NHK「正直不動産」市原隼人が無念の退社…山下智久との最強コンビ叶わず!第6話ネタバレと第7話予告動画
NHK総合にて2022年5月17日(火)夜10時から放送されるドラマ10「正直不動産」第7話“過去の自分と今の自分”で永瀬(山下智久)がこれまでのウソのしっぺ返しをくらい!?あらすじとみどころ、第6話ネタバレを紹介!番組公式サイトで、スペシャル5分間動画と予告編が公開、NHKプラスで最新話を配信中だ。
「正直不動産」は、現在も人気連載中の原作を、「ハコヅメ」の脚本家・根本ノンジが、目からウロコの不動産知識とともに、取引の裏事情や人間模様を描きだす、大胆かつユーモラスなお仕事コメディーだ。作品詳細
5月10日放送の第6話「仕事をする理由」で、ミネルヴァ不動産社長と密会しスパイ容疑がかかっていた桐山貴久(市原隼人)と永瀬(山下智久)がペアを組み、大型案件に挑むことが決定する。その案件とは、「竹鶴工務店が、所有する340平米の土地に家を6棟建てるので、その家を売りさばく」というものだった。
一軒当たり単純計算で4700万円、約15坪。高さ制限のため半地下で、建ペイ率や採光などを考えたら、制約の多い極細住宅にならざるえない住宅なのだが、パンフレットにはゴージャス住宅として描き出されているこの物件は、元受けが正規の施工費を支払わないせいで、材料費を削られて住宅の安全性も危うい。
そんな悪徳発注業者の竹鶴工務店に、永瀬&桐山コンビが正攻法で立ち向かった。これまで不当な扱いを受けてきた秋川工務店に告発されたくなければ、秋川工務店に正当な施工費を支払い、100坪の土地にケアシェアハウスを建ててNPO法人に売るという案を桐山が計画し、永瀬の正直話術で、その案を見事に承諾させた。
その結果、細分化して6棟建てて売るよりも、1000万円ほど高値で優良物件を販売することができ、登坂不動産の儲けは大きくなり、下請け会社に正当報酬を支払った竹鶴工務店には残念な結果となった。
こうして、永瀬と桐山という最強コンビが誕生した。最初のうちは、“正直の呪い”にやられっぱなしだった永瀬だが、顧客や同僚、取引先などとの信頼関係を築く中で徐々に、「お金」以外の“大切な何か”を見出していった。その“何か”には、桐山という良きライバルの存在もあったのだ。
それにしても、月下に続き、桐山にも「不動産(建築物)」に苦い経験があったとは思いもよらなかった。これまで桐山が、顧客を大事に扱い、売上には貪欲ながらも、よく練られたプランを組んで営業する誠実な人物だということは、しばしば描かれてきた。そのうえ、今回のことで、亡き父のような真面目な社員が報われる職場を作ろうと考えている情熱を持つ人だということもわかり、TwitterTL上では桐山への賛辞と応援コメントが多数よせられた。
そんな桐山だが、自分の素性のことでミネルヴァに悪評をたてられるかもしれないと、登坂不動産を去る決意を固める。ようやく桐山と一緒に仕事をすることを楽しみ始めた永瀬は「お前と一緒に仕事がしたい」と必死に止めるが、「みんながみんな変われるわけじゃない」と、桐山は去っていった。
“正直の呪い”で変わったのは永瀬本人だけではない。正直になった永瀬と「フェアに仕事をしたい」と宣言した花澤(倉科カナ)。結婚相手探しに必死だった榎本美波(泉里香)も顧客の融資計画を本気で手伝うようになった。月下は今も変わらず全力でカスタマーファーストを心がけているが、永瀬の正直さは、よきにつけ悪きにつけ今後も、周りを変えていくのだろう。
5月17日に放送される第7話で、突如課長代理に抜擢された永瀬。事務作業に追われる一方、ウソを連発していた過去の契約者からのクレームが次々と舞い込み、自分がこれまでしてきた“ウソ”の数々と向き合うことになる。そもそも、永瀬はなぜ「不動産屋」になることを選んだのだろう?永瀬と不動産の間にも、大きく人生を揺るがす出来事があったのだろうか?
