「相棒21」右京(水谷豊)の好奇心は止まらない!警視庁の縄張りを超えて、別の県まで!第5話ネタバレと第6話予告

2022年11月09日23時09分ドラマ
@テレビ朝日

11月9日に放送された「相棒season21」(テレビ朝日、水曜夜9時)の第5話が放送され、右京(水谷豊)が指示して、亀山薫(寺脇康文)が突っ走るどこか懐かしいシーンが描かれた。16日放送の第6話では勝手な捜査のために県警まで出かけていってしまう!予告動画は番組公式サイトで公開されている。

亀山薫(寺脇康文)が再び右京(水谷豊)と相棒を組み始めた「相棒21」の第5話が11月9日に放送された。第5話では大学の研究費用が足りないことに悩んでいた准教授と学生がそれぞれ悩んだ末に間違った方法をとったことにより、別の学生を追い込むことになった悲しい話が描かれた。



大学の研究費用は実際に不足していることが多く、ノーベル賞受賞者たちでさえ、費用の工面に苦労していることも多い。資金が潤沢な中国などに移籍する研究者が多いのもそのせいだ。第5話ではそんな大学の研究室が舞台となった。費用不足に悩む准教授が学生に愚痴っている分には問題ないが、その話を聞いた女子学生が突っ走ってしまい、事故を引き起こす。准教授はそれを知りながら警察の捜査を誤った方向に誘導させようとする。それにより事故をおこしたのが別の学生ではと疑われ、その学生は別の犯罪に向かってしまった。

右京は「誰も気にしない」ようなことから事件を推理し、「亀山君、急いで」といって、亀山を全力で走らせた。なんとも懐かしいシーンとなった。

16日に放送される第6話は、笑顔を浮かべて殺されている死体の話だ。右京はその被害者が元々は売れない芸人で愛想笑いもできなかったのに、死ぬ時だけ笑っていたというところに妙な好奇心をくすぐられる。特命係は越境捜査で県警のなわばりまで出かけていってしまう。

「相棒インタビュー企画」で今週公開されたのはCreepyNutsのDJ松永とテレビ朝日キャスターの渡辺宣嗣の二人だ。DJ松永は趣味であったHIPHOPを仕事としているため、逃避先があまりないが「相棒」が現実逃避の場になっていて、大事なものだと話す。また、渡辺は水谷豊を対談したこともあり、その際に自分が考える相棒最終回についても提案して水谷を笑わせたという。インタビュー全文は番組公式サイトに掲載されている。

■前回:第5話ネタバレあらすじ
大学構内に爆発物を仕掛けたという平山翔太(山本涼介)という学生が、警察を挑発する動画を送りつけてきた。平山は自分の身元を隠さず、大学の学生であることも告げる。いたずらでないことを証明するために小さな爆弾も爆発させた。

右京(水谷豊)と薫(寺脇康文)は、同大学で先月発生した女子学生・マキが実験中に死亡する事故が爆弾騒ぎとかかわりがあると捜査を始める。計画書には、平山の名前があり、本人の供述も不自然だったため、殺人の可能性も疑われていた。そんな中、平山が共同研究者である准教授の三沢(山崎潤)を監禁していることが発覚した。それを教授に告げた。

大学に調査に入った伊丹(川原和久)たちは、すでに右京が教授の元に行っていて、平山が三沢を監禁したこと聞き出していたことを知る。そこに平山から教授に電話がかかってきた。平山は教授室に監視カメラを用意していたのだ。伊丹や右京が平山と話しをすると、三沢の身体に爆弾をしかけているという。そして、教授に「本当のことを大学のHPに公開するように」という。なんのことか伊丹が教授に聞くものの教授は知らないふりをしている。

三沢の携帯の位置情報を探したが、トラックの荷台から見つかった。監禁場所を悟られないために、平山がトラックの荷台に投げたのだ。その携帯には1枚の写真が撮られていた。三沢が監禁されている模様が映されている。右京はどうして毛布がかけられているのかに疑問を持った。

三沢の自宅に向かうと、三沢の妻は平山が夫を監禁していることがどうしても信じられないという。平山は三沢を慕ってとともに家にまで来ていたという。話を聞いていると妻のもとに平山からメールがあり、住所とそこに一人で来るようにと書かれていた。妻は薫たちを巻いて出て行った。

そのころ、起きた三沢に平山はマキと不倫関係だったことやマキを始末するために二人で実験していたことを問い詰める。三沢は不倫や殺人について否定するも、平山は信じない。教授のPCにバックドアを仕掛け、三沢が実験事故のことを教授に告白しているのを聞いたのだった。平山は三沢がマキを殺したのに、自分に容疑をかけられたのが許せないのだ。

平山は三沢の下半身に毛布をかけていたのは、クラッシュシンドロームを起こさせるためだ。妻を監禁場所に呼び出し、妻が縛られた三沢を発見してその縄を解いた時に毒が全身にまわるようにと考え、下半身を縛り、妻を呼び出し、それを実行させようとさせたのだった。右京は毛布が掛けられていたことからクラッシュシンドロームを起こさせようとしていたことに気がついて、薫や伊丹たちを急行させた。三沢は命を取り留めた。

平山は警察に自首してきた。三沢はすぐに治療を受けることができたいしたことがない状態になっていた。右京はマキの実験ノートを見て、真実を見つけた。警察で取り調べを受ける平山には薫が、病院にいる三沢には右京が話をする。

三沢は実験費用が不足していることをマキたちに訴えていた。マキは平山の研究を完遂させるためにも、費用が必要だと思っていた。費用をもらえる申請をしてもことごとくはねられ、共同で研究してくれる企業もない。マキは古びた部品を使って実験したことで爆破事故が怒れば世間は同情してくれるのではないかと思い、自分で事故を引き起こした。その際、本当は自分も部屋をでてゆくはずが、爆破が予想よりも早く起きてしまったために死ぬことになってしまった。実験ノートを見た三沢はそのことを理解したのだが、マキの気持ちに応えるためにもとマキが仕組んだことを隠していた。そして教授には「そんな思いをさせて事故に追い込んだのは自分のせいだ」と話した。途中の部分を平山に聞かれていただけだった。平山は三沢もマキも自分の研究を進めるためにやってくれたことだと知り、愕然となった。マキも三沢も平山も間違った行動をとってしまった。

■第6話あらすじ
特命係の右京(水谷豊)と薫(寺脇康文)は、泥酔して路上で寝込んだ男性から財布を盗んだ中年男(有薗芳記)を逮捕する。男の所持品から1か月ほど前、河川敷で他殺体となって見つかった、伊藤(阿南健治)という男性の財布が見つかった。右京は伊藤の死因は頭部殴打による脳挫傷だったのだが、伊藤の遺体はニヤッと笑っているように見えたということを聞いた。好奇心を刺激された右京は、薫と越境捜査を開始しする。

伊藤が、夫婦漫才でステージに立つ元お笑い芸人だったと判明した。しかし、伊藤は、愛想笑いのひとつもできない気難しい男だったとわかり、右京はますます興味をしめしたが、県警からストップをかけられた。

テレビ朝日 10月12日スタート「相棒season21」。出演:水谷豊、寺脇康文、鈴木砂羽、森口瑤子、川原和久、山中崇史、篠原ゆき子、山西惇、神保悟志、小野了、片桐竜次、杉本哲太、仲間由紀恵、石坂浩二ほか。番組公式Twitterアカウントは「@AibouNow」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

テレビ朝日「相棒season21」番組公式サイト

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