コカ・コーラ、「綾鷹」をリニューアルし、真田広之、北島康介共演TVCMとメイキングを公開
コカ・コーラシステムは、本格緑茶「綾鷹」のリニューアルに伴い、“本物を知る人同士がお互いの良さを認め合い、本物のお茶を楽しみながら語り合う”というテーマのもとに新広告キャンペーンを展開するが、イメージキャラクターに真田広之を継続起用し、新たに北島康介も起用する。
同飲料は、急須で淹れたようなお茶の味わいをさらに進化させ、中味だけでなくパッケージグラフィックやコミュニケーションなども刷新した。
碾茶(てんちゃ)を新たに配合して抹茶と同様の甘み・旨み成分を出すとともに、一部の茶葉の火入れ(焙煎)を強くすることで香りを強化し、茶葉の抽出時にじっくり時間をかけて丁寧に抽出することで茶葉の甘みや旨みを残して渋みを低減させた。
新TVCMは、「にごり一会 プレッシャー篇」と「にごり一会 名言篇」で、オフィシャルサイトではWEB限定のオリジナル長編CMも公開する。
今回のCMの舞台は、朝日に包まれる真田広之の別荘で、美しい自然に囲まれた別荘にやってきた北島康介を迎える。
2人は、緊張の出会いに綾鷹を飲み会話を弾ませる。真田広之が北島康介との会話に、感動したり、共感したりする。同飲料を飲んで、2人の表情は自然な笑顔になっていく。“急須で淹れたようなお茶の味わい”を目指す同飲料が、“一期一会”の大切な時間を演出する。
撮影スタジオには、人と人との絆をつくり、心から安らげる場所を生み出すブランドである同飲料を具現化したかのような緑に囲まれたシンプルかつつモダンな真田広之の別荘「綾鷹の家」が登場。実際に自然の木や草花430本を設置し、スタッフが3日間掛けて設営した。
撮影方法も工夫が施され、撮影時に初めて真田広之と北島康介が出会い、同飲料を飲みながら、自由に会話を楽しむスタイル。2人の自然な表情を逃さないよう、4台のカメラで立体的に撮影を行った。出会いの瞬間や交わされる会話など、2人のあくまで自然なたたずまいを生かすため、撮影スタッフ人数も最小限に抑えた。
真田広之は、スタッフの一人一人に対して丁寧にお辞儀し、「よろしくお願いします」とあいさつ。セットでは自分と北島康介の座る位置などを度々確認し、これから訪れる客人に対して心を込めて迎え入れる準備に余念がない。
一方、北島康介は、撮影直前まで「真田さんと会うのは緊張する!」と言うように、CMで他人との会話は初めてとのこと。いつもは1人で泳ぐシーンの撮影が多いようで、初めての「共演」に緊張していたようだった。
真田広之の「緑は好きですか?」、「(セットの一角の池を指差して)水がはってあって自慢なんですが、泳ぐには少し浅くて危険です」といった北島康介の緊張を解きほぐすような問いかけで撮影がスタート。
はじめは緊張していた北島康介に、話も自然と緊張の話題に。「水泳の試合では緊張するんですか?」と真田広之が聞けば、「もちろん緊張します。緊張しなかったらダメですね」と北島康介が返す。
すると、「緊張が集中に変わるんだ。緊張するから力が出せるんだ」と真田広之も、北島康介の一言一言に興味津々。
自由な会話の間、カメラを長回しして撮影を行い、2人の会話が予想以上に弾み、フリートークの時間はなんと1時間に及んだ。
会話では、“本物を知る”真田広之と北島康介がお互いを認め、その思いが共感を呼んで一期一会を感じる場面が多く見られた。
2人とも、その道のプロフェッショナルということで、緊張感の対処法や集中の仕方など、共感する部分が重なりあっているようだった。
また、現在は共に米国に拠点を置だけに、海外でのコミュニケーションの方法や、言葉の壁を乗り越えるための努力など、2人にしか分かり合えない部分も多かったよう。
そして、会話はオリンピックの話題に移り、北島康介が北京オリンピックで偉業を達成したが故に起こる、その後の脱力感の話として、「大きな山を1度登りきると、次に登るまで時間が掛かる」と自身の気持ちの浮き沈みを登山に例えた表現に、真田広之も真剣な面持ちでうなずく。
「でも、今までの(五輪)経験があるから次も楽しめる。そう信じて、また頑張ろうとしています。ちょうど楽しみに向かって始動したところです」と自分の今の思いに言及。真田広之は、感嘆したように「おお」と声を上げ、「遠慮なく期待させていただきます」と微笑みながら同飲料を口に運ぶ姿が印象的だった。
北島康介は、撮影後のインタビューで以下のように答えている。
Q.撮影はいかがでしたか?
A.凄く緊張しましたが、楽しくやらせていただきました。
Q.真田さんとの共演はいかがでしたか?
A.お会いするのを楽しみにしていたんですけど、本当に上手くリードしてくれて、僕を助けてくれて助かりました(笑)。非常に男らしくて感動しました。
Q.北島さんにとって「人との絆」、「つながり」を感じる時はいつですか?
A.僕の場合は、やっぱり水泳を通して知り合った仲間だったりとか、もちろん応援してくれる人たちとかが、良い結果を残した時に、一緒に喜んでくれたり、感動してくれたり、というのが絆を感じる瞬間かなと思います。そんな瞬間はたくさんあると思うんですけど、チームメイトが応援してくれたり、コーチが目標を持って一緒に頑張ってくれることとかも絆のひとつかなと思います。
Q.真田広之さんとの会話にも上がっていましたが、北島さんにとって「オリンピック」とは?
A.オリンピックは自分の中で、小さな頃から夢のある大会だったし、(オリンピックに)出て、ライバルが見つかったり、そこでしか戦えない相手であったり、勝負する楽しさであったりとかを味わったし、悔しい思いもしたこともあるし、納得して終わることもできたこともあるし、そういった意味で僕にとって大切な場所です。
Q.日本茶を飲みますか?
A.よく飲むんですけど、最近はアメリカ生活を拠点においているので、お茶を飲むことが少なくなってきているので、日本に帰ってきた時に飲んだりするとホッとしますね。
Q.「綾鷹」を飲んでいかがでしたか。
A.すごく飲みやすくて、今日もガンガン飲んじゃったんですけど、どんな時でも飲めるお茶だし気に入りました! アメリカに持っていきたいぐらいです(笑)。
Q.アメリカの生活で、「日本のおもてなしの心」を感じることはありますか?
A.文化が違うから。「なんだよ!」と思うことは多々あるけれども、日本に帰ってきたとき、おもてなしを受けたときとか違いは感じます。そういうとき、日本って良いなって思うかもしれません。
Q.真田さんとの会話で印象に残ったことは?
A.自分のことを聞いてくれて、共感してくれてた気がするので、僕にとって凄く大切な時間だったし、役作りで変化を付けていかなきゃならない大変さということも聞けたので、非常に新鮮だったし、改めてプロフェッショナルさを感じました。集中の仕方で、音楽では集中できないという話とか、集中力の話ができたのは良かったです。
Q.メッセージをお願いします。
A.今回、「綾鷹」のCMに出させていただきました。緑あふれる自然の中、ナチュラルな自分と、かっこよい真田さんが見れるんじゃないかなと思います。ぜひ楽しみにしていてください。
「綾鷹」オフィシャルサイト