韓国ドラマ「カーテンコール」第11話ハ・ジウォン、ハッピーエンドにするために計画に協力!SF9ダウォン出演、ネタバレ

2022年12月13日09時30分ドラマ
画像出典:KBS「커튼콜: 나무는 서서 죽는다」HPより

グムスン(コ・ドゥシム)が孫とは知らずにリ・ムンソン(ソ・サンヒョン)と出会うが…韓国KBS2で12月12日(月)に放送した「カーテンコール」第11話のネタバレあらすじと見どことを紹介しよう。(プライムビデオで独占配信中)

「カーテンコール」は、3か月の余命宣告された北朝鮮出身の老婦人チャン・グムスンの願いを叶えるために、前代未聞の特命を受けたユ・ジェホンが孫リ・ムンソンに成りすます地上最大の詐欺劇とそれにかかわる人々の物語。
【「カーテンコール」を2倍楽しむ】では各話のネタバレあらすじと見どころ、キャストなどまとめて紹介している。



■キャストメインキャスト紹介
ユ・ジェホン(偽“ムンソン”)役:カン・ハヌル
チャ・グムスン役:コ・ドゥシム
パク・セヨン役:ハ・ジウォン
パク・セジュン役:チ・スンヒョン
パク・セギュ役:チェ・デフン
チョン・サンチョル役:ソン・ドンイル
ペ・ドンジェ役:クォン・サンウ
ジウォン役:ファンウ・スルへ
リ・ムンソン役:ノ・サンヒョン
ソ・ユニ(偽“ジンスク”)役:チョン・ジソ
ほか

■第11話あらすじ
散歩に出かけたチャ・グムスン(コ・ドゥシム)は北朝鮮から来たという青年に同席を頼まれる。それが本当の孫リ・ムンソン(の・テヒョン)とは気づかないまま、自分も北朝鮮出身であること、生き別れした家族のことを話し始める。長生きして予期せぬ別れを繰り返し、後悔しながら生きてきた。だが会えないと思っていた北にいる孫が訪ねてきてくれた。孫は、苦しい人生だっただろうに純粋でまっすぐ育っており、今後孫がどこに行こうが、きっと正しい道を行くだろうと確信し、「運命の神様がくれた人生最後の贈り物」と、孫との再会に幸せを感じたと。グムスンは青年にも韓国に家族がいるのかとたずね、青年は「家族はいるが、状況が複雑で…」と話した後、「父親がずっと母を恋しがっていたが、貧しさからやがて頼りたい母が傍におらず、恨み始めた」と続ける。青年が席を立った後、グムスンは青年に孫を重ねて涙を流す。

その頃、ホテルでは記者からインタビューを受けているセヨン(ハ・ジウォン)をジェホン(カン・ハヌル)が連れ出していた。セヨンは従弟を「ユ・ジェホン」と本名で呼び、彼がムンソンの偽物だと知っていると告げる。動転するジェホンに、記者のインタビューを受けたのは、ジェホンの顔が世間にさらされないようにするため、ジェホンを守るためだったと冷たく告げる。そしてこれまで自分に優しくしてくれたのも全て演技だったのか問い詰め、ジェホンは「縁起じゃない、真実だった」と答える。

カフェで出会った青年が忘れられず、ホテルに立ち寄ったグムスンはセヨンを呼び出す。そして「“ムンソン”がもし期待と違う人だとしたらどうする?」と訊ね、セヨンは「それをみんな心配したけど、みんな“ムンソン”が好き、私も好き」と安心させる。グムスンは孫として初めて見たジェホンが、「前夫とうり二つだったことに驚いた」と打ち明け、セヨンは驚きながらも「孫と祖父だからあり得る」と話を合わせる。

そのころ、本当の孫リ・ムンソンは海を眺めながら祖母グムスンの言葉を思い返していた。グムスンの語る“孫”はあまりにも自分とかけ離れていた。

夜、セヨンと共に帰宅したジェホンは、ユニ(チョン・ジソ)とサンチョル(ソン・ドンイル)にセヨンにバレていることを報告。翌日、4人はセヨンのアトリエで話し合う。サンチョルからグムスンのために孫捜しをしたが、本物の“リ・ムンソン”がかなりの悪党で、グムスンに会わせるわけにはいかなかったと、計画を思いついた経緯を話す。セヨンは理解してくれたが、問題は本物のリ・ムンソンが韓国にいること。調査依頼をした男が本物を中国から連れてきて、すでにセジュン(チ・スンヒョン)と接触している。それでセジュンが新聞記者を使って揺さぶりをかけてきたのかと納得したセヨン。「ジェホンの正体をマスコミに明かしたのちに、本物を連れてくる」というやり方が、グムスンのショックを最小限にとどめるセジュンらしいやり方だとも考える。幼い頃サンチョルから学んだ「正直に生きる」をモットーに生きてきたセヨンだが、グムスンに知られずハッピーエンドで幕を閉じるために、サンチョルたちの仲間になる決心を固める。

