NHK「七日の王妃」第15話あらすじと見どころ:幸せなひとときの後に突き付けられてた究極の選択

2022年07月16日09時25分ドラマ
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韓国ドラマ「七日の王妃」(全20話)はパク・ミニョン×ヨン・ウジン×イ・ドンゴンの切ないラブ史劇!NHKBSプレミアムにて次週7日17日(日曜午後9時から)放送の第15話のネタバレあらすじと見どころ、豆知識を紹介、番組公式サイトに予告動画とヨン・ウジンのコメント動画が公開している。
[ステレオ2か国語(主:日本語吹き替え/副:韓国語)| 字幕放送有り]

※8月28日からは中国ドラマ「上陽賦 運命の王妃」を放送⇒放送情報(6/18)



「七日の王妃」は、2人の王に愛されながら、わずか七日でその座を追われた王妃の愛と涙の物語。【「七日の王妃」を2倍楽しむ】には、時代背景や実在の人物紹介、ドラマの見どころ、インタビューなどをまとめて紹介しているので視聴の参考にどうぞ。

■キャスト
チェギョン役:パク・ミニョン/声:ブリドカット セーラ 恵美
 子役:パク・シウン
イ・ヨク/普城大君(チンソンテグン)役:ヨン・ウジン/声:西健亮
 子役:ペク・スンファン
イ・ユン/燕山君(ヨンサングン)役:イ・ドンゴン/声:高橋英則
 子役:アン・ドンギュ
ソノ役:チャンソン[2PM]/声:岩中睦樹
 子役:チェ・ミニョン
 他

■第15話「幸せなひととき」
ヨクを殺してもチェギョンとの仲を引き裂くことはできないと悟った燕山君、王ユンは大暴れした後、部屋にこもりきって酒浸りになる。大妃は思いもよらないヨクの決断に激怒するが、ヨクはいつの間にか兄と同じ人間になっていた自分に王になる資格はないと言い捨て王宮を後にする。

大妃から計画の失敗を聞いたミョンヘは、女一人のために王になろうとしたヨクに呆れ、決してこのままでは終わらせないと決意を固める。

密旨が破かれたことで忌まわしいチェギョンの運命を終わったと喜ぶ妻に、まだ王が二人の田舎行きを許すかどうかわからないと不安を口にするシン・スグン。何より王がチェギョンを女として心を寄せていることを打ち明ける。妻は急いで二人を田舎に行かせてほしいと縋る。

酔った王ユンは大妃の部屋を訪ねて、見事に息子に裏切られたと嫌味を言う。そしてヨクを呼んで王座を譲り、自分はチェギョンの夫になり、シン・スグンの婿になり、大妃の息子になって生きていくと。遅すぎたと答える大妃の膝を枕に眠るユン。そんなユンに、来世では私の娘として生まれれば、髪も結って愛してやるとささやき、王妃を呼んで王を寝殿に運ばせる。

一方、ヨクとチェギョンは夢だった平穏な田舎暮らしを控え、初めて出会った酒幕(宿)で幸せな時間を過ごる。チェギョンへの溢れる愛の言葉を口にするヨクは、渡せなかった思い出の贈り物を渡し二人は初夜を迎える。

その頃、悪夢にうなされ眠れる夜を酒で紛らわすユンの前に先王の幻が現れユンの暴政を詰る。錯乱状態のユンは刀で幻を刺すが、王の刀を受けたのはお付きの内官だった…。

幸せな朝を迎えたヨクとチェギョン。ウロンガクシの仲間たちに昨夜の顛末の報告に行くというヨクを見送ったチェギョンは、役立たずの使用人たちを追い出し、乳母に無事な姿を見せる。そこに副総官の姪としてミョンヘがやってくる。かつて卑しい人生が嫌で過酷な人生を選んだと言ったミョンヘに、この度のミョンヘの行動は卑しいものだったと諭すチェギョン。ミョンヘはその行動がヨクのためだと言い、チェギョンにヨクのためにどこまでできるか、自分を捨てることができるか、少なくともヨクを思う心は自分の方が強いと言い返して立ち去る。

大妃に呼ばれたシン・スグンは、チェギョンの元に密旨があったことを知らなかったと言い、密旨に関してはヨクが処理したので、その後のことを相談しようとする。ところが大妃は、王ユンのチェギョンへの思い入れは相当のものだが、知っていたかと確認する。素知らぬそぶりをするシン・スグンだが、不安は膨らむばかり。

