「還魂」第15話あらすじと見どころ:「死ぬほど坊ちゃまを好きでい続けろ!」イ・ジェウクの台詞にSNS大騒ぎ!
tvNでは8月13日&14日の放送は休止し、スペシャル番組を準備中!イ・ジェウクとチョン・ソミン主演の韓国tvNの新土日ドラマ「還魂」(全20話)8月6日放送され、Netflixでも独占配信された15話のネタバレあらすじと見どころを紹介しよう。
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「還魂」は、水を操る術で栄え、歴史にも地図にも存在しない大湖(テホ)国を舞台に、魂を変える“還魂術”によって運命がねじれた主人公たちがこれを乗り越え、成長していくファンタジーロマンスドラマだ。⇒【各話のネタバレあらすじと見どころ】
■キャスト
チャン・ウク役:イ・ジェウク
ムドク(ナクス)役:チョン・ソミン(コ・ユンジョン)
ソ・ユル役:ファン・ミンヒョン(NU’EST)
パク・ダング役:ユ・インス
パク・ジン役:ユ・ジュンサン
キム・ドジュ役:オ・ナラ
チン・ム役:チョ・ジェユン
チン・ホギョン役:パク・ウネ
世子コ・ウォン役:シン・スンホ
ほか
■第15話あらすじ
麻衣導師イ先生が若々しいのはホ・ヨムの早とちりが原因だった。イ先生は100日間の面壁修練の終了日に、ついに換水の域まで達し、体から魂を抜いていた。そこにやってきた弟子ホ・ヨムがイ先生が座死していると勘違いし火葬してしまった。行き倒れた少年の体に還魂していたイ先生は、仕方なく少年の体にとどまり、本来軽く100歳を超えているが、見た目アラサーかアラフォーでいるのだった。
※面壁修練:壁に向かって座禅を組むこと。中国禅宗の始祖・菩提達磨は少林寺で面壁九年の座禅をしたといわれる。
客桟。ソイを探していたごろつきたちがチン・ムの手下ヨムスに殺害される。これでソイの目が見える者はいなくなったはずだが、帰り際にサリ村からムドクを連れてきた仲介人がソイに声をかけてしまった。ソイは二度と会うことはないと言うが、ヨムスはその男も殺害。他にはいないと答えながらもソイは、ムドクをどうしようかと考え、反対側を歩くムドクに気づかず客桟を後にする。
客桟でチョヨンを見かけたムドクは声をかける。魔術団の公演チケットを買いに来たチョヨムは、ここで会ったことを内緒にしてと頼む。チョヨンはその直後にパク・ジンも見かけ隠れる。仲介人の部屋に入ったムドクは男が殺されているのに驚く。続いて部屋に入ったパク・ジンが、ムドクが殺したのかと刀を突き付ける。否定するムドクの言葉を終わる前に悲鳴が聞こえ、パク・ジンたちは他の部屋でも数人の男たちが殺されているのを目撃する。主から男たちが仲介人に因縁をつけていたごろつきで、サリ村から来た詐欺師の女を探していたと聞く。
その場から逃げたムドクは詐欺女がソイかもしれないと考え、チソル楼へ。だがソイと会った門番2人は欠勤していた。その頃2人はソイとヨムスの前にいた。逃げた一人をヨムスが追いかける隙にもう一人からムドクがチャン家の下働きをしていると聞きだしたソイは、やはりムドクは目が見えていたのかと合点する。ヨムスが2人を殺した後、ソイはムドクが自分の顔を覚えているか確かめにチェ家へ向かう。
チェ家にはパク・ジンが来ていた。ドジュに事件を説明し、被害者はムドクの過去を知るために呼んだ男と、人捜しをしていたごろつきたちで、捜していたのがムドクかもしれないと話す。ムドクの無実を信じるドジュに、疑いを晴らさずに逃げたことから、バレてはいけない秘密をムドクが抱えているようだと話すパク・ジン。その頃ムドクは門番たちの家に行くが、すでに2人は殺されていた。
