初回視聴率8.0%「エルピス」第1話で郷敦の全力の目力演技がメッチャ面白いと話題に!ネタバレと第2話あらすじと予告

2022年10月25日10時32分ドラマ
@カンテレ、フジテレビ

10月24日(月)「 エルピス―希望、あるいは災い― 」(フジテレビ、夜10時)第1話で長澤まさみのストイックな美しさが視聴者を魅了!31日(月)放送の第2話で恵那と拓朗は本格的に冤罪疑惑を追うことに…。予告動画は番組公式サイトで配信されている。



「エルピス―希望、あるいは災い―」は、スキャンダルによってエースの座から転落したアナウンサー・浅川恵那(長澤まさみ)と彼女に共鳴した仲間たちが、死刑が確定犯人とされた男の死刑が確定した、10代の女性が連続して殺害された事件の冤罪疑惑を追う中で、一度は失った“自分の価値”を取り戻していく姿を描いていく社会派エンターテイメント。若手ディレクター・岸本拓朗役で眞栄田郷敦、報道局のエース記者・斎藤正一役で鈴木亮平が共演する。初回視聴率は8.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、世帯別)を記録した。

10月24日に放送された第1話は、シリアスなドラマを期待していた視聴者の予想をくつがえし、眞栄田郷敦の物憂げなモノローグと、にぎやかな深夜のバラエティー番組のくだけたシーンから耳障りなほど騒がしくスタート。いったい何が始まったのかと呆然とするうちに、クセ強めのスタッフ・チェリー(三浦透子)から脅迫された拓朗が、死刑囚のえん罪を晴らすという任務を課されることに…。

するとこれまでお気楽に生きてきた拓朗が、とつぜん必死の形相で(自己保身のためだけに)、「冤罪を晴らす」という正義を振りかざし、テレビ局中を走り回る。このギャップを全力で演じる眞栄田の演技がとにかく面白い!TwitterTLでは「こんなに演技が上手かったの知らなかった」「ゴードンいつの間に?」「こんな演技するんだ」と次々驚きの声が上がり、ドラマ途中ではTwitterでも話題となっていた「目力」のツッコミも入りさらに爆笑。#眞栄田郷敦もトレンド入りする盛り上がりを見せた。

一方、眞栄田の過剰気味な動の演技に対し、主演の長澤まさみの一貫して制御された静の演技に徹していた。降板されても局に残り、受け入れがたい現状からストレスで摂食障害を起こしている恵那。生活感のない部屋とストイックな日常。自分を律しすぎるほど追い込んでいる彼女は、もうこれ以上何も呑み込めない。長澤はセリフ一つなしに恵那のその心情を表現し、清楚な美しさで視聴者を魅了した。

拓朗と恵那が冤罪事件に本格的に取り組みだすドラマ後半から、猥雑な印象は一掃され、たたみかけるように様々な情報が盛り込まれ、あっという間にエンディングへ。視聴者からは「とりあえず、とんでもない伏線とのびしろのあるドラマということは分かりました」「最後まで面白いといいな」「もはや地上波でみれる映画ですね」「凄い作りこまれている」とどっしりと見ごたえのあるドラマへ好感のコメントがよせられた。

これから物語がどの方向に動き、誰が味方で、誰が敵になるのかもまったく読めない。残酷な犯罪を扱うハードなドラマなため、好き嫌いもあるかと思うが、面白いドラマであることは間違いない。

次週10月31日に放送される第2話で、12年前の連続殺人事件を彷彿とさせる事件が発生!模倣犯か、それとも罪なき人を死刑囚に仕立てた真犯人の仕業なのか?冤罪の可能性に奮い立つ恵那が、ついに動き出す。さらに、事の重大さに気づき、一度は真相究明から手を引いた拓朗も、恵那が本格的に動き出したことを知って、自分も手伝いたいと申し出る。ところが、覚悟はあるのかと恵那に問われ、拓朗はきっぱりと「ないです」と言い切る。そんな中途半端なやる気にあきれつつ、恵那はとりあえず戦力として拓朗の力を借りることに。

■前回:第1話ネタバレあらすじ
大洋テレビのアナウンサー・浅川恵那(長澤まさみ)は、かつてゴールデンタイムのニュース番組でサブキャスターを務め、人気、実力を兼ね備えた女子アナだったが、週刊誌に路上キス(路チュー)を撮られて番組を降板。現在は、社内で“制作者の墓場”とやゆされる深夜の情報番組『フライデーボンボン』でコーナーMCを担当している。恵那は日々淡々と仕事をこなしてはいるが、実はストレスで摂食障害を、精神的に起し追い詰められてもいた。

