視聴率ついに20%突破!「財閥家の末息子」イ・ソンミンの身に起きた異変?第11話のネタバレと見どころ

2022年12月12日10時13分ドラマ
画像出典:JTBC「재벌집 막내아들」公式サイトより

12月11日(日)に放送された「財閥家の末息子」では、事故の黒幕を追うソン・ジュンギとイ・ソンミンの姿が描かれた。第11話の視聴率は前日の18.3%を大きく上回り、21.1%を記録。ついに20%の大台に乗ることとなった。気になる第11話のあらすじと見どころを紹介していこう。予告動画は番組HPで公開中だ。

犯人がスニャン家の中にいると考えるイ・ソンミンだったが、昨夜のエンディングではせん妄と思われる症状がみられ、視聴者に大きな衝撃を与えた。



「財閥家の末息子」は、財閥一家のオーナーリスクを管理する秘書がひょんなことから一家の末息子として生まれかわり、第二の人生を生きるファンタジードラマだ。【「財閥家の末息子」を2倍楽しむ】では、韓国での放送にあわせて各話のネタバレあらすじ、見どころ、キャスト、視聴率など紹介している。

■キャストキャスト詳細
ユン・ヒョヌ、チン・ドジュン役:ソン・ジュンギ(一人二役)
チン・ヤンチョル役:イ・ソンミン
ソ・ミニョン役:シン・ヒョンビン
チン・ソンジュン役:キム・ナムヒ
チン・ヨンギ役:ユン・ジェムン
ソン・ジョンレ役:キム・ジョンナン
チン・ドンギ役:チョ・ハンチョル
チン・ファヨン役:キム・シンロク


■第11話あらすじ
ニューデータテクノロジーの株価操作を巡ってドンギがドジュンを陥れた背景には、長孫ソンジュンの妻ヒョンミンの協力があった。これによってドンギに貸しを作ったヒョンミンは、地方の物流倉庫で働く夫ソンジュンを見事本社に呼び戻すことに成功する。その知らせを持って現れたヒョンミンに向かって、「君の作品か?」と新聞の一面記事を指差すソンジュン。

末孫のドジュンに設立予定の持株会社を任せることに決めたヤンチョルだったが、記者会見の場に向かう途中で事故が発生。後部座席に座っていたドジュンは、猛スピードで近づいてくるトラックを見て目を見開いた。その瞬間、ドジュンはなぜ過去の自分がスニャン家の末息子である“チン・ドジュン”の存在を知らなかったのかに気付く。スニャングループの会長ヤンチョルとその孫ドジュンを乗せた車が事故に遭ったというニュースは、大きく報じられた。事故の原因はトラックを運転していた男の飲酒運転であることが明らかとなり、運転手はその場で息を引き取ったという。ヤンチョルが病院へ運ばれたと知り、慌てて病院へ駆け付けるスニャン家の人々。すると院長はヤンチョルが現在昏睡状態にあるとし、面会は一切できないと告げた。

一方、奇跡的にこれといった外傷もなく、九死に一生を得たドジュン。実は最初の事故が起こった後、トラックに衝突されそうになったドジュンらを救ったのは、ドンギが仕込んだドジュンの運転手ハ・インソク(パク・ジフン)だった。ドジュンにその正体がバレて以降、インソクはドジュンの人間として仕えていたのだ。会見場にドジュンの衣装を運んでいる途中で事故を目撃したインソクは咄嗟にトラックの前に割り込み、衝突を防いだのだった。インソクのおかげで一命をとりとめたドジュン。その後、ドジュンは調査に当たったグループの関係者から、トラックの車内でヤンチョルの車のナンバーが書かれたメモが見つかったと聞かされる。

ドジュンだけでなく実はヤンチョルもまた、大きな怪我もなくピンピンしていた。今回の一件が単純な事故ではないと知るヤンチョルは、スニャン家の中に自分を殺そうとした人物がいると考え、自ら昏睡状態のフリをしたのだった。その頃、ヤンチョルの容態が思わしくないと聞いた息子たちは、ここぞとばかりに持株会社の設立に反対する。そんななか、長男のヨンギだけは父ヤンチョルの意志を汲んで、理事会をそのまま進行させようという。ヤンチョルの不在を狙って、自らがグループのトップに立とうと考えたのだ。もちろん次男のドンギがそれをだまって見過ごすわけもなく…。罵り合いがヒートアップすると、見かねた母ピルオクが立ち上がって2人を叱責した。

