視聴率22.5%!「財閥家の末息子」イ・ソンミンの死、直前に書き直された遺言状の中身とは?第13話のネタバレと見どころ
17日(土)に放送された「財閥家の末息子」第13話の視聴率が22.5%を記録し、自己最高記録を更新した。昨夜の放送ではスニャン家の長であるイ・ソンミンが無念の死を遂げ、大きな衝撃を与えた。その後、イ・ソンミンの要望によって修正された遺言状が公開されるのだが、どういうわけか祖父の寵愛を受けていたはずの末孫ソン・ジュンギに対する言及がなく…。気になる第13話のあらすじと見どころを紹介していこう。予告動画は番組HPで公開中だ。
「財閥家の末息子」は、財閥一家のオーナーリスクを管理する秘書がひょんなことから一家の末息子として生まれかわり、第二の人生を生きるファンタジードラマだ。【「財閥家の末息子」を2倍楽しむ】では、韓国での放送にあわせて各話のネタバレあらすじ、見どころ、キャスト、視聴率など紹介している。
■キャスト⇒キャスト詳細
ユン・ヒョヌ、チン・ドジュン役:ソン・ジュンギ(一人二役)
チン・ヤンチョル役:イ・ソンミン
ソ・ミニョン役:シン・ヒョンビン
チン・ソンジュン役:キム・ナムヒ
チン・ヨンギ役:ユン・ジェムン
ソン・ジョンレ役:キム・ジョンナン
チン・ドンギ役:チョ・ハンチョル
チン・ファヨン役:キム・シンロク
他
■第13話あらすじ
2002年に日韓合同で開催されたサッカーW杯に目を付けたドジュンは、スニャン自動車が発表予定の新車APOLLO(アポロ)に関するすべてを自分に一任して欲しいとヤンチョルに頼んだ。その後、関係者を前にW杯を利用した独自のマーケティング戦略を発表するドジュン。「代表チームが試合に勝てば勝つほど、新車アポロに関する関心は大きくなるでしょう」韓国のベスト4進出が絶対条件だというドジュンの発表を聞いて、その場にいた人々はにわかに耳を疑った。しかしドジュンはこの年のW杯で、誰も予想し得なかった結果が起こることを知っていたのだ。
ドジュンを呼び出したヤンチョルは、スニャン自動車を売却するつもりだと告げる。これには動揺を隠せないドジュンだったが、W杯で韓国代表がベスト4に進出できなければ即刻スニャン自動車を売却すると約束し、ひとまず売却を保留させる。ドジュンが去った後、ヤンチョルは秘書のハンジェに、唯一ドジュンだけが自分のことを心から考えてくれているようだと伝えた。そして何かを決心したかのように、遺言状を書き直すというヤンチョル。
韓国のベスト4進出を掲げたアポロのマーケティングは大成功に終わり、最短期間で最多販売を記録したアポロはギネスブックに登載される。その一方で、ヤンチョルの症状は悪化の一途をたどった。よりによって孫嫁のヒョンミンにせん妄の症状を知られてしまったヤンチョル。不審に思ったヒョンミンはヤンチョルの書斎を調べるが、ピルオクに見つかってしまう。するとヒョンミンはピルオクに向かって、「心画廊(ピルオクが殺人教唆の対価として絵を購入した画廊)には偽物が多い。今度は私におっしゃって下さい」と一言。これに驚いたピルオクは、薬を置いたままその場を後にする。
しばらくして部屋に戻ったピルオクは、意識を失って床に倒れるヤンチョルを発見。同じくヤンチョルに会いに来たドジュンはその身体を抱えて何度も呼びかけるが、反応はなかった。その後、ヤンチョルの死去がニュースで大きく報じられる。
ヤンチョルが残した遺言状に注目が集まるなか、ハンジェは少し前にヤンチョルが遺言状に手を加えたことを明かす。公開された遺言状には、息子そして孫たちへ、それぞれ株や土地を譲渡するという旨が書かれていた。しかし驚くべきことに、ヤンチョルの寵愛を受けていたとされるドジュンには何の言及もなかった。これを受けて「父さんが俺たち兄妹に機会をくれたんだ」と喜ぶ長男ヨンギ。一方、ヒョンミンは遺言状が公開された日、ヤンチョルの病室へ入っていくドジュンの姿を見たと話す。そしてヤンチョルの最期を看取ったのも、ドジュンだったとヒョンミン。
