「エルピス」郷敦の目力が闇に…突然の落下シーン、チェリーが投身自殺!?第4話ネタバレと第5話あらすじと予告

2022年11月15日10時16分ドラマ
@カンテレ、フジテレビ

11月14日、月10「 エルピス―希望、あるいは災い― 」(フジテレビ、月曜夜10時)第4話で「なんでベッド買ったの?」と囁く“斎藤”鈴木亮平の色気に視聴者が大興奮。21日に放送される第5話で拓朗(眞栄田郷敦)の執念が風向きを変える!?予告動画は番組公式サイトで公開されている。



「エルピス―希望、あるいは災い―」は、スキャンダルによってエースの座から転落したアナウンサー・浅川恵那(長澤まさみ)と彼女に共鳴した仲間たちが、死刑が確定犯人とされた男の死刑が確定した、10代の女性が連続して殺害された事件の冤罪疑惑を追う中で、一度は失った“自分の価値”を取り戻していく姿を描いていく社会派エンターテイメント。若手ディレクター・岸本拓朗役で眞栄田郷敦、報道局のエース記者・斎藤正一役で鈴木亮平が共演する。

11月14日に放送された第4話では、恵那が「フライデーボンボン」で強行したVTRへの反響が予想以上に大きく好評を得て、勢いづいた恵那は、目撃証言の真相を探る“第二弾”も制作。ところが、その直後に松本死刑囚の再審請求が棄却されてしまう。自分の行動が松本に不利に働いてしまったのではと悩んだ恵那は、自宅にやってきた元恋人の斎藤に「どうしても話したいことがある」と言っていた内容について問いただす。斎藤は放送をやめさせようとしていたことを認めるが、それが“何故”なのかをはぐらかした。

Twitterでは、抵抗しようとする恵那に「じゃあさ、なんでベッド買ったの?」とささやき迫っていく斎藤の色気に「鈴木亮平の破壊力えげつない」「マジでずるい男だわ」「色気が回を追うごとに増してヤバい」といったコメントがあがるとともに、裏で何かを知っていそうな、味方のような敵のような…どちら側の人間なのか解からない斎藤への不信感も数多く上がっていた。

不正を呑み込めず、戦うことを決めた恵那だったが、その結果が“再審請求の棄却”。弱っている恵那は、斎藤の庇護下に入って安心感を得ようとするが、それが良い事ではないことも自覚している。見惚れてしまう濃厚なラブシーンのあいだ、恵那が冷静に自己批判するという脚本はリアルさも感じさせ斬新だ。恵那がこのまま楽な方に逃げてしまわず、最後まで自分の正義と向き合っていけると良いのだが…。

一方、ついに「負け続けてきた“勝ち組”」の自分の罪と向き合うことになった拓朗。視聴者からはこれまでとは違う拓朗の“闇の目力”に悲鳴が上がった。また、今回巧みな言葉で拓朗に罪を認めさせた村井にも視聴者の注目が集まった。報道から深夜バラエティに流されたという村井も、斎藤同様これから先のキーマン。何を考えているのか今一つ分からない人物だが、人を見る眼も、何が人の心を動かすのかもわかっている。味方になってくれるとありがたいのだが…。

ドラマラストで、突如誰かが転落するシーンが…。視聴者がザワツク中、公式サイトで自殺を試みた人物が、再審請求が棄却されたことを苦にしたチェリーだと明かされた。次週11月21日に放送される第5話では、特集の続編制作が禁じられた、恵那は決定を静かに受け入れるが、拓朗はどうしても納得できず、単独で事件の目撃証言をした西澤の身辺を調べ始める。予告動画には、やつれた無精ひげ姿の拓朗が!いったい何が彼を激変させたのか!?村井と恵那が、裏に相当な権力者が裏にからんでいることを語りあうシーンも登場する。ついに村井も動き出すのだろうか?次週放送まで、復活したエンディングの意味も含め、じっくりとドラマ考察を楽しみたい。

■前回:第4話ネタバレあらすじ
恵那の画策により、「フライデーボンボン」で被害者遺族や事件関係者のインタビュー映像が放送された。何も知らされていなかった拓朗やスタッフたちは茫然とする。放送後、名越は、独断でVTRを流した恵那を叱責。一方、特集の反響は想像以上に大きく、好意的なものばかり。被害者遺族からの感謝の電話を受けた恵那と拓朗は感涙する。

しかも、「フライデーボンボン」は、かつてない高視聴率を叩きだした。これは評価されるのではないかと喜ぶ拓朗に対して、恵那は「おじさん(上司)たちのメンツとプライドは地雷」と、注目度の高さに神経を尖らせる。

