大正製薬「リポビタンD」の新”ファイト一発男”に友和・百恵次男の三浦貴大！CM動画公開スタート

4月1日から放送のケイン・コスギ（35）と三浦貴大（24）を起用した「リポビタンD」の新CMが、一足早くウェブで動画を公開している。同商品CMは「ファイト！」「一発！」の掛け声で広い世代に人気のあるシリーズとなっている。
勝野洋、宍戸開、渡辺裕之といった面々がCMで過酷なサバイバルをする中で絶叫し続けてきたが、今回その歴史ある「ファイト一発」男に新たな顔が加わった。今作で同商品CMが61作目となったベテランのケインの相方を務める三浦は、俳優の三浦友和と歌手の山口百恵の次男として注目される芸能界のサラブレッドだ。しかし、いくら親が有名というだけではこの名CMに参加は難しい。三浦は学生時代にライフセービングを行っていて、そうした素養があってこその起用となった。芸能界きってのマッスル超人であるケインも、「声が僕以上に大きくて体もできててラクでした」と絶賛する程の鍛えられた体の持ち主なのだ。
新コンビによるCM第一弾となる「桟道」篇は、断崖に渡された桟道が壊れて危うく落下寸前のケインを、見事なファイト一発で三浦が救うというものだ。毎回似たようなシチュエーションとはいえ、シリーズごとにグレードアップするロケーションは見るものをいつの時代もハラハラさせる。

大正製薬の看板商品でもある同商品には、「リポビタンD博物館」という特設サイトが用意されている。この商品についての様々な歴史が閲覧出来るようになっているが、中でも特筆すべきは「広告館」に並んだこれまでのCMたちだ。
公開されている中で一番古いものは、当時25歳の王貞治（69）を起用した1965年のモノクロ動画だ。1980年代の勝野洋の登場から現在の男性二人による掛け合いのスタイルが定番となってきたが、中でもスリルと迫力満点なのが1993年放送の渡辺裕之・西村和彦出演「つり橋」篇である。ロープの切れたつり橋を渡辺が繋ぎ止めて西村を先に渡し、力尽きそうな渡辺を西村が片腕で引き上げるという、ハリウッドアクション顔負けの大掛かりな展開にドキドキさせられる。こうしたCM集は、自分にとっての「リポD」の顔が誰なのかによって、世代別でも話が盛り上がりそうなライブラリである。

「リポビタンD」は、いつの時代も屈強な男たちによってパワーの源というイメージの栄養ドリンクとして知名度を上げてきたが、ケイン・三浦の新たなコンビに今後はどんなサバイバルが待ち受けているのか、早くも続きが期待される。新コンビ第二弾のCM「フォール・クライミング」篇は6月1日から公開予定。
「リポビタンD」の新CMは、ブランドサイトの「リポビタンSTASION」のTVCMで視聴出来る。


リポビタンSTASION　TVCM
リポビタンD博物館　広告館