「ファーストペンギン!」鈴木伸之との別れに涙…第7話で奈緒が水産業界のジャンヌダルクに!?第6話ネタバレと予告

2022年11月10日11時13分ドラマ
@日本テレビ

11月9日新水曜ドラマ「ファーストペンギン!」(日本テレビ、夜10時)第6話で、和佳は漁村の村八分を“最良の策”で回避した。11月16日に放送される第7話から北川尚弥、長谷川ティティ、矢崎広が新人漁師役で登場する。予告動画は番組公式サイトで公開されている。



「ファーストペンギン」は、縁もゆかりもない“漁業の世界”に飛び込んだシングルマザーと、彼女と共に改革の荒波に漕ぎだした漁師たちの“奇跡の実話”をモデルにした爽快リアルサクセスストーリー。
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11月9日に放送された第6話では、和佳たちの「お魚ボックス」がテレビ局で取り上げられることになり、それを知った漁協や他の漁師たちからの妬みを買って村八分にされる事態に。さんしの漁師たちは嫌がらせの実態をテレビで暴露しようと証拠を集めるが、実際の放送では不穏な事は語られることはなく、「お魚ボックス」の素晴らしさだけが伝えられた。さすが和佳、村全体を告発しても、さらに恨みを買うだけだ。切り札は手にしたまま、笑顔でやり過ごし、罪悪感に訴えるほうがよっぽど効果がある。

しかし、そんな戦法も、永沢の恋人のアイナには通用しなかった。アイナは永沢が大事にしている仕事がなんであれ、自分を選んでくれるということが大事。そして永沢はそんなアイナの気持ちに応えたいと、さんしを去ることを決意する。和佳は永沢の気持ちを尊重し、「私はここにいるから」といつでも帰ってきていいと永沢を送りだした。お決まりの展開なら、アイナが改心して永沢がさんしに残ることになりそうなのだが…妙に説得力のある結末となった。この先、永沢がアイナと子供を連れて、「さんし船団丸」に帰ってくるというベタだがハッピーな展開を期待する視聴者は多い。

その後、テレビ露出の影響で「お魚ボックス」の注文は激増!和佳にも様々なオファーが舞い込み、多忙を極める日々。しかしその先で待っていたのは、想像したこともないような種類の敵だった。次回11月16日に放送される第7話では、農林水産省の溝口静(松本若菜)が登場し、和佳に「水産業界を救うジャンヌダルク」になってもらいたいとお願いする。

そして、「さんし船団丸」に北川尚弥、長谷川ティティ、矢崎広が演じる3人の新人漁師がやってくる。北川が演じるのは、常にメモを持ち歩いている大卒の青年・小森賢太郎。世間知らずで空気を読まない小森は、何かと船団をかき回す役どころ。長谷川は、爽やかな印象で体育会系の岡室爽を演じる。矢崎は、玩具メーカーの元営業マン・逢坂孝徳を演じる。舞台・映画・ドラマなど、多方面で活躍中の若手俳優3人が演じる、個性豊かな新人漁師たちにも要注目。さらに、この3人の中に“さんし潰し”のために送り込まれた刺客がいるらしく…。

■前回:第6話 ネタバレあらすじ
永沢一希(鈴木伸之)から突然、「子どもができたから会社を辞める」と告げられた岩崎和佳(奈緒)は、遠距離恋愛中の永沢の彼女・白峰アイナ(足立梨花)に会いに行き、事情を探ろうとする。しかしアイナは、「ずっと一希に漁師をやめてほしかった」と和佳の説得もことごとく笑顔でかわし、漁師には将来性がないから永沢には転職してほしいという要望を変えることはなかった。

頭を悩ませる和佳のもとに、テレビ局のディレクターから、「『お魚ボックス』の将来性を見込んで取材をさせてほしい」と連絡が入る。テレビで「将来有望なビジネス」だと取り上げられれば、アイナの気持ちも変わるのではないかと思い立った和佳は、片岡洋(堤真一)たちに事情を説明。永沢に残ってもらうためなら、と皆で盛り上がっていたのだが…。