しかし、偶然廊下で鉢合わせた局長は、恵那の特集番組を喜び、プロデューサーの名越(近藤公園)が、本当は局長に話を通していなかったことに気が付く。恵那は「フライデーボンボン」の企画会議で、局長からの後押しがあることを明かして名越の鼻をへし折ると、第二弾の制作と近々の放送を告げる。

恵那たちは次に犯人逮捕の決め手になった目撃証言に着目する。目撃者の西澤正(世志男)は「男が慌てたように山道から駆け降りてきて、自転車で立ち去る様子を見た」と証言していたが、恵那らの取材に応じない。拓朗は、西澤の頑なな態度にうさんくささを感じる。証言が嘘ならば再審もあり得ると息巻くが、司法の高い壁が立ちふさがる。

目撃証言を中心に作られた第二弾も好評を得て、前回を上回る視聴率をはじき出した。局長も「フライデーボンボン」の快挙に気をよくし、第三弾は5分尺を伸ばしての放送も決まった。

そんな矢先、恵那は、木村弁護士(六角精児)から、裁判所から通知が届き、松本死刑囚(片岡正二郎)の再審請求が棄却されたことを伝えられる。恵那は自分たちの放送が棄却通知に影響を及ぼしたのではないかと悩むが、いったい誰が敵なのかわからない。斎藤が語らなかった何かに、その答えがあると感じた恵那は、斎藤を家に呼びつける。恵那が「私に放送をやめさせたかったんじゃないんですか?」と問うと、斎藤は「知らなかった方がいいこともあるんじゃないか?」とはぐらかすだけだった。

拓朗の元に、被害者井川晴香の元カレを名乗る男から、彼女の手紙の中に犯人らしき男の名前があるとガセ情報が寄せられる。拓朗はまんまと金銭を払ってしまい、上司である村井(岡部たかし)に相談する。自分負け続けていると愚痴る拓朗をビルの屋上に連れて行った村井は、そこで拓朗の同級生がいじめで自殺した件を持ち出してくる。「お前どのポジションにいるやつだったの?いじめるやつ?見てるやつ?」拓朗が「いや、僕は気づいてなかったっていうか…」と逃げ腰になると、「逃げんな、おい、きちんと向き合え、それができないかかぎりお前はずっと負け続けるぞ」と村井はどやしつける。

「僕は裏切ったやつです。友達だったのに…。自分がいじめられるのが怖くて。いじめの主犯が学年で一番の有力者だったからです。僕らは負けたんです。ママにそのことを話たけど、ママも誰にも言わなかった。決定的に負けて、それからずっと負け続けてる。一番嫌いで、許せない奴らにこびへつらいながら、勝ち組にいるために、友達を見殺しにした。それをなかったことにしてまで、何なんだよ。勝ち組って。どう勝ってんだよ…」

村井とのこのやりとりのあと、拓朗の様子が激変する。いつもの目力が消えた拓朗に、恵那は嫌な予感を覚える。その直後、誰かがビルから転落し…。

■次回:第5話あらすじ
松本死刑囚の再審請求が棄却され、責任を感じたチェリー(三浦透子)が自殺を図った。しばらくすると、拓朗たちも特集の続編を制作することを禁じられ、あがらえない大きな力に脅威を感じた恵那は、制作中止の理由も問わぬまま、上層部の決定を静かに受け入れる。

しかし、世間の反響が大きく視聴率も良かっただけに、拓朗はどうしても納得できない。行き場のない正義感をまとった拓朗は、単独で事件の目撃証言をした西澤の身辺を調べ始める。すると、西澤がかつて事件のあった八頭尾
山のふもとの町に住んでいたことが判明。さらに現地で聞き込みを続けると、西澤の息子・健太の親友だという男が現れ、西澤の新たな顔が浮かび上がってくる。そこに、いちるの望みをかけた拓朗は、男を介してある人物に接触を試みることに…。一方、恵那は元恋人の斎藤と再び良好な関係を築き始めていた。その矢先、同期で報道部の滝川雄大(三浦貴大)から、斎藤が警察に多大な影響力を持つ、とある大物政治家と密接な関係であることを聞かされて…。

カンテレ、フジテレビ 新月10ドラマ「エルピス―希望、あるいは災い―」は10月24日夜10時スタート。出演:長澤まさみ、眞栄田郷敦、鈴木亮平、三浦透子、三浦貴大、近藤公園、池津祥子、梶原善、岡部たかし、筒井真理子ほか。番組公式Twitterアカウントは「@elpis_ktv」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

カンテレ、フジテレビ「エルピス―希望、あるいは災い―」番組公式サイト

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