【最終回ネタバレ】「PICU小児集中治療室」吉沢亮、生田絵梨花、高杉真宙、菅野莉央は希望に向かって前を向く!

2022年12月20日12時28分ドラマ
@フジテレビ

最終回視聴率は8.3%!12月19日、月9「PICU小児集中治療室」(フジテレビ、月曜夜9時)の最終回・第11話が放送された。志子田武四郎(吉沢亮)たちの奮闘はまだまだ続いてゆく!最新話はTVer、全話はFODで配信されている。



吉沢亮主演の小児医療ドラマ「PICU小児集中治療室」が2022年12月19日最終回・第11話を迎えた。視聴率は初回から10.3%、7.5%、9.2%、9.1%、7.5%、8.4%、8.3%、8.4%、8.5%、8.4%と推移し、最終回は8.3%となった。(ビデオリサーチ社調べ、関東地区、世帯)

月9初主演となった吉沢亮が毎話見せるやさしさと「涙ぐむ」表情が評判となったが、第1話のころは「人数にも入れてもらえない」という医師だった頼りなさから、第11話では上司である植野(安田顕)たちを前にしてしっかりと意見をいえるほどに成長していった。最終回では前をむく強い表情を見せた。

そんな武四郎を支えた植野はドクタージェット導入のために、いったんは丘珠を離れるとしたが、札幌共立大学の渡辺(野間口徹)が自分の病院にもPICUを作り、互いに連携をとると言うことで解決した。また、武四郎の同僚である綿貫(木村文乃)は裁判では渡辺と争っていたが、医療の面では協力をみせた。それぞれの成長が見られた。

ラストは幼なじみ4人がそれぞれの希望を話して、その夢に向かって進む決意を新たにするという終わり方となった。まだまだ描ける話題はつきないこともあり、続編を望む視聴者の声が多い。

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■最終回:第11話ネタバレあらすじ
北海道で大きな地震が発生し、徐々に各地の被害状況が明らかになってきた。丘珠病院では函館から手術のために運ばれてきていた圭吾(柊木陽太)の手術が直前で延期になった。武四郎(吉沢亮)は、圭吾のことが心配でならない。麻酔から目覚めた時に手術ができなかったと知った時の圭吾の心を心配していた。ただ、全身麻酔の身体への負担を考えて、次の手術までは3日の間をあけなくてはいけない。感染症は落ち着いているものの余談は許されない。

北海道知事の鮫島立希(菊地凛子)を中心に、情報の収集が続けられ各市区町村に地域の病院と連携をとるよう通達を出す。

そんな中、丘珠病院のPICU科長・植野元(安田顕)のもとへ、道東総合病院のERから連絡が入る。地震の影響でトンネルが崩壊し大勢の人が巻き込まれた。植野は、体制を整えようとする。丘珠のPICUは圭吾以外には誰も入っていないため、重症患者の受け入れを始める。まずはドクターヘリで4人の患者が運ばれてきた。手当を行い、様子をみている。

災害現場は混乱を来しているため、植野は東上(中尾明慶)・綿貫(木村文乃)・矢野(高杉真宙)を災害現場に向かわせる。その間にも患者の受け入れ要請は来ている。

そんな中、圭吾が麻酔から目覚めた。すぐに自分が手術されていないことを悟ると「神様は自分を生かしたくないんだ」と言い出してしまう。武四郎はなんとかなぐさめ、次の手術へ心がむくようにと祈る。

残り5床となっていたPICUだが、急性リンパ性白血病の立花日菜(小吹奈合緒)が一般病棟からPICUに戻ってくることになり、残りの病床数が減った。新たな要請に応えたところ、すでに満床となる。

矢野は現場の軽傷者が休んでいる場所にいた沙耶という少女の具合が悪いことに気がついた。心タンポナーデを引き起こしていた。綿貫たちはその場で血液を抜き取る応急処置をとり、丘珠病院に運べないかと今成(甲本雅裕)に電話していた。しかし、すでに満床のこともあり、植野は断るという。今成も浮田(正名僕蔵)も植野に賛成する。しかし、河本(菅野莉央)は子どもを見捨てたことになると反対する。武四郎も最後までなにかすべきだと受け入れを主張する。その会話は今成の電話で綿貫にも伝わっていた。綿貫は「わかりました」と電話を切ると、札幌共立大の渡辺(野間口徹)に受け入れ要請をした。綿貫は自身の裁判で渡辺と争っていたが、札幌共立大がPICUの準備をしていることは知っていたのだ。綿貫の注射をもつと手が震える発作も治まっていた。

さらに一人の重傷患者・ふきちゃんが見つかった。しかし、ドクターヘリが飛べる時間帯ではなくなってしまった。鮫島にドクタージェットの要請を出す。鮫島はなんとしてもジェットを用意するといって矢野たちに患者に準備をさせるように指示をだす。丘珠についたふきはなんとか命を取り留めた。

いったん落ち着きを見せると、植野はすぐさまPICUのメンバーでミーティングを始める。今回は事故にあった子ども37名、重傷者14名、軽傷者18名、そして一人の子どもが死亡していた。発見が遅れたために低体温症で亡くなった。どうやったら救えるかについて討論を重ねる。現場の人手不足をカバーするためにも科を超えた対応ができるように勉強会をすることにした。

そのミーティングの席で植野は自分が職を辞し、かわりに札幌共立大から他の先生が部長としてやってくることを告げる。武四郎たちは驚く。武四郎はなんとしても植野の考えを止めようとするが、植野は首を縦には振らない。しかし、そこにやってきたのは渡辺だった。そして新千歳空港近くの札幌共立大にPICUを作る。そして、丘珠空港に近い丘珠病院と連携をとるという。植野は辞職しないですむことになった。

そして圭吾の手術も行われた。元気を取り戻した圭吾は「しこちゃん先生みたいな先生になる」といって武四郎を喜ばせた。

河本の誕生日に幼なじみ4人で集まる。桃子(生田絵梨花)は子ども・南々子の子育てを頑張りたいこと、矢野は地域医療、河本は海外医療という夢をもっている。そして武四郎は父親のような男になりたいという。そんな武四郎のもとには呼び出しの電話が入り、いつも通りに仕事に向かった。

フジテレビ 10月10日スタート、月9「PICU小児集中治療室」。出演:吉沢亮、安田顕、生田絵梨花、高杉真宙、菅野莉央、甲本雅裕、中尾明慶、正名僕蔵ほか。番組公式Twitterアカウントは「@PICU_cx」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

フジテレビ月9「PICU小児集中治療室」番組公式サイト

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