NHK朝ドラ「ちむどんどん」にいに・賢秀(竜星涼)が改心?やっと春がやってきた!第22週ネタバレと第23週予告

2022年09月09日08時34分ドラマ
@NHK

暢子(黒島結菜)の店のピンチは賢秀(竜星涼)が働く猪野養豚の豚肉が助ける!にいにもやっと一人前?NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」第23週「にんじんしりしりーは突然に」(9月12日~9月16日)のあらすじと見どころをご紹介!予告動画は番組公式サイトで公開されている。

9月5日から放送された第22週は、暢子(黒島結菜)が出店した沖縄料理の店「ちむどんどん」はいったん休業するレベルまで追い込まれた。開店当初は友人、知人、珍しい店に来る人がいて、さらに、「ちむどんどん」の場合は雑誌にも取り上げられたので大勢の客がいた。しかし、3か月でここまでの事態に追い込まれてしまった。和彦(宮沢氷魚)の母親・重子(鈴木保奈美)や家政婦がいっていたようになにかが違う。もともと暢子が作っていた沖縄の味を東京の人にあうように改良しすぎたのか?暢子と和彦が意見を求めた二ツ橋(高嶋政伸)の「飲食店は水商売」という言葉が重い。暢子にヒントをくれたのは、母・優子(仲間由紀恵)が作ってきてくれた素朴なやんばる料理だった。



矢作(井之脇海)の変化も注目となった。ちむどんどんで給料をもらえないことになったが、店の再建のために残ってメニュー開発に尽力することになる。信用金庫の人にあうのに、40万という大金をカウンターに忘れてゆく暢子も暢子だが、すぐに「矢作が盗った」と智(前田公輝)は決めつける。暢子は矢作を信じている。暢子の信じたように矢作はカウンターにあるままでは物騒なので、レジに入れておいてくれたのだ。以前、フォンターナの権利証を持ち出したりしたこともあった矢作だが、暢子が自分を信じてくれたことの恩を返すために、しばらくは給料が遅配されても店に残り、立て直しに協力してくれることになった。

7日に放送された回で、寛大(中原丈雄)が話した「ハワイの豚」の話が評判となった。ハワイでは沖縄からの移民が養豚産業に多く従事していた。戦後、豚の数が著しく減ってしまった故郷の食料事情を心配して、有志が本土から500頭の豚を買い付け、船で沖縄まで送り届けたというのだ。そんなことがあり、いまでも沖縄では豚肉をありがたく食べているという話だった。

9月12日から放送される第23週は、賢秀と清恵(佐津川愛美)の二人がやっと進展する。お互いを思っているのに、つい強い言葉を応酬させてしまっていたが、清恵の家出を経て、やっと賢秀も清恵への思いに素直になりやっと想いを告白できる。さらに、暢子の店で困っている「豚肉」についても、にいにたちが勤める猪野養豚の豚肉の肉を使えるようになり、店の再開にこぎつける。さて、店は再び繁盛するのか?

「ちむどんどん」の撮影は8月31日に終了している。9月9日の「あさイチ」にゲスト出演した黒島結菜は「一年間通ったNHKに行かない朝に少しづつ慣れてきた」と話している。

【第22週(2022/9/5-9/9)ネタバレあらすじ】
暢子(黒島結菜)の沖縄料理店『ちむどんどん』がオープンして3か月。開店当初は顔なじみが押しかけて大盛況だったが、その後は客が減る一方になってしまった。なんとか客を呼び込もうと、暢子はチラシを配るが効果は薄い。二ツ橋(髙嶋政伸)や信用金庫の人に相談するもどちらも「経費削減」を提案する。しかし、頼れる料理人である矢作(井之脇海)を解雇して給料の安い料理人を雇うことは考えられない。さらに、豚肉の仕入れ値が高いことも指摘を受けるが、沖縄料理用に加工してくれる卸業者は東京にはないと暢子は突っぱね、策がなくなってしまう。

その頃、賢秀(竜星涼)が働く千葉の養豚場には、清恵(佐津川愛美)の過去を知る涌井(田邊和也)が現れ、清恵の秘密が暴かれる。清恵は涌井と結婚していた。幸せな結婚とはいえず、涌井はひものような男だった。寛大(中原丈雄)が必死の思いで清恵を救い出し、なんとか離婚にこぎつけたのだ。しかし、涌井はまだ清恵から金がとれると思って養豚場まで訪ねてきたのだ。そのことを全く知らなかった賢秀は清恵にきついことを言ってしまい、二人は言い合いになってしまい、互いに「出ていけ」と。賢秀は養豚場を去ることを決意し、寛大に別れを告げるが、清恵が一歩先に家をでてしまっていた。賢秀と寛大は清恵を探しに上京することになった。そのころ、清恵は姿を変えて水商売で働いていた。

「このままだと矢作さんへの給料が支払えない」と暢子は焦り、頭を抱える。そんなとき重子(鈴木保奈美)が「ちむどんどん」を訪れて、お腹の子供のためにとプレゼントをくれる。さらに「休む」ことの大切さを説いた。

