財閥家の末息子として生まれ変わったソン・ジュンギ!韓国ドラマ「財閥家の末息子」第2話のあらすじと見どころ

2022年11月21日14時35分ドラマ
画像出典:JTBC「재벌집 막내아들」公式サイトより

11月19日(土)に放送されたソン・ジュンギ&イ・ソンミン主演ドラマ「財閥家の末息子」では、スニャン家の末息子ドジュンとして生まれ変わったソン・ジュンギと、彼を家族として受け入れるイ・ソンミンの姿が描かれた。気になる第2話のあらすじと見どころを紹介していこう。番組HPで予告動画が公開中だ。



「財閥家の末息子」は、財閥一家のオーナーリスクを管理する秘書がひょんなことから一家の末息子として生まれかわり、第二の人生を生きるファンタジードラマだ。【「財閥家の末息子」を2倍楽しむ】では、韓国での放送にあわせて各話のネタバレあらすじ、見どころ、キャスト、視聴率など紹介している。

■キャストキャスト詳細
ユン・ヒョヌ、チン・ドジュン役:ソン・ジュンギ(一人二役)
チン・ヤンチョル役:イ・ソンミン
ソ・ミニョン役:シン・ヒョンビン
チン・ソンジュン役:キム・ナムヒ
チン・ヨンギ役:ユン・ジェムン
ソン・ジョンレ役:キム・ジョンナン
チン・ドンギ役:チョ・ハンチョル
チン・ファヨン役:キム・シンロク


■第2話あらすじ
スニャン家の三男ユンギの息子ドジュンとして生まれ変わったヒョヌ。にわかに現実を受け入れられないヒョヌは、そこに現れたスニャングループの会長ヤンチョルの前に躍り出た。突然目の前に現れたドジュンを一瞥し、顔をしかめるヤンチョル。慌ててヘインが止めに入り、事なきを得る。その後、ヤンチョルの妻ピルオク(キム・ヒョン)から自分がスニャン家の末息子だと聞き、ヒョヌは耳を疑った。

両親に連れられ、兄ヒョンジュンと共に祖父ヤンチョルの邸宅へ向かうヒョヌ。その日はヤンチョルの還暦を祝うパーティーが開かれ、邸宅には大勢の人々が集まっていた。親の反対を押し切って結婚し、それから10年に渡ってスニャン家と縁を絶っていたユンギ夫婦。映画会社を立ち上げたユンギは、改めて父ヤンチョルの還暦を祝う。しかし、そんなユンギを息子として認めようとしないヤンチョル。

一方、ヒョヌは自分が知るスニャン家のどこにも、ユンギの息子ドジュンという存在がなかったことに頭を抱える。なぜドジュンの情報だけが記憶の中から消えてしまったのだろうか。そんななか、まだ幼いソンジュンがヤンチョルのコレクションの1つをそっとポケットにしまうのを目撃するヒョヌ。さらにヒョヌの存在に驚いた拍子に、ソンジュンは近くにあった壷を割ってしまう。慌ててヒョヌに罪をなすりつけるソンジュンだったが、駆けつけた大人たちを前にヒョヌは見たままを説明した。するとカッとなったソンジュンは、思わずヒョヌに殴りかかる。その様子を見ていたヤンチョルはソンジュンを呼び出し、壷を割ったことや嘘をついたことが問題ではなく、グループの後継者として冷静な判断ができなかったことが問題だと叱責した。

その一部始終がかつて自分が読んだヤンチョルの自叙伝に書かれていた通りだと知ったヒョヌは、慌てて屋敷を飛び出す。ヒョヌが向かった先は、母が営むクッパ店だった。忙しそうに働く母の姿を見たヒョヌは涙を流す。その後、クッパを注文するもヘインが駆けつけ、ヒョヌはその場を後にする。車の中で、先ほど母がくれた絆創膏を握りしめながら嗚咽するヒョヌ。