そんな中、メインバンクに勤める美波が、ある定年夫婦の自宅売却に絡み、永瀬に協力を求めてくる。しかし、永瀬はその売却に猛反対し…。
■前回:第6話 あらすじ
ミネルヴァ不動産の鵤(高橋克典)とライバル桐山(市原隼人)が通じていたことを知った永瀬(山下智久)は、その事実を登坂社長(草刈正雄)に報告する。そんな矢先、桐山と永瀬がペアを組み、3億近い大型案件に挑むことが決定する。
その案件とは、“竹鶴工務店の社長が所有する土地(約100坪)に6棟の住宅を建てて売りさばく”というもの。施工会社がすでに決まっている建築条件付き物件のこの物件は、買い手よりも売り手にメリットが大きい物件。桐山は竹鶴工務店には悪評があり、経営も上手くいっていないため、この物件が売れたら廃業するのではないかと考察する。永瀬はどんな物件にも良いところも悪いところもあり、客のニーズに合わせて売るのが営業の仕事だと持論を語る。
そんな中、月下が町内会長をしている高齢女性・衛藤明子から自宅を売ってケアハウスに入居するという話を聞く。彼女の営業担当が桐山で、相場よりも安い金額で売りに出されていることに疑問を抱く。
建売住宅に興味を示した顧客が現れるが、永瀬の“正直”のせいで、なかなか商談は上手くいかない。そもそも6棟の建築プランには無理があり、下請けに出された予算ではパンフレットに書かれたような立派な家を建てることはではない。建築プランの見直しを下請け業者“秋川工務店”に持ち掛けるが、コスト削減に試行錯誤している秋川工務店はそれどころではない。
ミネルヴァ不動産にも同案件の情報が入る。花澤(倉科カナ)は登坂不動産の邪魔をするのかと何故かと鵤社長(高橋克典)に訊ねると「アイツを潰すため」だと言われる。
コスト削減のため秋川工務店の手伝いをしている永瀬のもとに花澤が現れ、自分もこの案件を担当することになったと言う。永瀬は秋川工務店の棟梁から建築プランの見直しを承諾されるが、発注元の竹鶴工務店はミネルヴァ不動産に案件を任せたいという様子。
さらに秋川工務店は今回の仕事がキャンセルされることを恐れて、永瀬のプラン変更を白紙に戻してしまう。建築プラン見直しの件を知るはずがない竹鶴工務店が秋川工務店に圧力をかけたことで、永瀬は桐山のスパイ活動を疑って、問い詰める。
月下は明子から、桐山が毎日欠かさず明子の散歩に付き合い、そして桐山の父が欠陥住宅の責任を押し付けられて自殺していたことを知る。土地が安値で売りに出されているのは、なるだけ早く買い手を見つけるためで、それ以外の条件も明子のためを考えて作られているものだと、永瀬が月下に保証する。
桐山は、竹鶴工務店の土地にケアシェアハウスを建てて「NPO団体」に丸ごと販売するというプランを考案し、永瀬に「正直営業」で竹鶴工務店を説得するよう迫る。2人は竹鶴工務店に乗り込み、桐山は秋川工務店に正当な施工代金を支払うことを求め、そうしなければ過去の違法を告発する用意があると告げ、「脅す気か」と憤る竹鶴工務店社長を永瀬が正論を畳かけて黙らせる。
土地は「NPO団体」に購入され、秋川工務店が施工する建築費込みで2億9000万という高額で売ることができた。桐山は、14年前に起こった欠陥マンション問題で、下請けの現場監督だった父が責任をとらされて自殺したことを打ち明ける。桐山は建設業界に就職しようとしたが叶わず、建設業に近い不動産業に就き、実績を作った後に起業し、父のように真面目な社員が報われる職場を作ろうと考えていた。
桐山がミネルヴァ不動産社長と会っていたのは、スパイをしていたからではなく、父の件で脅されていたからだった。自分のせいで登坂不動産の評判が落ちると考えた桐山は、登坂に退職届を提出し、今日限りで会社を辞めると告げる。
登坂は社員は全力で守ると約束するのだが、その言葉に感謝しつつも、桐山の意志は変わらなかった。桐山を追いかけた永瀬は「辞めたところで、ミネルヴァは悪評を流すのだから、辞める意味がない。お前と仕事がしたい」と引き留める。そんな永瀬に「やっぱり俺の知っている永瀬財地じゃない。でもみんながみんな、あなたのように変われないんですよ」と桐山は去って行った。
■次回:第7話 あらすじ
スパイ騒動は、ミネルヴァ不動産の仕業だった。営業成績の振るわない登坂の営業課長を金で引き込んでいたのだ。退職した課長に代わり、課長代理に抜擢された永瀬(山下智久)だったが、事務作業に追われる一方、ウソを連発していた過去の契約者からのクレームが次々と舞い込んでくる。そんな時、メインバンクの融資課・榎本美波(泉里香)が永瀬を訪ねてくる。美波はある定年夫婦の自宅売却に絡み、永瀬に協力を求めてきたのだが…。
NHK総合 ドラマ10「正直不動産」(全10話)は2022年4月5日(火)スタート。 毎週火曜 総合 よる10時~10時45分。原作:大谷アキラ(漫画)夏原武( 原案 )水野光博(脚本)/主題歌:小田和正「so far so good」/出演:山下智久 福原遥 市原隼人 泉里香 倉科カナ 大地真央 長谷川忍(シソンヌ) 伊藤あさひ 高橋克典 草刈正雄ほか
◇NHKドラマ10「正直不動産」nhk公式サイト
◇NHK「正直不動産」公式動画サイト
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