遺言状の内容に驚かされたのは、ドジュンも同じだった。グループの核となる持株会社を任せると言われたにもかかわらず、蓋を開けてみればドジュンに残されたのは何もなかったのだ。そんななかピルオクは息子たちに、スニャン生命の株式17%を保有していることを明かした。これがあれば、持株会社の経営権を手にすることができるとピルオクはいう。
ピルオクの発表を聞いて真っ先に動いたのは、長女のファヨンだった。ピルオクが兄のどちらかに17%の持株を譲渡すると考えたファヨンは、それを利用してドジュンに奪われたデパートの株式を回収しようと考えたのだ。ファヨンからスニャン生命の持株と引き換えにデパートの株を返却するよう提案されたユンギは、すぐにドジュンのもとへ。そして、ヤンチョルが遺言状を修正した当時十分な判断能力がなかったことを証明する為、病室のCCTV映像を公開しろとユンギ。しかし、ドジュンはハンジェに映像を削除するよう告げ、ヤンチョルの名誉を守るためにその恥部を公開するなんて理解できないと反論した。
一方、捜査を続けたミニョンは、心画廊に家宅捜査を仕掛ける。その頃、ドジュンはピルオクの持株を手に入れることさえできれば、問題なく持株会社の経営権を手にすることが可能だと知る。検察が心画廊の捜査に踏み切ったことを知ったドジュンは、それを利用してピルオクに揺さぶりをかけた。結局、事故の黒幕が自分であることを知られては困るピルオクは、ドジュンに持株を譲渡するしかなかった。ピルオクがドジュンに持株を譲渡したと聞き、憤りを隠せない息子たち。そんななか、ヒョンミンは今回の株式譲渡の背景に、ヤンチョルとドジュンを襲った事故が関係していることを明かす。
ソンジュンから事故の黒幕がピルオクだったと聞いたヨンギは、母ピルオクを訪ねた。どんな理由があったとしても、息子のソンジュンではなくドジュンに持株を譲ったピルオクを許せないと批難するヨンギ。その後、ミニョンを呼び出したヨンギは、事故の黒幕に関する決定的な証拠を甥のドジュンが持っていると伝えた。
■見どころ・感想
スニャン家の長ヤンチョルの死…。そして公開された遺言状には、ドジュンに対する言及は一切見られなかった。倒れる間際、ドジュンだけが自分のことを考えてくれているとその想いを語っていたヤンチョル。それなのになぜ、ドジュンには何の相続もなかったのだろうか?昨夜のエンディングで流れた予告映像では、ドジュンに対してヤンチョルが残した遺産の存在が明かされた。やはりヤンチョルは、ドジュンにだけ別の形で遺産を残していたようだ。
予告ではヤンチョルの死を受けて、グループを引き継ぐ後継者争いがますます激化する様子も描かれていた。果たしてドジュンは、無事に持株会社の代表を務めることができるのだろうか。さらに、すっかり離れてしまったドジュンとミニョンのその後も気になる。ドジュンとの立場の違いに困惑するミニョン。そしてドジュンもまた、ミニョンに対する想いを抱えながらも、スニャンを手に入れるという目標に支障をきたしてはいけないと自らの気持ちを抑え込んでいるようにも見える。2人のロマンスがこの先進展することはあるのか、注目だ。
前回ふたたび10%台に落ちてしまった視聴率は、昨夜の放送で22.5%にまで上昇。それまで自己最高とされていた第11話の21.1%をさらに上回り、自己最高記録を更新した。(ニールセンコリア、全国調べ)
「財閥家の末息子」の第14話は、韓国JTBCで今夜10:30より放送予定だ。つづく第15話と最終回はそれぞれ、クリスマスイブとクリスマスの24日(土)、25日(日)に放送される予定となっている。気になる予告動画や最新情報は、番組HPで公開中だ。
◇Jtbc番組サイト
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