井ノ原快彦「特捜9 Season5」ベテラン鑑識・伊東四朗が再登場!正当防衛の果ての事件とは?第10話ネタバレと第11話予告

2022年06月09日10時03分ドラマ
@テレビ朝日

直樹(井ノ原快彦)が若いころから世話になった鑑識(伊東四朗)が10年前に手掛けた事件には続きがあった!テレビ朝日 2022年6月15日(水)よる9時「特捜9 Season5」第11話を放送!予告動画は番組公式サイトで公開されている。

井ノ原快彦、羽田美智子、吹越満、田口浩正、山田裕貴、深川麻衣、中村梅雀の特捜メンバーが活躍する「特捜9 Season5」の第10話が2022年6月8日に放送された。



ゲスト出演した田牧そらは、NHK「有吉のお金発見 突撃!カネオくん」の日直アシスタント役で有吉弘行を微笑ませるような天真爛漫な笑顔を見せているが、今回「特捜9 Season5」の第10話では病気がちな母親を助け、幼い弟の面倒をみつつ、アルバイトをする心を閉ざした演技に臨んだ。多くの視聴者はカネオ君の時とのギャップに驚いたが、田牧そらは子役から演技経験10年以上になる「ベテラン」なのだ。

そんな田牧そら演じる久保美幸の家庭が巻き込まれた殺人事件だったが、結局のところ犯人は昔の暴走族仲間・木戸口だった。立ち直ろうとしている島田のことをなんとかもう一度仲間にいれようと思った末に口論となり階段から突き落としてしまった。

まだ、第10話では今まであまりスポットが当たらなかった高尾由真(深川麻衣)の過去がわかった。自身もヤングケアラーであったことから弱者に寄り添える警察官を目指したのだ。

6月15日に放送される第11話には、久しぶりに鑑識の猪狩哲治(伊東四朗)が登場する。猪狩が10年前に担当した事件は証拠の十分にそろい、犯人も最初は自供していたが、なんと裁判になると正当防衛を主張して認められた。正当防衛が認められた容疑者が10年後に殺され、その事件の容疑者として10年前に殺された被害者の父親があがってくる。直樹(井ノ原快彦)たちの捜査はどうなるか?

番組公式Twitterには、羽田美智子、中越典子、原沙知絵たちのおしゃれな私服オフショットが掲載されている。梅雨の中、おしゃれ夏服が目を引くつぶやきになっている。

■第10話ネタバレあらすじ
バーのオーナー・島田和樹が路上で頭から血を流して死んでいるのが発見される。何者かにビルから突き落とされた可能性が高い。そして、彼の掌には、意味ありげな傷ができていた。その傷は紙によってできた傷だった。犯人によってその紙が持ち出されたと思われた。

青柳靖(吹越満)と矢沢英明(田口浩正)が、第一発見者の管理人から、現場付近から制服姿の少女が飛び出してきて、バッジを落としたことを聞き出す。やがて、被害者のスマホに「桜子先生」からの着信があり青柳が電話に出る。

一方の浅輪直樹(井ノ原快彦)と高尾由真(深川麻衣)は、島田が週に二度営業していた子ども食堂に出向く。すると、なんとそこにはボランティアスタッフとして働く直樹の妻・倫子(中越典子)の姿があった。事件当日、島田は子ども食堂に姿をみせ、倫子が焼いたクッキーを一袋買って帰った。

スタッフたちに見せられたアルバムの中に、見覚えのあるバッジを付けた女子高生・久保美幸の写真を発見した。美幸は母親と幼い弟と三人で、良く来店していたそうだが、最近は毎日のようにバイトしている。母親は体調が悪く美幸を頼りにしている。どうやら美幸はヤングケアラーのようだ。

やがて、押収した証拠物からオーナー・岡本博子の指紋が検出される。国木田班長(中村梅雀)と小宮山志保(羽田美智子)が事情聴取すると、島田のバーに立ち退きを要求していたというのだ。島田と常連の木戸口(矢崎広)は対策のために子ども食堂を始めたようだ。国木田の調査で島田と木戸口は学生時代にぐれていて暴走族に入っていたことがわかる。桜子は当時の担任だった。岡本は立ち退きを進めるために、島田に脅迫状を出していたが、殺害は否定する。

店の防犯カメラには、美幸の母親である美奈子と島田がもめている姿が映っていた。二人は中学の同級生だった。

美幸が「夢なんてみたってしょうがない」と自分の境遇に絶望している様子がわかる。美幸は自分が島田を殺したと自首するが、その後は何も語らない。母親の美奈子は島田との関係を問われると「知らない」という。さらに頭痛によって倒れてしまった。生活保護を受ければ美幸たちの家庭は助かるのだが、父親に居場所を知られることを恐れてそれができないでいた。美奈子は新しい仕事を始めるといってでていった。

高尾由真(深川麻衣)は自分も高校生のころヤングケアラーだったことを話し、美幸の心を開く。美幸は家に母親を呼び出す手紙があり、そこへむかうと島田が死んでいたのだ。母親の罪をかぶって自首をした。その際、紙を持ち出したのだ。

一方、美奈子の新しい仕事はパパ活だ。桜子もやっていた。お金がもうかり、時間が自由になるからということで、口をきいていたのは島田のかつての仲間だった木戸口だ。すっかり更生している島田をみて、また、仲間に引き入れるために島田が好きな美奈子を陥れようとしたのだが、それをとがめられもめた末に殺してしまった。

美奈子は「脳脊髄液漏出症」の疑いがあることがわかり、生活保護を受けて生活を立て直すことにした。美幸は今まで通り学校に通えることになった。

■第11話あらすじ
猪狩哲治(伊東四朗)が講師を務める鑑識活動の講習会に小宮山志保(羽田美智子)たちが参加していた。講習の内容は、10年前、猪狩が実際に現場鑑識に入った事件だ。被疑者に突き飛ばされた被害者は死亡し、犯行を示す証拠は十分に採取されており、取り調べの当初は被疑者も殺害を認めていたが、裁判所が出した判決はなんと無罪の事件だ。

その時、直樹(井ノ原快彦)から事件の連絡が入る。背中から血を流し絶命している被害者・香野裕哉がマンションで発見された。凶器はプロが使用する刃渡りの短い包丁、背中の刺し傷以外、争った形跡は見つからなかったので、犯人は香野と面識があった可能性が高い。

やがて、直樹の捜査で、香野は10年前、殺人事件を起こしたが、正当防衛が認められ無罪になっていたことが発覚すると、志保は猪狩に話を聞きに行くのだった。

青柳靖(吹越満)、矢沢英明(田口浩正)、そして国木田班長(中村梅雀)は、飲食店を営む、当時の被害者の父親・剛田浩司に注目する。やがて、三ツ矢翔平(向井康二)が香野のスマートフォンを解析すると、最近、頻繁に連絡を取っていたフリーの事件記者の存在が明らかになるのだった。

テレビ朝日 2022年4月6日スタート。毎週水曜日よる9時放送、「特捜9 Season5」。出演:井ノ原快彦、羽田美智子、向井康二(Snow Man)、深川麻衣、吹越満、田口浩正、山田裕貴、中越典子、原沙知絵、中村梅雀ほか。番組公式Twitterアカウントは「@5drama9tokusou」。PR動画は番組公式サイトで視聴できる。

テレビ朝日「特捜9 Season5」番組公式サイト

【2022年春ドラマ一覧】【関連記事・各話のあらすじ】