人物紹介、ドラマの見どころ、インタビューなどをまとめて紹介しているので視聴の参考にどうぞ。
■キャスト
チェギョン役:パク・ミニョン/声:ブリドカット セーラ 恵美
子役:パク・シウン
イ・ヨク/普城大君(チンソンテグン)役:ヨン・ウジン/声:西健亮
子役:ペク・スンファン
イ・ユン/燕山君(ヨンサングン)役:イ・ドンゴン/声:高橋英則
子役:アン・ドンギュ
ソノ役:チャンソン[2PM]/声:岩中睦樹
子役:チェ・ミニョン
他
■第6話「突然の口づけ」
チェギョンは、ヨクにそっくりで自分の心をときめかす質店の主人に突然キスされたことに腹を立て、魔よけの小豆を投げつけ逃げ出す。だが、彼がヨクではないかという期待を捨てきれずに、再び質店を訪ねて確かめようとする。ヨクが記憶を失っている可能性を考えたチェギョンは、2人の思い出の場所へ連れて行くが…。一方、王宮では、ユンの側室チャン・ノクスと結託してる重臣のイム・サホンが、献上品を盗んだ賊の人相書きがヨクに似ていることに気づく。
※以下、ネタバレ
質屋に訪ねて来たチェギョンから自分への気持ちを聞いたヨク(晋城大君)は、思わず唇を重ねてしまう。混乱する想いを父 シン・スグンとの竹刀の手合わせで紛らわそうとするチェギョン。一方、毎晩出歩く娘を案じたチェギョンの母は、すぐにでも結婚させようと急かすが、チェギョンは整理することがあるから数日待って欲しいと頼み込む。
隠れて法事をした日にチェギョンの「聖君になればいい」という言葉で水害を受けた民のためへの救済策を打ち出す燕山君、王ユン。だが朝廷では王の善政に驚くと共に、特定の地域だけ恩恵を与えるのは不公平だという議論が持ち上がり、またしても王と臣下の間で摩擦が起こる。あきれた王ユンは平服に着替えて外出してしまう。
質屋で突然キスをしてきた男がヨクではないかという期待を捨てきれないチェギョンは、彼が記憶を失った可能性もあると考え、男装して妓生たちの知恵を借りることに。そこに現れた王は、チェギョンに呆れながらも素晴らしい筆致で次々と墨絵を描ていく。
進上船を襲って献上品を盗んだ賊がヨクだと疑うイム・サホンは、もう一度大君を始末するためにも、密かに賊探しを徹底させる。その頃、ヨクたち仲間は、犯人捜しを表立ってしないのは、暴君だったユン王が南部地方への救済措置のためだとミョンヘが推測し、ソッキたちは王の善政に疑問を持つものの、おかげでヨクたちが組織している秘密結社「ウロンガクシ」が各地に密かに送る救済の手間が減ることを喜ぶが、ヨクには思い当たる節があった。チェギョンの一言で兄王ユンが聖君のまねごとをしているのだと…。
※ウロンカクシ(우렁각시):タニシ花嫁(姫)という意味。姿を見せずに尽くす娘と農夫の昔話『ウロンカクシ』を意識して命名。詳しくはヨン・ウジンたちの秘密結社“ウロンカクシ”は童話『タニシの花嫁』から命名?で。
その後、美しい妓生姿のチェギョンはヨクを思い出の場所へ連れて行く。ひそかに幼き日を思い出すが、晋城大君の墓に連れて行き、自分はナクチョン(楽天)だと告げて辛辣な言葉でチェギョンを傷つけるヨク。さらに、ナクチョン(ヨク)とミョンへが口づけしている様子を目撃しショックを受けたチェギョンは逃げるように立ち去る。
※ナクチョン(楽天):ヨクが名乗っている偽名だが、これは実際に晋城大君(後の)中宗が使っていた字。詳しくは晋城大君(中宗)紹介で。
一方王宮では王ユンが、民を救済するため「賑済庁(シンジェチョン)」を作る資金集めのために、自身が描いた墨絵を臣下たち買い取らせることことに。だがチェギョンのわがままで描いた一幅の絵だけは彼女のプレゼントにしようとチェギョンの元へ向かうが、雨の中歩くチェギョンと遭遇する。泣きべそをかくチェギョンから「晋城大君に似た男に会った」と聞いたユンは不安を抱く。
ユンに抱きかかえられるチェギョンを見てやりきれない思いに浸るヨクを、刺客たちが狙う。ソノのお陰で逃げ延びるものの抑えきれない想いのまま王宮に潜入し、母チャスン大妃と遭遇する。大妃は無謀な行動に出たヨクを叱責し、ヨクは逃げ隠れしない道を捜すと決意を口にする。
酒房で見かけた男の似顔絵を描いた王ユンはイム・サホンを呼びつけて、王命を授けたという印の「承命牌」を投げ渡し、内禁衛、義禁府、捕庁らあらゆる兵を使ってもナクチョンという男を探しだし、殺さずに王の前に連れてくるよう命じる。チョン・ナンジョンとイム・サンホンは王が男の顔を知っていることに驚く。だが表立って捜索すれば大妃に知られてしまう。そこでチェギョンを利用して罠にハメようと考える。
※内禁衛(ネグミ):王室を護衛する軍営で、文武両道、容姿にも優れたエリート。 ※義禁府(ウィグムブ):国を揺るがす重大犯罪の取り締まり。 ※捕庁=捕盗庁(ポドチョウ):現在の警視庁。
一方、ヨクに似たナクチョンに心が揺れてしまったことを後悔するチェギョンは再び大君の墓へ。帰路、イム・サホンの命を受けた刺客に尾行されたチェギョンは、逃げ回る途中でナクチョンと遭遇する。男の「まだ懲りていないのか?」「何もしていなくても…」という言葉に、間違いなく大君ヨクだと確信するチェギョン。立ち去ろうとするヨク背中に泣きながらしがみつくチェギョン。その姿をミョンヘを見ていた。
■見どころ
チェギョンと父が竹刀で手合わせをするシーン。心の会話が父と娘の絆の深さを感じさせる。それしても溌剌としたチェギョンが何とも愛らしく、少女期を演じたパク・シウンを思い出す。妓生風おしゃれをする件(くだり)は、パク・ミニョンがユニ役で男装した「トキメキ☆成均館スキャンダル」を思い出す。美しく着飾ったチェギョンを迷惑がりながらも目いっぱいのお洒落をして歩くヨクはまんざらでもない様子。
王ユンのチェギョンへの気持ちは?どうやらヨクたちは燕山君への復讐だけでなく、苦しい民を助けるための活動をしているようだ。
それにしてもチェギョンと行動を共にするたびにピンチに陥るヨク。不吉な予言は当たっているのか?今後の2人が心配でならない。
◇NHK「七日の王妃」番組公式サイト
2022年4月10日スタート 日21:00~22:00
【作品詳細】【「七日の王妃」を2倍楽しむ】