韓国ドラマ「カーテンコール」第10話“本物”ノ・サンヒョン、ついに“祖母”コ・ドゥシムの前に!視聴率5.4%、ネタバレ
ジェホン(カン・ハヌル)はセヨン(ハ・ジウォン)とセジュ(チ・スンヒョン)の態度が変わったことを感じ取り…韓国KBS2で12月5日(月)に放送された「カーテンコール」第10話のネタバレあらすじと見どことを紹介しよう。(プライムビデオで独占配信中)
「カーテンコール」は、3か月の余命宣告された北朝鮮出身の老婦人チャン・グムスンの願いを叶えるために、前代未聞の特命を受けたユ・ジェホンが孫リ・ムンソンに成りすます地上最大の詐欺劇とそれにかかわる人々の物語。
【「カーテンコール」を2倍楽しむ】では各話のネタバレあらすじと見どころ、キャストなどまとめて紹介している。
■キャスト⇒メインキャスト紹介
ユ・ジェホン(偽“ムンソン”)役:カン・ハヌル
チャ・グムスン役:コ・ドゥシム
パク・セヨン役:ハ・ジウォン
パク・セジュン役:チ・スンヒョン
パク・セギュ役:チェ・デフン
チョン・サンチョル役:ソン・ドンイル
ペ・ドンジェ役:クォン・サンウ
ジウォン役:ファンウ・スルへ
リ・ムンソン役:ノ・サンヒョン
ソ・ユニ(偽“ジンスク”)役:チョン・ジソ
ほか
■第10話あらすじ
朝食の席、いつになく能弁でジェホン(カン・ハヌル)に好意的に話しかけるセジュン(チ・スンヒョン)。一方でセヨン(ハ・ジウォン)はどこかよそよそしい。リ・ムンソン(ノ・サンヒョン)を連れてチャン・テジュ(ハン・ジェヨン)がセジュンを訪ねてくるが、セジュンは家族に知られるように追い返す。食事の後、2人の態度が変わったことを感じ取ったジェホンは、ユニとサンチョルに自分の正体と計画がバレたようだと話す。
本物のリ・ムンソンを使ってセヨンにプレッシャーをかけようと考えるセジュン。だが、グムスンの健康を考え、今がその時ではないと判断し、事務所でテジュとリ・ムンソンと会う。焦るテジュたちを落ち着かせ、グムスンにジェホンが偽物と教えるまで少し時間が必要と説明する。ジェホンとユニが本気でグムスンと自分たちに愛情深く接し、家族も彼らを愛していると教え、「家族とは複雑なもの」というセジュンの言葉を聞いたリ・ムンソンは、「真実は人を傷つける」という父の言葉を残してその場を立ち去る。
テジュの車を尾行していたサンチョルは、興信所に戻った二人の前に姿を現し、リ・ムンソンに、北朝鮮に帰るよう勧める。そして、「グムスン亡きあと遺産の相続権を引き渡すので、それまでグムスンの前に姿を見せるな」説得する。納得しないリ・ムンソンに、「偽物を装っているジェホンは優しく人を傷つけない、愛すべき人物。君ではだめだ」とダメだし。その言葉に怒り、暴力に振るおうとするムンソンを「何かあれば暴力をふるい、人のせいにして這い上がろうとしないお前ではだめだ」と力づくで押さえつける。そしてテジュには、今後セジュンから連絡あれば自分に知らせるよう命じる。
サンチョルはジェホンたちにバレていた事実を告げて、全ては自分が責任を負い、残金も支払うと話す。だが、ジェホンにとって金の問題ではなかった。それはユニも同じで、「今はその時ではない。まずはどこまでバレているのか調べて、今できることから始めよう」と提案し、セジュンとセヨンがどこまで知っているのかを確かめることに。
セジュンは、セヨンに揺さぶりをかけようと、なじみの記者(キム・ガンヒョン)に“もう一人の弟=リ・ムンソン”の情報をリークし、セヨンのへ取材を唆す。記者はさっそくセヨンを訪ねてくる。リ・ムンソンの情報源の出所を尋ねるセヨンの質問には答えず、「公にしたい理由でもあるのか」と迫る。