暢子は、和彦(宮沢氷魚)と相談し、思うように客が入らない店を一旦休み、矢作(井之脇海)とともに店の味やメニューを見直すことにした。和彦は二ツ橋や田良島(山中崇)とともに、丁度海外より帰国したフォンターナのオーナー・房子(原田美枝子)から暢子へ何か助言をしてほしいと考え、食事会を企画する。食事会には矢作も参加した。矢作のことをよく思っていない昔からの料理人やフロア担当からは厳しい視線を向けられてしまう。

食事が始まると、なんとそこに賢秀と寛大がやってきた。清恵がもう一度来ていないかを聞きたかったからだ。賢秀は養豚場で働いていることを隠すために、寛大に「投資会社の社長」と言ってほしいという。寛大はなんとか話しをあわせようとするが、食事で豚肉が出てきた際、「海を渡ってきた豚」の話を始めた。戦後、ハワイ移民が食糧難の沖縄のために豚を船で運んだ話だ。和彦はメモをとり熱心に聞く。賢秀は話が終わると「養豚場で働いている身として涙なしには聞けない」とつい話してしまった。

暢子は信用金庫に返すお金をカウンターに置いたまま、和彦と出かけてしまった。歌子も買い物にいき、矢作がその封筒を見つけた。暢子は「あまゆ」で信金の人に会うと、払うべきお金をわすれてきたことに気が付いた。暢子、和彦、智(前田公輝)は店に戻って封筒を探すがどこにもない。智は矢作の仕業だという。暢子はお金よりも店よりも矢作を信じたいと訴える。そこに矢作が帰ってきて、物騒なのでレジに入れておいたと話す。暢子の沖縄料理店の再起に向けて、矢作は店に残ることを表明した。智は矢作を疑てしまったことを詫びる。矢作は智に「暢子が信じてくれたから店に残る」ことを説明した。

店の味など、基本の見直しを進めているときに、突然現れたのは、母・優子(仲間由紀恵)と姉・良子(川口春奈)のふたりだった。ふたりの持ってきた料理から、暢子は大きなヒントを貰うことになった。やんばるの野菜を中心にして優子が作った料理は暢子の原点だ。もう一度、矢作たちと試作を始める。

その頃、賢秀(竜星涼)は、いまだ行方不明の清恵(佐津川愛美)を探していた。そして清恵は、なぜか、ちむどんどんに現れた。



【第23週(2022/9/12-9/16)あらすじ】
■第111話(月)
暢子(黒島結菜)は、自身の店『沖縄料理ちむどんどん』を立て直すための課題を見つけた。それは「沖縄料理に適した、美味(おい)しい豚肉を調達すること」。しかし、暢子の希望の豚肉は東京ではなかなか手に入らない。豚肉について矢作(井之脇海)と相談していると、そこへやってきたのはなんと清恵(佐津川愛美)だった。賢秀(竜星涼)が清恵を探していることを全く知らない暢子は、清恵に店の料理の試食をお願いする…。

■第112話(火)
暢子(黒島結菜)も矢作(井之脇海)も、清恵(佐津川愛美)が残していった豚肉に感動。だがどこに行けば手に入れられるか分からず頭を抱える。そしてなぜだか賢秀(竜星涼)の誕生日会を開くことに。会の準備が行われている店の外では、なんと、賢秀と清恵が鉢合わせになっていた。賢秀は清恵に「話がしたい」と訴えるが、清恵はそれを頑(かたく)なに拒んで。ふたりの思いはすれ違ったまま…。

■第113話(水)
賢秀(竜星涼)と清恵(佐津川愛美)はそれぞれに相手への思いを新たに噛みしめる。そして、すれ違いつづけたふたりは、とうとう清恵の勤める店の前でばったりめぐり会った。そして賢秀は思いのたけを、真心をこめて清恵にぶつける。そしてそんな賢秀に、清恵の答えは…。暢子(黒島結菜)は、店の苦境を救える猪野養豚の豚肉と出会うことができるのか…。

■第114話(木)
暢子(黒島結菜)の店『沖縄料理ちむどんどん』は、課題となっていた「沖縄料理に適した、美味しい豚肉を調達すること」を、賢秀(竜星涼)と清恵(佐津川愛美)のお陰で猪野養豚の肉を仕入れることになり、解決。その豚肉を使って味を見直した沖縄そばも完成。そして、ついに営業再開の日。暢子、矢作(井之脇海)、歌子(上白石萌歌)は満を持して開店するが、初日の客の入りは…。

■第115話(金)
暢子(黒島結菜)の店『沖縄料理ちむどんどん』が営業再開して1か月。矢作(井之脇海)、歌子(上白石萌歌)も献身的に働き、店内はお客さんで大賑(にぎ)わい。ついにフォンターナのオーナー・房子(原田美枝子)との約束が果たされた。そして暢子の出産予定日が近づき、母・優子(仲間由紀恵)や姉・良子(川口春奈)らも手伝いに上京してきたある日、賢秀(竜星涼)が清恵(佐津川愛美)を連れてやってきて、驚きの報告をする。

【脚本】羽原大介
【出演】黒島結菜,仲間由紀恵,大森南朋,竜星涼,川口春奈,上白石萌歌,宮沢氷魚,山中崇,中原丈雄,鈴木保奈美,髙嶋政伸,原田美枝子,ジョン・カビラ他
【語り】ジョン・カビラ
公式Twitterアカウント「@asadora_nhk」

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