「相棒21」天才学生が右京(水谷豊)に挑戦状を出す!亀山薫(寺脇康文)と解決に乗り出す!第4話ネタバレと第5話予告

2022年11月03日10時21分ドラマ
©テレビ朝日

11月2日に放送された「相棒season21」(テレビ朝日、水曜夜9時)の第4話が放送され、BARを舞台にしたどこか懐かしい話にシリーズファンも喜んだ。9日放送の第5話では天才が天才・右京(水谷豊)に爆破予告という挑戦状をたたきつける!予告動画は番組公式サイトで公開されている。

亀山薫(寺脇康文)が再び右京(水谷豊)と相棒を組み始めた「相棒21」の第4話が11月2日に放送された。第4話は、右京お得意の「小さなこと」が気になる。基本的に警察は事件が起きてから捜査に当たるものだが、右京は違う。誰も被害者がいないところからでも気になることは勝手に捜査する。



タクシーの中に落ちていたスカーフから端を発するお話は、BARを舞台にした懐かしい展開となった。シーズンを重ねている「相棒」では社会問題を取り上げたり、巨悪と戦うことも多いが、どこか初期の「相棒」をおもわせるほっこりとするラストを迎え、シリーズファンからは多くの賛辞が寄せされた。

また、第4話では、「美和子スペシャル」も登場した。前回登場した際は、ピンク色の謎の汁に、大根、タコの足、厚揚げといった具材を煮込んだ衝撃の一品だったが、第4話ではどうやら「発光」までしているのだ。サルウィンに渡り、美和子の料理の腕前はどうなったのか?

9日に放送される第5話は、「天才vs天才」の戦いとなる。女子学生の実験事故の解明のためと思われるが、大学に爆弾を仕掛けたという挑戦状が届く。今時なのはそれが動画であることだ。天才学生は自分の身分を明かした上で、右京と亀山が捜査に乗り出すことを期待しているようだ。天才・右京は天才学生からの危険な罠にはまることなく事件を解決できるのか?

テレビ朝日では新シーズンを開始するにあたり、「相棒インタビュー企画」をリレー形式で実施している。各界の相棒ファンに作品への思いを語ってもらう。「名探偵コナン」の作者である青山剛昌、ペナルティのヒデ、人気予備校講師の林修、元バレーボール全日本主将の河合俊一、プロフィギュアスケーターの安藤美姫らが登場している。全文は番組公式サイトのニュース覧で公開されている。各人、ファンを名乗るだけあって、お気に入りのエピソードも多岐に渡る。林修はプレシーズンからのファンであるといい、安藤美姫は表現者だからこそ感じる「相棒」のメッセージ性を若い人にももっと知ってほしいと話している。

■前回:第4話ネタバレあらすじ
特命係の右京(水谷豊)と薫(寺脇康文)は、乗り込んだタクシーで血液の付着したマフラーを発見する。運転手情報を聞き出すと、男が帰宅前、唐突にロープを買っていたことが分かる。不穏な空気を察して追跡すると、男は堂島(矢柴俊博)という独身の遊び人と判明した。

伊丹(川原和久)に堂島のことを尋ねるが、捜査一課は先月発生した強盗殺人で、それどころではないとあしらわれる。右京は、堂島が何らかの事件を起こし、死を覚悟していると思い、警察を名乗るのは危険と考え、身分を隠して接触する。

薫は、右京の指示に従い堂島の行きつけのクラブまで聞き込みへ向かう。堂島が最近、若い女性と新生活を始める準備をしていたという情報が入った。堂島は莫大な財産を遺産としてもらっていた。結婚はせず、仕事もせず、一人暮らしをしていた堂島だったが、女性はいったい誰なのか?さらに、調査を続けると、堂島が金髪の男性ともめていたことがわかった。どうやら一緒に暮らす女性と別れてくれるように言っていたらしい。

そのころ、右京は堂島が訪ねたBAR「街の灯」で隣の席にいた。堂島はカレーを食べたいといったのだが、あいにくその日カレーはないとマスターがいう。しかし、右京は材料を買ってくるから作ってもらいたいと粘る。堂島と二人で材料を買いに行く。

薫は堂島が暮らそうとしていた女性がアパートを退去していた。残された荷物の中に封筒があり、堂島の娘・ユキであることがわかった。堂島は娘と暮らそうとしていたらしい。ユキには付き合っている男性がいて、それが金髪の男性だった。さらにその男性・菊池は捜査一課が追っている男だと言う事も分かった。

カレーが出来るまでの間、右京は堂島の身の上話を聞く。堂島は養子として引き取られた。莫大な財産はあったが、両親の望む通りに生きなければいけなかった。しかし、ある女性・早苗と会って家を飛び出した。早苗とささやかな店をもったが、つぶしてしまい、借金のしりぬぐいは親に頼んだ。そして、家に戻った。父親がやっていた会社もつぶしてはいけないと他人に譲り、ずっと一人で財産を守る生活を続けていた。

菊池はマンションに盗みに入ったところにいた管理人を殺していた。捜査一課の方で菊池を逮捕した。菊池がもっていた紙幣についていた土、枯れ葉、和紙から神社になにか関係があると調べるとユキの遺体が発見された。

堂島はユキの借金の肩代わりとして5,000万円を払っていた。ユキが菊池をつけているのを追いかけると、神社でユキが倒れていた。そこで気絶してしまう。菊池が殴ったのだ。堂島が気が付くとユキは死んでいて、血のついたスカーフが落ちていた。堂島は娘を守れなかった自分を責め、自殺を考える。死ぬ前に懐かしい味のカレーを食べにBARにやってきたのだった。

自分を責める堂島に右京はユキが本当の娘ではないと告げる。菊池が盗んだのは早苗が本当に書いた婚姻届けと、未開封の封筒だった。婚姻届けをみて堂島を知り、菊池とユキで堂島から金を巻き上げる計画を立てた。堂島はそれにだまされてしまったのだ。婚姻届けの筆跡と未開封の封筒の筆跡、ユキが堂島に見せた封筒の筆跡が違っていた。実は早苗が生んだ子はBARのマスターになっていて、堂島の前に立っている。早苗が「梅酒」を隠し味にして作ったカレーをマスターはそのまま作っていた。堂島にとっては懐かしい味だったのだ。堂島に事件の話を聞きに伊丹(川原和久)たちがやってきたがカレーを食べ終わるまでの間、右京は待ってもらっていた。

■第5話あらすじ
大学構内に爆発物を仕掛けたという平山翔太(山本涼介)という学生が、警察を挑発する動画を送りつけてきた。平山は自分の身元を隠さず、大学の学生であることも告げる。

右京(水谷豊)と薫(寺脇康文)は、同大学で先月発生した女子学生が実験中に死亡する事故が爆弾騒ぎとかかわりがあると捜査を始める。計画書には、平山の名前があり、本人の供述も不自然だったため、殺人の可能性も疑われていた。そんな中、平山が共同研究者である准教授の三沢(山崎潤)を監禁していることが発覚した。

テレビ朝日 10月12日スタート「相棒season21」。出演:水谷豊、寺脇康文、鈴木砂羽、森口瑤子、川原和久、山中崇史、篠原ゆき子、山西惇、神保悟志、小野了、片桐竜次、杉本哲太、仲間由紀恵、石坂浩二ほか。番組公式Twitterアカウントは「@AibouNow」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

テレビ朝日「相棒season21」番組公式サイト

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