韓国ドラマ「財閥一家の末息子」ソン・ジュンギ、誰もが知るあの大企業に投資!第4話のネタバレと見どころ

2022年11月26日10時30分ドラマ
画像出典:JTBC「재벌집 막내아들」公式サイトより

11月25日(金)に放送されたJTBC金土日ドラマ「財閥家の末息子」では、ハンド製鉄の買収を巡ってスニャン家の人々による激しい神経戦が繰り広げられた。さらに未来を知るソン・ジュンギは、パートナーのパク・ヒョックォンの協力のもと、のちの大企業となる会社に投資を行う。気になる第4話のネタバレあらすじと見どころを紹介していこう。番組HPで予告動画が公開中だ。



「財閥家の末息子」は、財閥一家のオーナーリスクを管理する秘書がひょんなことから一家の末息子として生まれかわり、第二の人生を生きるファンタジードラマだ。

■キャストキャスト詳細
ユン・ヒョヌ、チン・ドジュン役:ソン・ジュンギ(一人二役)
チン・ヤンチョル役:イ・ソンミン
ソ・ミニョン役:シン・ヒョンビン
チン・ソンジュン役:キム・ナムヒ
チン・ヨンギ役:ユン・ジェムン
ソン・ジョンレ役:キム・ジョンナン
チン・ドンギ役:チョ・ハンチョル
チン・ファヨン役:キム・シンロク


■第4話あらすじ
ドジュンは韓国へやってきたセヒョンに向かって、プレゼントを用意したという。ドジュンが用意したプレゼントとは、アメリカでセヒョンが大きな投資の前に必ず食べると言っていたニューヨークのドーナッツ店だった。セヒョンが韓国でもその味を楽しむことができるよう、ドジュンは店を韓国でチェーン展開させたのだ。一方、突然ハンド製鉄の投資に名乗りを上げたセヒョンを不審に思ったヨンギは、その動向を探るよう命じる。そんななか、ホテルでセヒョンのすぐ後に出てくるドジュンの姿を何者かが撮影していた。

自身が手掛けるスニャン自動車のレースを見に、サーキットを訪れたヤンチョル。1位を独走するスニャン自動車を見て満足げなヤンチョルに向かって、ヨンギはハンド製鉄の買収の件について切り出す。予定よりも買収金額をアップしなければならないと話すヨンギに、「好きにすれ」とヤンチョルはいう。そんななか、長女のファヨンは金にならない自動車業界ではなく、自分の夫チャンジェに投資してみてはどうかと一言。ファヨンはどうしてもチャンジェを国会議員にさせたい様子だが、ヤンチョルはまったく相手にしようとしなかった。

そんななか、レースに異変が。それまで1位を独走していたスニャン自動車が急に減速し、後ろを走っていたデヨン自動車に1位の座を奪われてしまう。これには心から失望の色をあらわにするヤンチョルだったが、ドジュンはまだレースは終わっていないと声をかけた。そこへ、デヨングループのチュ・ヨンイル会長が現れる。一触即発の雰囲気のなか、ヨンギを呼び出したジュリョンは、スニャン自動車のレーシングカーに問題が生じたようだと明かした。リタイアは絶対に許されないとし、レーサーに罵声を浴びせるヨンギ。結局、無理な走行をつづけたスニャン自動車はその場で発火してしまう。その様子を愕然と見守るヤンチョルだったが、そこへ戻ったヨンギは空気も読めずにマスコミに金を渡して口止めしたと告げた。これにはヤンチョルも怒りを抑えることができず、ヨンギの頬にビンタを食らわし、その場を後にする。

その日はスニャン自動車の新車発表会が開かれる予定だったが、会場にヤンチョルの姿はなかった。自叙伝でヤンチョルが自動車事業で失敗した度に訪れていた場所について語っていたのを思い出したドジュンは、独りでその場所を目指した。そこで外車のエンジンを外して研究を行うヤンチョルの姿を目にするドジュン。どうやってここに来たのかと怒鳴るヤンチョルに、ドジュンは「スニャン自動車はグループにとって、“エンジン”のような存在です。スニャン自動車があったから、グループはここまで来れた」と伝えた。誰もわかってくれない自分の本心を理解するドジュンに心を動かされたヤンチョルは、予定通り新車発表の会場へ向かうのだった。

