杏×坂口健太郎「競争の番人」悪の権化のような雲海(山本耕史)に鉄槌を下した!第3話ネタバレと第4話予告

2022年07月26日10時07分ドラマ
@フジテレビ

フジテレビ・月9「競争の番人」の第3話が7月25日に放送され、白熊(杏)と小勝負(坂口健太郎)がついに雲海(山本耕史)を追い込んだ!8月1日(月)よる9時から第4話を放送され、白熊が警察を追いやられることになった発端の事件と関わりがある会社を調べることになる。予告動画が番組公式サイトで公開されている。



新川帆立原作の「競争の番人」の第3話は7月25日に放送された。第1話、第2話、第3話の連続で公取が追い続けた悪の権化ともいえるような『ホテル天沢』の天沢雲海(山本耕史)をついに追い詰めることができた。第1話から山本耕史が「タピオカジュース」を飲むシーンが多数あったため、「それほどタピオカが好きなのか?」などと話題になっていたが、最後の最後に、潰れたタピオカ店の再建をしていたことがわかる。さらにまずいと思いながらも自分が助けた店なのでと、まずいジュースを飲み続けていたことも分かった。

3話を通して、次々を雲海の悪事がばらされたが、ドラマでは原作よりもパワーアップして悪事を働かせている。安藤(勝矢)を殺すために高校生が犯罪に走るように仕向けたり、さらに病室に毒入りのどら焼きをもってゆくなど、原作ではなかった「刑事事件的」な犯罪もドラマには追加された。この悪の権化ともいえる雲海を演じたのは山本耕史だが、その悪っぷりには称賛の声があがっている。

そして、8月1日に放送される第4話からは新章に突入する。白熊(杏)が公取に飛ばされた原因となった事件に関連している人物・柴野竜平(岡田義徳)が下請けいじめをしている世界的な電機メーカー「アレス電機」の役員なのだ。現在、その捜査は中断されている。さらに検察が調べようとしても阻止される。柴野はいったい何者なのか?白熊は反撃することができるのか?

下請けとしていじめられていると思われる会社の社長役で吉沢悠もゲスト出演する。実は、岡田義徳と吉沢悠はプライベートでも仲が良く、岡田は「撮影現場でも安心といいますか、息の合った芝居ができるので、楽しい撮影の時間を過ごすことができました」とコメントしている。

■第3話ネタバレあらすじ
ダイロクメンバーは、『ホテル天沢』の元ホテル長、長澤俊哉(濱津隆之)の協力を得て、天沢雲海(山本耕史)の留守を狙い納入業者イジメの調査に入る。しかし、雲海が戻り、カルテルの調査はできなかった。そんな中、長澤にカルテルの資料の保管場所が分かったと言われ小勝負(坂口健太郎)と白熊(杏)は、倉庫に案内され、監禁されてしまう。雲海の罠だった。二人が不法侵入したとするのだと小勝負は予想した。

白熊は弱そうな壁を見つけ、壁を蹴って穴を空けることに成功したが、そこはトイレや給湯室があるだけで外に通じてはいなかった。そんな中、小勝負は書類の中に過去の宿泊台帳と顧客カードを見つける。そこには、ウエディングカルテルだけでなく、過去に摘発されたカルテルの当事者たちが同じ部屋を利用した記録があった。建設会社の談合で自ら命を絶った、豊島浩平(長谷川朝晴)の名もある。

翌朝、小勝負と白熊は警備員に発見された。雲海はワイドショーに出演して公取の違法調査だと息巻く。そんな時、石田正樹(武田航平)と七瀬(野村麻純)は天沢グループから抜ける決意を固め、小勝負たちにカルテルの話合いをする日を教える。雲海たちは納入業者を使って打ち合わせの日を連絡し合っていたのだ。ダイロクは決定的なカルテルの証拠をつかもうと動き出す。

