日産GT-Rがフル参戦、新生FIA GT1世界選手権第2戦をライブ中継

2010年04月30日18時09分スポーツ
視聴サイトへ

「FIA GT選手権」は、2010年から「FIA GT1世界選手権」と名前を変えて世界規模で行われているが、日本からは日産の「GT-R」がフル参戦し、その第2戦シルバーストンの決勝レースがライブ中継される。

同選手権には、アストンマーティンDB9、コルベットZ06、フォードGTマテック、ランボルギーニ・ムルシエラゴ670R-S、マセラティMC12、日産GT-Rが、各2チーム各2台、合計24台参戦する。
同選手権は、アブダビのヤスマリーナサーキットで開幕し、ヨーロッパ、南アフリカ、南アメリカを転戦して全10戦で争われる。
レースは、「スパ24時間レース」を除き、通常は3日間開催となり、金曜日がフリープラクティスとプリクオリファイ、土曜日が24台→16台→8台と絞られていく3度のクオリファイセッションとクオリファイレース(60分)、日曜日がクオリファイレースの結果によってグリッドが決まるチャンピオンシップレース(60分)。また、レースでは、1回のタイヤ交換とドライバー交代のためのピットストップが義務付けられる。

ポイントは、クオリファイレースが1位3ポイント、2位2ポイント、3位1ポイント。チャンピオンシップレースが1位10ポイント、2位8ポイント、3位6ポイント、4位5ポイント、5位4ポイント、6位3ポイント、7位2ポイント、8位1ポイント。このポイントにより、ドライバーとチームの世界選手権を競う。
また、レースの結果により、以下のようなウエイトハンデが課される。1位+40kg、2位+30kg、3位+20kg、4位+10kg、5位±0kg、6位-10 kg、7位-20kg、8位-30kg、9位-40kg。このウエイトハンデは、最高で100kgまでとなる。

第1戦アブダビでは、フォードGTマテックが優勝、コルベットZ06が2、3位に入り、日産GT-Rは12、14、16、21位と振るわなかった。
もっとも、開幕戦が始まる前に性能調整のためのウエイトハンデを課されており、レースが荒れ模様だったこともあり、持てる実力をフルに発揮することができるなかった。
第2戦は、クオリファイレースはグリニッジ標準時5月1日16時、チャンピオンシップレースは5月2日14時スタートで、「GT1 TV」でライブ中継される。
日本では、前者が5月1日23時45分ごろ、後者が5月2日21時45分ごろから放送が始まる見込みだが、放送時間は流動的なので、早めに見始めるようにしたい。
なお、ライブ中継がない時間帯でも関連ビデオが流されるので、事前にさまざまな映像を見ることができる。

FIA GT1世界選手権オフィシャルサイト「GT1 TV」