ドジュンとしての運命を受け入れることにしたヒョヌは、ふたたびヤンチョルの屋敷へ向かった。ヤンチョルに昨日の件を謝罪しに来たと話すヒョヌを、ピルオクは2階へ案内する。そこで誰に選挙資金を渡すべきか悩むヤンチョルの姿を目にしたヒョヌは、ヤンチョルの秘書イ・ハンジェ(チョン・ヒテ)に、割ってしまった壷の代金を弁償しに来たと伝える。そして、自分だったら選挙資金をノ・テウ候補に渡すとヒョヌ。その後、ニュースで有力候補2人が単一化に失敗したと知り、ヤンチョルは改めてヒョヌを呼び戻す。

しばらくして、ヤンチョルから出されたクイズの答えに気付いたヒョヌは、ピルオクに連絡を入れる。しかし肝心のヤンチョルは現在、バグダッドに出張中だという。帰りの飛行機の情報を聞いたヒョヌは、その便名を見てハッとした。それは他でもない、北朝鮮の工作員によってテロ被害に遭う予定の飛行機だったのだ。慌ててヤンチョルの下で働くジュリョンにフライトの変更を伝えるヒョヌだったが、あろうことかジュリョンはメモ用紙を紛失してしまう。

翌日、飛行機テロのニュースを目にしたヒョヌは、つづいて掛かってきた電話に愕然とした。テロに遭った飛行機の搭乗名簿にヤンチョルの名前を確認した一家は、絶望に暮れる。そんななか、何食わぬ顔で帰宅するヤンチョル。直前に予定を変更し、一足先に韓国に帰国したというのだ。実はジュリョンが失くしたメモは、ヤンチョルの決裁書類の中に挟まっていた。メモの内容を目にしたヤンチョルは、フライトの変更を決め、さらに皆が反対する半導体事業をより一層拡大することを決めたのだった。

その後、ヒョヌの言葉通りノ・テウ候補が大統領に当選すると、ヤンチョルは国内の半導体事業独占権を手に入れる。ヒョヌを呼び出したヤンチョルは、最初から未来がわかっていたのかと問う。そんなヤンチョルに向かって、「僕が知っていたのは未来ではなく、お祖父さんの心です」とヒョヌ。

ヒョヌの答えに満足したヤンチョルは、賞金をやるという。すると、金ではなく土地が欲しいとヒョヌは答える。ヒョヌが選んだ場所は、京畿道盆唐(ブンダン)の土地だった。さらにヒョヌは、これまでスニャン家の誰もが成し得なかったソウル大学法学部に合格してみせるとし、自分とその家族をスニャン家の一員として認めて欲しいと交渉した。しばらくして、皆の前にヒョヌを連れて行くと、今後は週一回行われる家族の集まりにヒョヌとその家族も同席すると伝えるヤンチョル。数年後、ユン・ヒョヌいやチン・ドジュン(ソン・ジュンギ)は、約束通りソウル大学の法学部に首席で合格し、こうして財閥家の末息子に生まれ変わったことをチャンスに変えてみせると誓うのだった。

■見どころ・感想
財閥家の末息子チン・ドジュンとして生きることに決めたヒョヌ!
第2話のラストでは、約束通りソウル大学の法学部に合格し、マスコミのインタビューに応じる主人公の姿が描かれた。ドジュンとして第2の人生を歩むこととなったヒョヌ。スニャン家の一同の前に立ったヒョヌは、「この中に自分を殺した人物がいる」と呟く。自分を殺した犯人を突き止めるとともに、財閥家の末息子となったヒョヌがどのように人生を変えていくのか楽しみだ。

劇中ノ・テウ元大統領が第13代大統領に当選する様子や、北朝鮮の工作員キム・ヒョンヒが大韓航空858便を飛行中に爆破したテロ事件など、実際に1980年代に韓国で起こった出来事をもとにしたエピソードが登場した。こういった韓国の時代の流れを知ることができるのも、本作の魅力のひとつといえるだろう。

次回予告では、ソウル大学に入学したドジュンがのちに“スニャン家の死神”と呼ばれる検事ソ・ミニョンと対面する様子が登場。過去には敵対関係にあったドジュンとミニョンが、今度はどのような関係性を築き上げていくのか気になるところだ。「財閥家の末息子」の気になる予告動画は、番組HPでチェックできる。

Jtbc番組サイト

kandoratop【作品詳細】【「財閥家の末息子」を2倍楽しむ】