密会の日、カルテルに加わっていた政岡一郎(春海四方)がにこやかに桃園(小池栄子)に挨拶する。不思議に思っている白熊だが、すでに桃園は政岡を落としていたのだ。政岡の携帯の録音機能をオンにして会話を録音してもらう。そして政岡が部屋に入ると、盗聴器を探す機械の音がし始め、盗聴器がある場合の音がなる。政岡が使っているスマホはそれには反応しないはずなのにとダイロクメンバーが思っていると、なんと盗聴器が見つかる。それは、今、入院している安藤(勝矢)が置いていて、他の人の密会の会話で脅していたというのだ。政岡が「我々のカルテルの会話も?」と聞くと、雲海は認めた。決定的証拠をつかんだと喜ぶダイロクだった。

意識が戻った安藤のもとに小勝負と白熊は出向く。安藤は盗聴のことなど知らないといい、見舞いの品のどら焼きをもたせて二人を追い返す。帰ろうとしたところ、安藤の部屋に入ろうとする黒いフードをかぶった若い女性を見つけた。白熊が声をかけると豊島の娘の高校生・美月(服部樹咲)だった。美月が安藤を刺したのだ。自首する前に安藤に謝るためにやって来たと話す。自殺したのは安藤に脅されていたからだと、雲海に教えられたのだ。白熊たちは雲海が安藤を処分するのに美月をたきつけたのではと考える。

部屋にもどってからどら焼きを一口食べた白熊は倒れてしまう。実は毒が入っていた。そのどら焼きは雲海が持ち込んだものだ。

白熊が退院して公取に戻ると、全職員が一同に会していた。本庄(寺島しのぶ)が訴え、今まで闇に隠れていたカルテルもすべて調べることになった。宿泊台帳は小勝負がすべて暗記していたのだ。自分が殺されそうになったことをしった安藤がデータを提供した。六角(加藤清史郎)の調べで別のカルテルをやっていた化学会社の社員からの情報で、毒を雲海に提供したことがわかった。すべてをひっさげて、雲海の元へ向かった。

雲海は観念するかと思ったが、カルテルで稼いだ金は慈善団体に寄付したり、潰れたタピオカ店の立て直しに使ったという。あくまで公取に強気だったが、県警も逮捕状をもってきた。最後のあがきで白熊を人質に取ろうとしたが、警察で鍛えらえていた白熊があっさりと雲海を倒した。

美月は保護観察となった。長澤は雲海に頼まれて二人を監禁した際、せめてもと思い、宿泊台帳を置いておいたのだ。一件落着したが、すぐに次の仕事が待っていた。世界的電機メーカーの優越的地位の濫用、いわゆる下請けいじめの調査だ。その会社の役員名簿を見て白熊は驚いた。自分が追っていた殺人事件の容疑者・柴野竜平(岡田義徳)がその中に居た。


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■第4話あらすじ
小勝負勉(坂口健太郎)、白熊楓(杏)たちは新たに世界的な電機メーカー「アレス電機」の優越的地位の濫用、いわゆる下請けいじめを調べることになった。

「アレス電機」の役員の中に白熊が強盗殺人事件の捜査中に現場で取り逃がした柴野竜平(岡田義徳)がいることに気が付いた。しかし、警察は強盗殺人事件の捜査を中止していた。白熊は今度こそ柴野を捕まえることが出来るかもと意気込むが、今は公取委の身なので捜査は出来ない。本庄(寺島しのぶ)は、柴野は下請けいじめの中心人物と目されているが、強盗殺人という重大事件に関わっている可能性があると分かった以上、公取委での調査は出来ないと言う。

緑川瑛子(大西礼芳)が白熊の情報を警察に伝えるが警察は動かず、検察も上層部に止められた。桃園千代子(小池栄子)は六角洸介(加藤清史郎)に、父親の敦夫(羽場裕一)に聞いてみてと軽口を叩く。敦夫は検察庁の幹部なのだ。ともかく、本庄は、警察も検察も捜査していないならと、「アレス電機」の優越的地位の濫用についての調査開始を告げる。

小勝負と白熊が調べると、下請けのほとんどは口を濁す。ただ、小勝負は『丸川製作所』の丸川俊春社長(吉沢悠)だけは困ったことはないと断言したことに違和感を覚える。

フジテレビ7月11日スタート、月9「競争の番人」。出演:杏、坂口健太郎、寺島しのぶ、小池栄子、大倉孝二、加藤清史郎ほか。番組公式Twitterアカウントは「@kyoso_fujitv」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

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