さんし船団丸の面々がテレビに出るという噂が浜全体に広がると、漁協だけでなく、妬みを募らせた浜尻公平(高杉亘)ら他の船団の漁師たちの不平不満が爆発。「さんしは出ていけ」と喧嘩をふっかけられ大乱闘に…。嫌がらせも日増しにエスカレートし、漁師たちは居酒屋からは追い払われ、和佳のアパート玄関に画鋲がまかれたり、立たずら書きをされる。さらに産廃ゴミを受け入れてくれず、漁協からは納入数をごまかされる最悪の事態に…。“村八分”状態にまで追い込まれ、このままではまともに生活ができないとテレビ出演を断念しようと片岡に持ち掛けられる。しかし、和佳はそれでは結局「お魚ボックス」まで廃止されてしまうと反対する。

片岡から、「これまで受けた嫌がらせをテレビでぶちまけて日本中を味方につけてはどうか」と提案を持ちかけられた和佳は、「うん、やろう。あいつら潰してやろう」と即賛成。漁師たちは手分けして、村民たちからの嫌がせの証拠を集めることにし、居酒屋で入店を断わられる様子や、納品数を減らされていることなどを動画に収めていく。そして、テレビ収録当日、和佳と片岡は漁協の港で撮影を開始し、止めに入った組合長・杉浦久光(梅沢富美男)の前で、テレビ局のスタッフに証拠データを手渡す様子を見せつけた。

撮影も終わり、迎えた番組の放送日。さんしの漁師たちは事務所でワクワクと待ち構える。一方杉浦は、テレビ番組で漁協が吊るしあげられるのではと、ヒヤヒヤしながらテレビを見ていたのだが…。放送されたのは「お魚ボックス」の紹介と、和佳が周囲の反応について、「みなさんに良くしてもらっています」というインタビューのみ。村八分や嫌がらせへの告発は一切なく、漁師たちも漁協の面々も狐につままれたような心地に…。

片岡は、和佳が最初から本気で告発するつもりなどなく、杉浦たちをビビらせることで、嫌がらせを終わらせようとしていたのだと知り、唖然とする。実際、テレビ収録が行われた後から、嫌がらせは止み、居酒屋からはお詫びの品が届き、抜かれていた魚の納品数もしれっと上乗せされて返金されていた。和佳は「敵を潰すなんてせこい考えは捨てて、仲間を増やしていこうよ。私たちは間違っていないんだから」と皆を鼓舞する。

そんな和佳の頼もしさに、皆が胸を打たれている中、永沢は一人事務所を出て行く。和佳は永沢を追いかけ、テレビを見たアイナの反応を尋ねるが、永沢は、彼女は最初から心変わりするつもりなどなかったのだと言う。それでも永沢は、アイナに寄り添いたいという想いを明かす。永沢は、和佳を心から尊敬していることを語るが、「社長の隣で、皆と一緒に、この先の景色を見たかったです。俺、社長に会えて良かったです」とさんしとの別れを告げた。

■次回:第7話 あらすじ
テレビ出演のおかげで売り上げは絶好調!人手が不足してきたため、和佳は人員募集をすることに。その頃漁協では、組合長・杉浦のもとへ、地元の有力者・辰海一郎太がやって来て、「さんしを潰すには『針』を仕込めば良いのだ」と不敵な笑みを浮かべる。しばらくして、さんし船団丸には3名の新人が加入。どうやらその中の1人が、辰海の差し金で紛れ込んだ「針」らしいのだが、何も知らない漁師たちは、浜に若者が来てくれたことを喜び、歓迎ムードに。

多忙な和佳に代わって、片岡洋(堤真一)が自ら教育係に名乗り出るも、世間知らずで空気を読まない大卒の新人・小森賢太郎(北川尚弥)の振る舞いに、皆のストレスはたまっていくばかり。船団の空気がどんどん険悪になる中、命にかかわる大きな事件が…!

日本テレビ 新水曜ドラマ「ファーストペンギン!」は10月5日スタート。主題歌:緑黄色社会「ミチヲユケ」/出演:奈緒、堤真一、鈴木伸之、渡辺大知、梅沢富美男、吹越満、梶原善、上村侑、志田未来、松本若菜、ファーストサマーウイカ/第7話ゲスト出演:北川尚弥 長谷川ティティ 矢崎広 ほか /ナレーション:城桧吏。PR動画は番組公式サイトにて公開、YouTube 「日テレドラマ公式チャンネル」 にて最新動画配信中!

日本テレビ「ファーストペンギン!」番組公式サイト
◇番組公式Twitter: @ntv_penguin
◇番組公式Instagram: @ntv_penguin

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