王宮。換水の域まで達して若い体を持つイ先生に敬服する王は、改めて還魂術を可能にする氷の石をみんなが欲しがるわけだと感じいる。だからこそ争いの種となる術が禁じられたのだと説明するイ先生は、ひと目で還魂人を見抜くことはできないが、バレるかもしれない、石化するかもしれないという怖れで暴きだすことができると話す。王から犬を献上する許可をもらったイ先生は、ウクに無事に連れてこれたら褒美をやるからと、犬を連れてくるよう頼む。
イ先生の心中を考えあぐねるウクは、迎えに言った犬があのむく犬だと知り驚く。一方、ウクが連れてくるのが鬼狗を宿らせた犬だと知り慌てる王妃は、王室と松林との親睦の場に妖物を入れようとしたとイ先生に憤怒。イ先生は、妖物は犬の中にいるので還魂人を襲ったりはしないと保証しながらも、吠えて還魂人を教えてくれると王妃を揺さぶる。
※鬼狗(きく):7話でイ先生が鎮妖院から連れ出した鬼狗を“氷の石”でむく犬に宿らせたと、ホ・ヨムがパク・ジンに説明。
外では犬が女官を見てうなり声を上げ、ウクは王宮内に還魂人が潜入していると確信する。吠声は王の耳にも届き、王妃は王を不安がらせたと、イ先生に妖物を連れて帰れと迫り、王宮は天附官が守るからと追い返そうとする。外ではウクが天附官の術士たちに取り囲まれ、犬を守るために大勢の術士たちと戦っていた。
駆けつけたチン・ムも騒ぎ出し、イ先生が術で黙らせる。王の制止でウクも争いをやめる。騒ぎを起こしたことを謝罪するイ先生は、氷の石が世に出ればこの程度の争いでは済まないことを気づかせ、氷の石で還魂術が使える追魂香を誰かが再び作っていると警告する。氷の石のありかを聞く王に、刺客ナクスを送り松林の術士を還魂人にした者だと答えるイ先生。一方、チン・ムは200年前の争乱の後、ソ先生が氷の石を消さずに松林に残していたと、松林の責任を印象付ける。するとイ先生は、氷の石がまた世に出たので、世の均衡を保つためにソ先生のような帝王星の下に生まれた者が現れるだろうと予言。その者は、まだ力が弱いので、周りの7つの星が姿を現さないだろうが、天地の道理に反し世を混乱に陥れる巨大な力を抑えてくれるだろうと。そして王がその者を警戒しないように、「ソ先生は帝王星の下に生まれたが王にはなっていない」ことも念押しし、王様があまり不安になる必要はない告げて、退室する。
宮庭に出たユルは、ムドクの正体がバレたとき、ウクがどうするつもりなのか気をもむ。一方、中途半端に終わったことに文句を言うウクに、王前で騒ぎを起こせば王室と松林は敵対することになると、説明する。空模様が怪しくなり、イ先生たちは世子の部屋へ案内される。
世子も王宮内に還魂人が出ないかと警戒していた。そして還魂人を作って殺したナクスが、多くの命を奪った女の刺客で、ナクスが還魂して生きているという噂をイ先生に話す。ダングが還魂したのが体格のいい男だと説明すると、イ先生はか弱い女かもしれないとウクに視線を送り、それなら消す必要もないと続ける。ユルは、ナクスは刺客だったが一般人を決して傷つけず、ナクスに助けてもらおうとナクスらしき者がつけていた青い布を人々は買い求めたと伝える。民の怖れを愚かだと決めつける世子にウクは、ナクスを操っていた権力者が黒幕だと知って怖れているのだと説明し、それを愚かだと言うのは怠慢だと世子を非難。世子はそんなウクを傲慢だと言い返す。世子と二人になったイ先生は、良識ある世子に安心したと告げ、王宮にあるナクスの剣を預けてほしいと頼む。
雨の中、ムドクがチェ家に戻ってくる。ムドクとウクが重大な秘密を共有していると察したドジュは、資金をやるから遠くに逃げるよう頼む。だがムドクは絶対にウクから離れないと言い、自分が犯人を見つけるから、まず無実の証明のために鎮妖院に連れて行ってほしいと頼む。門を出たムドクは目の見えない娘に声を掛けられる。道を教えてやり、出てきたドジュと鎮妖院へ向かう。娘はソイ。目が見えるようになっていたムドクが自分の顔を覚えていないことを確認する。
