「相棒21」寺脇康文のアクションシーンが話題に!水谷豊の推理が光る!第3話ネタバレあらすじと第4話予告

2022年10月27日10時04分ドラマ
©テレビ朝日

10月26日に放送された「相棒season21」(テレビ朝日、水曜夜9時)の第3話では嘱託として警視庁に復帰した心優しき亀山薫(寺脇康文)に殺人容疑がかかった!11月2日に放送される第4話では被害者のいない殺人事件を捜査?予告動画は番組公式サイトで公開されている。

亀山薫(寺脇康文)が伊丹(川原和久)の尽力で警視庁特命係に嘱託として戻り、再び右京(水谷豊)と相棒を組み始めた「相棒21」の第3話が10月26日に放送された。第1話、第2話まではサルウィン共和国からの国賓として登場していた亀山だが、第3話では早速、「薫ちゃんらしい」行動に出る。尊敬する先輩の死を事故死ではないと思った亀山薫がその真相をつかむため、身を挺して捜査に当たる。しかし、待っていたのは厳しい現実だった。



第3話で特に話題になったのは、亀山薫役の寺脇康文のアクションだ。泥水の中につかりながらの泥臭いアクションは、「相棒」の中でも亀山薫だけに許されるシーンだ。歴代の及川光博、成宮寛貴、反町隆史たちにはない魅力が存分に発揮されている。寺脇康文は今年で60歳を迎えているが、全く衰えを見せない姿に驚かされた視聴者も多い。

また、第2話では「土下座一択」と亀山に迫った伊丹(川原和久)が、第3話も多く登場した。警察学校の同期で顔を合わせれば喧嘩になる二人だが、伊丹の尽力なしでは亀山が警視庁に復帰することもなかった。そして第3話では亀山のことを右京とともに追いかける。どうやらシーズン21は、伊丹の存在も大きくクローズアップされるシーズンとなる。

11月2日に放送される第4話は、右京が「事件が全く起きていない」ところから、事件のにおいを嗅ぎつける展開となる。「小さなこと」が気になる右京はタクシーで見つけた血液の付着したマフラーから関連する男を突き止め、右京は警察と名乗らずに近づいてゆく。事件の謎はカレーとチャップリン?第4話は二人のどんな活躍が見れるのか?

■前回:第3話ネタバレあらすじ
池袋で輸入雑貨店の店長が殺害され事件が発生した。現場近くで発見された血ぬれのフライトジャケットや目撃者の証言などから、薫(寺脇康文)が容疑者として浮上する。被害者は覚せい剤密売の売人であり、薫が事件がらみの前科者を調べていたことも分かった。

美和子(鈴木砂羽)によると、薫は最近、運転免許試験場に異動させられていた当時に世話になった塩見(長谷川公彦)という人物について調べていたという。ただ、塩見は池袋中央署で会計課長の職にあった4年前、署内の階段から転落して事故死していた。事故は羽柴(波岡一喜)と言う刑事が目撃していた。

伊丹(川原和久)たちが特命係にやってくる。そこへ薫から右京に電話が入った。薫は「こうするのが一番なんです」といって電話を切る。薫が犯人とは思えない右京(水谷豊)は独自の捜査を開始する。薫は角田(山西惇)に頼んで薬物絡みの人物をリストアップして貰っていたことがわかった。被害者の名前もその中にあった。

右京は塩見の自宅に行った。妻の恭子(広岡由里子)の話では、携帯が落とした時に身を乗り出してバランスを崩して階段から落下したのだという。そこに息子の優馬(小宮璃央)が返ってきた。優馬は父親のことを尊敬していて父親と同じ警察官を目指している。優馬は4年前臓器移植を受けていたこともわかった。

右京が池袋中央署に行ってみると、塩見が落下した非常階段と目撃者がいた喫煙所はかなり距離がある。本当に携帯が落ちたのなどを見たのかと右京は羽柴を追及する。羽柴はいらいらしている。そして、薫の逃亡を助けているのではと伊丹を捜査から外すように捜査一課にクレームをつけた。

さらに右京の調べで4年前に池袋中央署から押収した覚せい剤がなくなっていたことがわかった。横流しと思った塩見がそれを調べて消されたのではと薫は考えたようだ。

しかし、事実は違っていた。覚せい剤を横流ししたのは塩見だった。優馬の臓器移植のために多額の金が必要だったのだ。羽柴は病気の子供を亡くした経験があったため、塩見に同情していたのだ。そして、その事実に目をつぶっていた。塩見は自責の念から階段で自ら飛び降りたのだった。

右京は殺害現場から見つかっていた茶色い破片が気になっていた。それは恭子のしていたネックレスについているものだった。優馬の手術費用を追及したところ、恭子はそれが塩見が覚せい剤を横流しして得たお金であり、そのことで売人だった店長に脅されていたことを白状した。そして、金を持って行ったときに争ううちに相手を指してしまった事とやってきた薫に罪を着せるような細工をしたことも白状した。

右京は羽柴を厳しく問い詰めた。羽柴は涙を流した。薫は優馬につらい真実を話した。そして、塩見が何をしたとしても自分にとっての恩人であることにかわりがないことを告げた。優馬は真実を教えてくれたことに礼を言った。

■第4話あらすじ
特命係の右京(水谷豊)と薫(寺脇康文)は、乗り込んだタクシーで血液の付着したマフラーを発見する。運転手情報を聞き出すと、男が帰宅前、唐突にロープを買っていたことが分かる。不穏な空気を察して追跡すると、男は堂島(矢柴俊博)という独身の遊び人と判明した。

伊丹(川原和久)に堂島のことを尋ねるが、捜査一課は先月発生した強盗殺人で、それどころではないとあしらわれる。右京は、堂島が何らかの事件を起こし、死を覚悟していると思い、警察を名乗るのは危険と考え、身分を隠して接触する。

薫は、右京の指示に従い聞き込みへ向かうと、堂島が最近、若い女性と新生活を始める準備をしていたという情報が入った。堂島に関してきな臭い話が次々に浮かんでくる。

テレビ朝日 10月12日スタート「相棒season21」。出演:水谷豊、寺脇康文、鈴木砂羽、森口瑤子、川原和久、山中崇史、篠原ゆき子、山西惇、神保悟志、小野了、片桐竜次、杉本哲太、仲間由紀恵、石坂浩二ほか。番組公式Twitterアカウントは「@AibouNow」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

テレビ朝日「相棒season21」番組公式サイト

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