「カーテンコール」第13話 ハ・ジウォン、“従弟”ノ・サンヒョンとついに対面!視聴率4.6%、ネタバレ

2022年12月20日10時20分ドラマ
画像出典:KBS「커튼콜: 나무는 서서 죽는다」HPより

セヨンが本当のリ・ムンソンと対面し、回想シーンでは若きグムスン(ハ・ジウォン)とリ・ジョンムン(カン・ハヌル)との出会いも描かれる!韓国KBS2で12月19日(月)に放送、プライムビデオでも独占配信開始した「カーテンコール」第13のネタバレあらすじと見どことを紹介しよう。

「カーテンコール」は、3か月の余命宣告された北朝鮮出身の老婦人チャン・グムスンの願いを叶えるために、前代未聞の特命を受けたユ・ジェホンが孫リ・ムンソンに成りすます地上最大の詐欺劇とそれにかかわる人々の物語。
【「カーテンコール」を2倍楽しむ】では各話のネタバレあらすじと見どころ、キャストなどまとめて紹介している。



■キャストメインキャスト紹介
ユ・ジェホン(偽“ムンソン”)役:カン・ハヌル
チャ・グムスン役:コ・ドゥシム
パク・セヨン役:ハ・ジウォン
パク・セジュン役:チ・スンヒョン
パク・セギュ役:チェ・デフン
チョン・サンチョル役:ソン・ドンイル
ペ・ドンジェ役:クォン・サンウ
ジウォン役:ファンウ・スルへ
リ・ムンソン役:ノ・サンヒョン
ソ・ユニ(偽“ジンスク”)役:チョン・ジソ
ほか

■第13話あらすじ
「好きだ。あなたが好きです」というジェホンの告白に「私も好きよ」と答えたセヨンの言葉には「従弟として…」が続いた。「私を好きなあなたは、リ・ムンソンなの?ユ・ジェホンなの?」と訊ねるセヨンの言葉にジェホンは答えられないまま、眠れぬ夜を過ごした。

翌朝、一緒に出勤しようというジェホンを断ったセヨンは、ユニ(ソ・ユンヒ)とコーヒーを飲む。ジェホンとの関係を聞くセヨンに「ジェホンにとって自分は劇団仲間だが、私は違う」とジェホンへの想いを口にするユニ。ジェホンが好きかと尋ねるユニに、「従弟のムンソンとして好きよ」と昨夜ユニが聞けなかった言葉で答えるセヨン。ユニは「あなたのように何でも持っている人が、何も持たないジェホンを選ぶわけがない」と、安心したと言って部屋に戻る。

その夜、セジュン(チ・スンヒョン)はリ・ムンソン(ノ・サンヒョン)を呼び出し、父親がホテルを継ぐことが重荷で、それを妹のセヨンが負わされている。自分はホテルに対して何の愛情もなく、ただ適正価格で売れればいいと思っていると、ホテルへの想いを話す。そして自分たちが温室育ちだと認め、何も言わないリ・ムンソンの想いを「祖母グムスンのことを恨む気持ちを忘れないでほしい」と、決めつける。

セジュンが本当のリ・ムンソンをグムスンにこっそり会わせるつもりだと気づいたサンチョル(ソン・ドンイル)は、セヨンとジェホン、ユニと対策会議。いっそ自分たちから真実を話そうというジェホンを止めたセヨンは、自分が先にリ・ムンソンに会おうと考える。そしてユニがジウォン(ファンウ・スルヘ)を通してグムスンがホテルに宿泊する吹き込み、ジェホンの耳に入るようにする。グムスンはジェホンが旅行に連れ出し最後の思い出作りをする作戦を決行することに。

狙い通りにセジュンはリ・ムンソンを連れてグムスンの名でチェックインした部屋をノックし、出迎えたセヨンに驚く。「ヌナ(姉さん)と呼ぼうか」というリ・ムンソンの申し出を断るセヨンは、余命少ない祖母のためにそのまま去ってほしいと事務的に頼む。そして目的の相続分は保証するとも。するとリ・ムンソンは「俺はおばあさんを苦しめたい。自分たちと同じ苦しみを味わわせる」というのが俺の望みだと答える。

その頃ジェホンはグムスンが行きたいという北朝鮮とは逆の南方へ車を走らせる。「楽園」に全てを捧げたグムスンは旅行と呼べるものをしたことがなかった。そんな人生を後悔はしないが、普通の妻や母親として生きる道もあったと話す。