一家の中に犯人がいると考えるヤンチョルは、理事会で持株会社の設立に待ったをかける者が犯人に間違いないと話す。ハンジェが病室を出て行った後、ヤンチョルと2人きりになったドジュンは院長から病気の件を聞いたとし、だから持株会社の件を急いだのかと尋ねた。ドジュンの質問には答えず、明日の朝一で広報担当に連絡を入れろとヤンチョル。ヤンチョルはあれだけ大きな事故が起こったというのに、スニャン車に乗っていた自分たちはこうして無事だったと誇らしげに語るのだった。「一つだけ約束してくれ」とドジュンの手を握ったヤンチョルは、「身体に気をつけて、誰も信じるな」と念を押した。

相変わらず面会謝絶のヤンチョルを不審に思ったファヨンは、チャンジェと共に院長を訪ねる。するとそこには、同じくヤンチョルの面会を申し出るドンギの姿が。困った院長はどこかへ連絡を入れ、家族がヤンチョルの面会に向かうと伝える。院長に連れられてファヨンとドンギが集中治療室へ入ろうとすると、そこに現れたのは三男のユンギだった。ヤンチョルから財団を譲り受けていたユンギは、理事長の権限だと言って2人の入室を拒んだ。実は事前にドジュンから事情を聞き、これに協力したユンギ。

そんななか、トラック運転手に犯行を指示した男が捕まり、男が依頼人から受け取ったのがとある絵画であることを突きとめたドジュン。その絵画とは他でもなく、ソンジュンの妻ヒョンミンのギャラリーで管理されているものだった。すかさずミニョンが調査に向かうと、ヒョンミンはその絵は1か月ほど前に盗難に遭ったものだと明かした。ミニョンの前では知らないふりを装ったヒョンミンだったが、自分の許可なくギャラリーの品に触れることができるのは夫のソンジュンくらいだった。その後、ヒョンミンはソンジュンに例の絵画をどうしたのかと尋ねる。

一方、ドジュンからトラック運転手に犯行を命じた男が、その代償として受け取った絵画がヒョンミンのギャラリーの物だと聞いたヤンチョルは思わず耳を疑った。事故の背景に長孫のソンジュンがいるかもしれないと知り、愕然とするヤンチョル。するとヤンチョルは、突然何かに怯えるように泣き出すと、ドジュンを見て「あっちへ行け!」と叫んだ。これには、その場にいたドジュンもハンジェも驚きを隠せず…。

■見どころ・感想
持病の悪化か、それとも孫ソンジュンが犯人かもしれないという事実にショックを受けてか、突然せん妄※のような症状を見せたヤンチョル。肝心の持株会社の設立発表を前に、これは厄介な展開となった。さらに次回予告では、「俺はチン・ヤンチョルだ!!」と興奮した様子で叫ぶヤンチョルの姿が…。これまでも圧倒的な演技力を見せてきたイ・ソンミンだが、ここにきてまさに鳥肌モノの演技が続々と登場している。昨夜の放送直後、ネット上にはイ・ソンミンの演技を称賛する声が相次いだ。
※意識精神障害の一種で、一時的に錯乱状態になったり、会話が成立しなくなる症状のこと。

一方、予告では内助の功によって本社復帰を果たしたソンジュンが、ドジュンに宣戦布告する場面も登場した。ヤンチョルらが考える通り、本当にソンジュンが事故を計画した黒幕なのだろうか。ヤンチョルの体調悪化によって、スニャングループの後継者争いはますます加速することが予想される。

昨夜放送された第11話の視聴率は21.1%を記録し、ついに20%の大台に乗り上げた。これによって自己最高記録を更新、同時間帯全チャンネル1位を死守した。この快進撃は一体どこまでつづくのか、目が離せない。(ニールセンコリア、全国調べ)

「財閥家の末息子」の予告動画は、番組HPで公開中だ。

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kandoratop【作品詳細】【「財閥家の末息子」を2倍楽しむ】