質店でヨクを迎えたグァンスとソッキは、何の相談もしなかったヨクに怒りをぶつけ、ヨクを王にするために命を懸けた仲間たちをどうするのかと責める。跪いて謝罪するヨクは、この決断で初めて幸せを感じ、チェギョンに全てを打ち明けてやっと生きた心地がすると本心を吐露する。どんな大義や信念よりも、兄への復讐心で王座を得ようとしてたと気づき、もう一度兄を信じたくなったと話す。ソノはヨクの気持ちは理解できるが、従うことはできない。ヨクにとっては王は実兄で信じたい存在でも、自分たちにとっては家族を殺し、民を苦しめた無能の王に過ぎない。そんな王を牽制すべく今後もウロンガクシの活動を続けると決意を口にする。そしてヨクがここにいれば、自分たちにも危険が迫るからここを離れてくれと告げる。

そんな中、パク・ウォンジョンとミョンヘはシン・スグンがウロンガクシに変装して質店の秘密を知ったが、ヨクが逃がしたと報告を受ける。そこで大妃と新たな計画を進めることに。ウロンガクシの根拠地を報告しなかったという事実で、王とシン・スグンを仲たがいさせようというのだ。王は間違いなくシン・スグンに危害を加え、ヨクは愛するチェギョンの父を守るために動くはず。

パク・ウォンジョンはさっそくイム・サホンにシン・スグンの秘密を教え、イム・サホンから王ユンの耳にも入る。ユンは臣下たちの前で無意味な殺傷を繰り返し、たまりかねたシン・スグンが止めようとするが、ユンは聞き入れない。そしてシン・スグンに矢を向け、逆心がないならウロンガクシの首長がヨクだと明かせと命じる。たとえヨクが首長であっても密旨は無くなり田舎に行き、残されたウロンガクシは力も名分もない存在だと訴えるシン・スグンに、だからこそ捕えて殺すのだと命じる。シン・スグンは従うしかなかった。

その頃、田舎に行く準備を嬉々とするチェギョンは王ユンに呼ばれて王宮へ。都を離れて暮らすことを許してくれたと喜ぶチェギョンだが、ユンはチェギョンを手放す気はなかった。都を離れることを許可する教旨をを渡しなあ裸、父とヨクのどちらを選ぶかの究極の選択を突きつける。王が命じた婚姻だと訴えるチェギョンに、だから今からでも正さねばならないというユン。

一方、パク・ウォンジョンは王とイム・サホンが血眼になって探すウロンガクシは、しっぽ切りをさせて解散させると決断する。そこでミョンヘは質店に捜査の手が入る前に、大妃が呼んでいるとヨクを王宮へ案内する。シン・スグンはウロンガクシ掃討隊を率いながらもごまかそうとするが、イム・サホンに既にウロンガクシの根拠地に潜入していたことを知られており、娘か婿の究極の選択を突き付けられる。

ミョンヘの異変に気づいたヨクは質店に戻ろうとするが、質店ではソノが謀反の証拠となる文書を見つけていた。それはミョンヘが仕組んだソノたちをしっぽ切りにするために仕組んだ罠だった。ヨクが駆け戻ったときすでに掃討隊が質店を取り囲んでいた。ソノたちを逃がしたヨクが証拠の文書を燃やしているとシン・スグンが質店に押し入る、ヨクに刀を向けながらも、早くここから逃げ出し、チェギョンを連れて逃げろと義父としてヨクに命じる。その様子を目撃したイム・サホンは焼け残った謀反の証拠を手にする。逃げ出したヨクは、ソノたちに山のアジトに出向いてみんなを解散させるよう命じる。

イム・サホンが捕縛された父シン・スグンを連行してきたのを見て驚愕するチェギョン。イム・サホンはウロンガクシが反逆集団だという証拠の文書を王に差し出し…。

■見どころ
今回は王ユンの刀がヨクに突き付けられるハラハラドキドキから、愛するチェギョンのために王座どころか命まで投げ捨てる覚悟のヨクとチェギョンとのラブラブぶり、そしてラストはチェギョンとシン・スグンがそれぞれ究極の選択を突き付けられるという驚きの展開となった。

シリアスな展開が続く中、思い出の酒幕でやっと結ばれたヨクとチェギョン。つかの間の幸せなひと時でチェギョンが見つけた、ヨクからの贈り物は、6話の質店でチェギョンがヨクに投げつけたもの。だがその中に、チェギョンはもう一つの素敵なプレゼントを見つける。それが明らかになるのはこの回の後半。この後もつらい展開が続くので、酒幕でのラブラブぶりを目に焼き付けておこう。

NHK「七日の王妃」番組公式サイト
 2022年4月10日スタート 日21:00~22:00

kandoratop【作品詳細】【「七日の王妃」を2倍楽しむ】