そんなある日、番組で芸能ニュースを担当する新米ディレクターの岸本拓朗(眞栄田郷敦)に呼び止められた恵那は、三人の女子中学生が殺害された「八頭尾山連続殺人事件」の犯人とされる死刑囚が、実は冤罪かもしれないと相談される。両親が弁護士という裕福な家庭で育った拓朗は、持ち前のルックスも手伝って、仕事の実力とは裏腹に自己評価が高く、空気が読めない男。をとある理由で報道、ましてや冤罪事件とはもう関わりたくないと思っている恵那の気持ちなどお構いなしに、事件の真相を追うために力を貸してほしいと頭を下げる。

しかし、拓朗がそこまで躍起になるのには、ある事情があった。ヘアメークのチェリーこと大山さくら(三浦透子)に『ボンボンガール』に手を出そうとした証拠を握られ、降格させられたくなかったら、この事件を扱うよう脅されたのだ。

拓朗によれば、冤罪疑惑は、犯人とされる松本良夫(片岡正二郎)に疑惑がかかるきっかけをつくった少女からの情報だという。恵那は、かつて自分が報道したこともある事件だけに、にわかには信じられない。そのうえ事件が起きたのは10年近くも前で、犯人とされた男の死刑もすでに確定している。恵那はすでに風化した事件を掘り起こすことは得策ではないと拓朗を一蹴。それでも懲りず、拓朗は新入社員時代の指導担当で報道局のエース記者・斎藤正一(鈴木亮平)を頼る。そして、事件当時の話を一緒に聞きに行こうと無邪気に恵那を誘うが…。

実は斎藤は恵那のかつての恋人で降板の原因となった路上キスの相手だった。社内人事に興味のない拓朗はまったく知らずに、2人を引き合わせてしまったのだった。斎藤は恵那は来ないだろうと言ったが、思いがけず彼女は現れた。斎藤からの助言と、恵那と拓朗は冤罪特集の企画を『フライデーボンボン』のチーフプロデューサー村井(岡部たかし)に持ち込むが、バラエティーの企画ではないし、現実的ではないと指摘され突き返される。

これまで必死に取り組んでいた拓朗だったが、村井の言葉で自信を失い諦めると言い出す。「君が諦めたら、松本さんは死刑だよ?」と恵那は拓朗を励ますが、「すいません。そもそも僕、松本さんはどうでもいいんです。ヘアメークのチェリーさんに脅されたんです。そもそも保身なんです」と謝るばかり。恵那は「私はもうのみこめない…これ以上。呑み込みたくないものをのみこめない。でないともう死ぬし…」と言い捨てて立ち去った。

拓朗はチェリーに冤罪を報道できないことを詫びた。チェリーは死刑囚となった松本の家にいた家出少女だった。彼女が居たことで、松本に疑惑の目がむいたのだが、義父に虐待されて家に帰れなかったところを松本が保護してくれていただけで、何もされていないのだとチェリーは語る。拓朗は虐待の後が残るチェリーの手のひらをみて、昔の記憶を思い出し泣き崩れる…。チェリーはそれを同情の涙と受け取り、脅迫の証拠を拓朗に返した。

そんな中、テレビの報道で行方不明となっていた女子中学生が、八頭尾山の山中で絞殺死体となって発見されたというニュースが流れてくる。


■次回:第2話あらすじ
「真犯人が野放しになっている」拓朗の言葉がまるで何かの合図だったかのように、行方不明になっていた女子中学生の遺体が、神奈川県八頭尾山の山中で発見される。かつて世間をさわがせた連続殺人事件と同じく、被害者は首を絞められていた。

当時犯人として逮捕、起訴された松本死刑囚の冤罪を訴えていた拓朗の言葉に、わずかな可能性をみた恵那は、番組で過去の事件を調査報道したいと考える。しかし、チーフプロデューサーの村井に取り合ってもらえるわけもなく、ひとまず独りで事件を洗いなおすことに。

当時14歳で、逮捕当日松本の家で保護されたチェリーが書きためた裁判記録をもとに、松本が殺人を犯したとされる日の足取りを確認すると検察側のある主張に違和感を覚える。するとその矢先、担当弁護士の木村卓(六角精児)を通して面会を申し込んでいた松本死刑囚本人から、恵那宛に手紙が届く。さらに想いもよらない人物から一本の電話がかかってきて…。

カンテレ、フジテレビ 新月10ドラマ「エルピス―希望、あるいは災い―」は10月24日夜10時スタート。出演:長澤まさみ、眞栄田郷敦、鈴木亮平、三浦透子、三浦貴大、近藤公園、池津祥子、梶原善、岡部たかし、筒井真理子ほか。番組公式Twitterアカウントは「@elpis_ktv」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

カンテレ、フジテレビ「エルピス―希望、あるいは災い―」番組公式サイト

【2022年秋ドラマ一覧】【関連記事・各話のあらすじ】