北朝鮮の街並みに似た田舎町を散策する2人。グムスンは「お前と父親が来るのを待っていた。だけどお前たちも私に来てほしかったに違いない。その思いに気づかなかった。お互いが待つだけだった」と謝り、「お前がどう育って、どんな人と出会い、こんなに優しい子に育ったのか。そんなお前の人生を一緒に歩めたような気がしてうれしい」と、話す。その夜は、ジェホンの連絡を受けたセヨンもやって来て、3人で楽しく語らう。自分の若い頃にそっくりなセヨンと、北朝鮮の前夫リ・ジョンムン(カン・ハヌル)にうり二つのジェホンが並んで座る姿をみて、目を細めて喜ぶグムスン。

その頃、リ・ムンソンは金の入ったカバンをテジュから受け取る。テジュはカバンを渡すときに、サンチョルから聞いた「リ・ムンソンの父親ヨンフン(キム・ヨンミン)の誕生日に、グムスンが毎年料理を作って、韓国の孫たちと祝った」という話も伝える。だがリ・ムンソンはカバン持って闇ブローカーのテソン(ホン・ギジュ)の元へ。肝臓を手に入れたことを確認してカバンを渡し、妻の肝臓移植が終わって回復したら残りの分を渡すと約束する。そしてテソンから受け取った妻(ペク・ジニ)からの手紙を読む。そこには病弱な自分のために、危険に仕事をしてきた夫に謝り、重荷になりたくない。祖母に会える機会を得たことを喜び、愛していると、これまで言えなかった妻の思いが綴られていた。

翌朝、ジェホンはセヨンに、「ヌナ(姉さん)が好きな従弟ムンソンでいる」と告げる。離れた場所からそんな2人の姿を見守るグムスンは、前夫ジョンムンと出会った日のことを思い出していた。

1947年、北朝鮮の興南(フンナム)。満州から南下してきたリ・ジョンムンは、グムスンが働く店にたどり着き、疲労でそのまま倒れてしまう。気が付いたジョンムンは、ペンが剣に勝つ時代がやって来て、学問をする前に一度故郷に帰ろうとした道中だったと話す。グムスンはそんな彼に温かい饅頭を持たせてやり見送る。

グムスンの異変に気付いたセヨンたちはグムスンを病院に運ぶ。状態は安定したが、病巣はすでに骨まで広がっており、危険な状態。グムスンに無理をさせたことを謝るジェホン。セヨンは「ジェホンが来てからグムスンに笑顔が見られ、幸せそうだった」と感謝しながらも「その時が近づき覚悟の時だ」と、寂しそうに話す。次々と家族が集まり、最後に駆け付けたセジュンは、ジェホンを見るなり殴りつける。弟セギュ(チェ・デフン)が止め、サンチョルがジェホンを連れ出す。

その夜、ジェホンは傷ついた唇よりグムスンの容態が心配だった。



■見どころ、カメオ、視聴率
第13話は、ジェホンの衝撃の告白から始まった。セヨンとユニがコーヒーを飲むシーン。ユニにジェホンを好きな理由を聞きそびれるセヨン。セヨンの「従弟として好き」いう言葉をユニはそのまま受け取るのか?

次回、ついにふたりの正体が明かされ、本物のリ・ムンソンが家族の前に姿を現すようだが、その前哨戦となったこの回。気になるのは、セジュンもあのセヨンでさえもリ・ムンソンの想いを本人に確かめず、「グムスンを恨んでいる」「お金が目当て」と決めつけ、韓国にリ・ムンソンに居場所がないと言っているところだ。そんな決めつけがリ・ムンソンに恨みの言葉を吐かせたとしか思えない。リ・ムンソンの本心を誰か聞いてほしいと願わずにいられない。

そんな中、グムスンが“ヨット”の話題でジェホンをからかうシーンがほのぼのとしている。今回もリ・ムンソンの妻ジンスク役でペク・ジニが登場した。

前回6%台に戻した第13話の視聴率は、全国4.6%、首都圏5%と数字を落としてしまった(ニールセンコリアより)。

韓国KBS2にて毎週月・火曜日の午後9時50分に放送の「カーテンコール」はAmazonプライムビデオで同日より配信している。第14話は12月20日(火)放送・配信予定となっている。

Youtube「カーテンコール」関連動画

KBS公式ページ
公式ティーザー映像 日本語字幕なし

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