鎮妖院でムドクはチョヨンに無実の証人になってほしいと頼むが断られ、ブヨンの部屋に待てと言われる。部屋でブヨンの似顔絵を見たムドクは、傍の眼帯用の布を手にした瞬間めまいを覚え、その布で目を覆う。そこにチン・ホギョンが入ってきてムドクに驚く。気を取り直したホギョンは、勝手にブヨンの物に触れたムドクを平手打ちして追い出す。帰路、ドジュからあの部屋が10年前に溺死した長女の部屋で、ホギョンは今も長女が戻ってくるのを待っているのだと聞く。長女も本当のムドク同様に目が見えなかったと知るムドク。その後ムドクは松林に連行され、ウクも密室に連行される。
天附官の秘密の部屋。チン・ムがチョヨンの血を吸った血の虫をソイの体に入れる。これでソイはチン家と同じ血が流れ、鎮妖院の門を開けることができる。だが、チン・ムが邪気を注がなければ血虫はソイを食い殺してしまう。ソイは永遠にチン・ムから逃れられない。
事件のことを聞いたユルは遺体を確認する。刺客による犯行だから、ムドクが犯人の可能性はないというサンオ。だが、ムドクがナクスだと知るユルは、冷静に可能性もあると考える。遺体のひとりの入れ墨をみて以前に目の見えない娘を助けたときのならず者だと気づく。
ダングに説得されたチョヨンがパク・ジンにムドクの無実の証言する。そしてチソル楼にムドクを探しに来た娘と、仲介人がムドクに気をつけろと忠告したソイ、ごろつきたちからユルが助けた娘が同一人物の可能性、仲介人、ごろつき、門番、被害者全員がソイとつながることから、ムドクの無実は証明された。パク・ジンも元々ムドクが人を殺すとは思っていなかった。
パク・ジンはムドクの秘密を聞き出すために策を講じる。ウクとムドクから別々に秘密聞き出し、同じ答えでなかった時にはウクは密室に閉じ込め、ムドクは死ぬと脅す。だが2人はそれに気づき、ムドクが還魂人だと気づいていないことも見抜く。「互いに間違わずに、重要だが打ち明けても死なないですむ秘密」として導き出した答えは…。
釈放され橋の上で再会した2人はお互い“鳥の卵”を見せて「好きだ」と答えたと確信。ところが「死にたくなくて死ぬほど好きだと答えた」というムドクに、自分はそこまで言わなかったのでこれから頑張るとウク。たかが恋情に命を懸ける必要はないと付け足すムドクに、ウクは以前ムドクが言った「弟子が死を覚悟するときは、師匠も死ぬ覚悟をする」という言葉を持ち出し、「俺は命がけでお前を思う。だからお前も告白通り死ぬほど坊ちゃまを好きでい続けろ」と命じる。
■見どころ
15話はイ先生が王妃&チン・ムへの宣戦布告と同時に、帝王星の下に生まれた者が、王位を奪う者ではなく世を混乱させる者を抑える者だと王に印象付けた。冒頭ではイ先生の若さの秘密も明らかに。またユノクのウクへ加速する恋心や、イ先生が還魂人を見分けられると知ったユルの焦りなども見え隠れした。またチン・ウタクがブヨンの実父でないことも判明。
そんな中、一番の見どころはラスト、ウクの弟子からの男に急変の台詞!SNSには次回の配信が待ちきれないファンの声があふれている。
全20話予定で描かれるこの夏期待のスペクタクル作品「還魂」はtvNで6月18日(土)からスタートし、毎週土日の夜9時15分から放送、Netflixでも独占配信中だ。
◇Netflix
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◇tvN「환혼」公式ページ
【作品詳細】【「還魂」を2倍楽しむ】