ジェホンの正体をセジュンも知ったと確信したセヨンは、“リ・ムンソンに相続されるだろう持ち株”を諦め、ドンジェ(クォン・サンウ)に頼ろうと考える。食事に誘ってドンジェの株を譲ってほしいと頼み、そのための条件である2人の結婚についても考えてみると話す。思っても見ない申し出に驚き喜ぶドンジェだが、その直後に、セジュンが株の購入オファーを取り下げたと知り、何が起きているのか気になる。セジュンから“リ・ムンソンの偽物だ”という衝撃の事実を知させれたドンジェは、セヨンとセジュンの態度の変化に合点がいく。
ジェホンはセヨンの様子を探ろうとするが、さりげなく避けられてしまう。一方、ユニもジウォン(ファンウ・スルヘ)を通してセジュンの様子を探ろうとするが、有益な情報は得られない。眠れぬ夜を過ごすジェホンとユニ。ひとり庭に出たジェホンは、力なく帰宅するセヨンを見かけ、思わず隠れる。そんなジェホンの姿を部屋から見つめるユニ。
そんな中、グムスンは久々に2002年、南北離散家族再会で知り合った懐かしい友人たちと会う。孫との再会を喜んでくれる友人たちに、ひとしきり孫自慢。そこにチョルジンも現れる。チョルジンこそが、1950年12月の戦乱の中、南に向かう船に乗り込む際に、亡き夫が助けてやった少年だった。チョルジンは自分のせいでグムスンが家族と離れ離れになったことを長年すまなく思っていた。グムスンが孫と再会できたことを心から喜ぶ。
リ・ムンソンが失踪し、グムスンに真実を語る決心をしたサンチョルだが、グムスンは一人で外出した後だった。海を臨むカフェで、北朝鮮の夫と息子ヨンフンと離別した日のこと、息子ヨンフンとの涙の再会をした日のことを思い出すグムスン。そんなグムスンの前にリ・ムンソンが現れる。
一方、ジェホンが「リ・ムンソン」だと気づいた記者がセヨンにインタビューを迫る。セヨンはドンジェとの結婚の特ダネをちらつかせ、はぐらかそうとする。そこにジェホンが駆けつけ、記者を一喝してセヨンを連れ出す。記者のインタビューに答えるセヨンに苦言を呈するジェホン。セヨンはそんなジェホンに「何の権利がるの?何様のつもり?」と怒鳴りつける。言葉に詰まるジェホンに「私たちは他人よ。違う“ユ・ジェホン”」と本名で呼ぶ。
■見どころ
これまでのゆったりペースから怒涛の展開となった第10話。セヨンもセジュンもジェホンが偽物だとしり、ラストではついに本物のリ・ムンソンがグムスンの前に姿を見せた。
そんな中、気になるのがサンチョルという人物。何しろ、吉林省であれほど強かったリ・ムンソンがサンチョルには全く敵わない。リ・ムンソンを手名付けたやり手のテジュも恐れるサンチョル。グムスンもかつての彼がとんでもない人物と語っていた。グムスンに献身的に作るサンチョルとはどんな人物なのか?
また、正体がバレたことで夜も眠れないジェホン。だが、その心の底に、計画の失敗だけでなく「セヨンへの想い」が潜んでいることを、頭のいいユニだけは気づいている様子。
知名度の高い俳優たちがカメオ(特別出演)も本作の魅力。記者役を務めるのは「操作~隠された真実~」でも新聞記者役を演じたキム・ガンヒョン、チョルジン役としては時代劇から現代ドラマまで韓ドラおなじみのチェ・ジョンウが務めた。
初回7.2%と好スタートをしたものの、その後第7話からは4%台に数字を落としていたが、物語が大きく動いた第10話は5.4%まで数字を戻している。怒涛の展開を予感させる次回からの盛り返しを期待したい。
「カーテンコール」は10月31日から韓国KBS2にて毎週月・火曜日の午後9時50分に放送、Amazonプライムビデオで同日より配信している。第11話は12月12日放送・配信予定となっている。
◇Youtube「カーテンコール」関連動画
◇KBS公式ページ
◇公式ティーザー映像 日本語字幕なし
【作品詳細】【「カーテンコール」を2倍楽しむ】