アトリエで1990年に撮影したホテル従業員の集合写真を見つけたジェホンとユニは、グムスンとサンチョルの出会いを尋ねる。サンチョルはグムスンが自分の命を救ってくれ、新しい人生を与えてくれた恩人だと、当時を振り返る。

ホテル売却阻止を手伝うことを決意したユニは、セヨンにホテル「楽園」の株価の分析レポートを見せる。驚くセヨンに、ホテルの株を定期的に買っている人物がいるが、株価を上げることが目的ではないようで、おそらくセジュンが持ち株を増やすためだろうと伝える。情報の出所を気にするセヨンに、セジュンの顧問弁護士が母だと打ち明ける。驚きながらも今後どう動くべきかとユニに相談するセヨン。セジュンを想定するユニは、「いくら金持ちでも限界がある。株価が上がれば買いは鈍るはず」と「株価を上げる作戦」を提案する。その時セヨンは、だからペク・ドンジェ(クォン・サンウ)がホテルの株を買うために新会社を作ったのかと合点がいく。こうなるとドンジェの持ち株がますます重要になってくる。だが、ドンジェは金では株を譲らない。彼の要求は一貫してセヨンとの結婚だったから。

出かけるジェホンを見かけたとき、思わずホテルで会った青年と見間違ってしまったグムスン。青年が本当の孫ではないかとの疑念が膨らみ、もう一度青年に会うために海の見えるカフェに出かける。ところがやってきたのはジェホン。驚きながらもジェホンの優しさを受け入れるグムスン。そんな二人の様子をカフェの外でリ・ムンソンが見つめていた。

■見どころ、カメオ、視聴率
第11話は、物語が大きく動いた。冒頭グムスンとリ・ムンソンの出会いでは、グムスンが語る孫=ジェホンと本物の孫=自分とのギャップに苦しむリ・ムンソンをノ・サンヒョンが好演している。また、セヨンがジェホンに真実を知っていることを告げる場面では、“偽物の孫”だけでない2人の間のロマンスも垣間見れ、次回の展開が大いに気になるところだ。

そんな、深刻な展開のなか、セヨンが加わった“偽芝居”計画4人組のやり取りが愉快で、ドラマのいいアクセントになっている。サンチョルの若い頃の写真に「K-POPアイドル見たい」とはしゃぐジェホンとユニだが、写真に写っているのは本物のアイドル。若き日のサンチョルをSF9のダウォンことイ・サンヒョクが演じている。「ある日、私の家の玄関に滅亡が入ってきた」では、パク・ボヨンの弟タク・ソンギョン役で出演している。一方、若き日の家政婦ユン・ジョンスク役には、「うまくなりたい」で主演のホ・ジウ役を、「なぜオ・スジェなのか」にも出演してるパク・ジウォンが担当した。

ダウォン(イ・サンヒョク)とパク・ジウォンとのカメオで展開された回想シーンで、サンチョルとグムスンとの気になる出会いも明かされた。写真よりもっと前、ホテルでヤクザ同士の抗争があった。グムスンの一喝でヤクザたちをホテルから追い出し、抗争相手に刺され、相手を刺し殺そうとしたサンチョルを止めた。傷の手当てをしてやり、ホテルで働かせた。まっとうに働くことの喜びを知ったサンチョルは、ベルボーイからホテルの支配人までなったのだった。当時のマネージャーで、サンチョルの怪我の手当てをしたのが、家政婦としてグムスンを見守るユン・ジョンスクだった。
この回想シーンではコ・ドゥシムが実年齢(71歳)より10歳ほど若い60代のグムスンとして若々しく登場しているのも見逃せない。

セヨンの参加で新たに始まったなりすまし生活では、ジェホンとユニは家政婦ジョンスクから二世の誕生を期待すると言われる一幕もあった。

第11話の視聴率はニールセンコリア全国11.5%、初回5.4%にだった。

韓国KBS2にて毎週月・火曜日の午後9時50分に放送の「カーテンコール」はAmazonプライムビデオで同日より配信している。第12話は12月13日放送・配信予定となっている。

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公式ティーザー映像 日本語字幕なし

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