ヤンチョルのスピーチは大成功に終わり、満足げに会場を後にするドジュン。そんなドジュンに声をかけた次男ドンギは、なんとしてもハンド製鉄の買収に成功しなければならないが、問題はセヒョンが代表を務めるパワーシェアーズ社だと語った。するとドジュンは、「むしろ良かった。デヨンに取られるくらいなら、パワーシェアーズがマシでしょう」と返す。実はドジュンに運転手を付け、監視を行っていたのは他でもないドンギだった。

しばらくして資金不足と思われていたデヨングループが突然、ハンド製鉄の買収に踏み切ったとのニュースが流れる。デヨンが提示したのは、パワーシェアーズが提示した金額に1000億ウォン上乗せした6000億ウォンという金額だった。そんななかドンギからドジュンとセヒョンの関係について聞いたヤンチョルは、ドジュンに疑いの目を向ける。その日、大学にドジュンを迎えに行ったヤンチョルは、盆唐(ブンダン)の土地を売って手にした金を何に使ったのかと尋ねる。これに対し、父親と一緒に映画に投資したと答えるドジュン。しかし、ヤンチョルはドジュンの話を信じようとはしなかった。

ホテルのスイートルームでセヒョンと打ち合わせを行うドジュンのもとへ、花束が届く。花束を持って現れたのは、自力で学費を稼ごうとホテルで働くミニョンだった。ドジュンが女を連れ込んで遊んでいると勘違いするミニョンだったが、セヒョンの登場ですぐにそれが誤解だったと気付く。お詫びとしてホテルの食事券を渡すミニョン。その後、ドジュンはセヒョンと投資について議論を交わすも、何者かが盗聴していた。そしてその録音ファイルは、ヤンチョルのもとへ。

ヤンチョルに呼ばれたセヒョンは、パワーシェアーズへの投資者はドジュンかと聞かれ、そうだと答える。しかし、ドジュンがパワーシェアーズを通して投資したのはハンド製鉄ではなく、“Cadabra”というオンライン書店だとセヒョン。さらにセヒョンは、デヨングループに投資したのが他でもない次男のドンギだと伝えた。これを受けて、何としてもハンド製鉄を買収しなければならない長男ヨンギは、闇金に手を出してでも投資金を確保しろと息巻いた。そんなヨンギの前に現れたのは、妹ファヨンだった。ファヨンの協力を得て、ヨンギはなんとかハンド製鉄の買収に成功する。

実はこの一連の出来事は、すべてドジュンが考えたシナリオだった。ドジュンの狙いは、ハンド製鉄の買収によって、スニャングループが多額の負債を抱えることだったのだ。さらにドジュンが投資したオンライン書店は、“アマゾン”と名前を変えてナスダックに上場したという。それからしばらくして、前代未聞の経済危機を知らせるニュースが流れ…。ニュース画面をじっと見据えたドジュンは、心の中で「(ここからだ。あんたの危機、そして俺のチャンス)」と呟いた。

■見どころ・感想
未来を知るドジュンによって、次第に窮地に追い込まれて行くスニャングループ。第4話ではハンド製鉄の買収を巡って、激しい神経戦が繰り広げられた。さらに、ヤンチョルがこれほどまでにハンド製鉄の買収に力を入れる理由も明らかとなった。ヤンチョルは自動車事業がスニャングループの原点だと考えており、何よりも力を入れていたのだ。そして、自動車事業の成功にはハンド製鉄の買収が絶対条件だった。周りは「金にならない自動車事業なんて…」と顔をしかめたが、そんなヤンチョルの心を唯一理解し、寄り添ったのはドジュンだ。

長女ファヨンが兄ヨンギに手を貸したことで、スニャングループは見事ハンド製鉄の買収に成功した。このままドジュンの計画が失敗に終わってしまうのかと思いきや、すべてはドジュンの書いたシナリオ通りだった。ドジュンの狙いはハンド製鉄ではなく、買収によってスニャングループが多額の負債を抱えることだったのだ。続いてヤンチョルらを襲ったのは、韓国を襲った深刻な通貨危機だった。ドジュンが土地で儲けた資金をすべてドルに替えていたのも、この為だろう。

さらにアマゾンの上場を知るドジュンは、いち早くアマゾンの前身となる“Cadabra”社に投資を行った。これによってドジュンが得た収益は、投資額の900%に上るという。劇中で、事実に基づいたエピソードが沢山登場するのが面白い。次回予告では、ついに因縁の相手スンジュンが登場し、これまた波紋を呼ぶことになりそうだ。「財閥家の末息子」の予告動画は、番組HPで公開中だ。

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