「相棒21」右京(水谷豊)と美女探偵(茅島みずき)の華麗なる頭脳戦!第10話ネタバレと【元旦SP】第11話予告

2022年12月22日10時23分ドラマ
@テレビ朝日

12月21日に「相棒season21」(テレビ朝日、水曜夜9時)の第10話が放送され、娘を誘拐され、さらに故意ではないものの殺人まで犯してしまった美女(橋本マナミ)に同情が集まった。1月1日には恒例となる元日夜9時からのSPでは、右京(水谷豊)と亀山薫(寺脇康文)と探偵団の推理合戦が楽しめる!予告動画は番組公式サイトで公開されている。

右京(水谷豊)と亀山薫(寺脇康文)が活躍する「相棒21」の第10話が12月21日に放送された。「ダイア」を探している黒いコートの美女(橋本マナミ)が窃盗団の一人を墜落死させてしまった。美女が探していた「ダイア」はダイアモンドではなく、誘拐された娘の・大愛(ダイア)だったという悲しい真実があった。



夫に先立たれた茉奈美(橋本マナミ)が幼い子どもを抱えて途方に暮れていたところを不良少年たちに子どもを誘拐されるという事件が起きた。そこで警察に行っていれば事態は全く別の方向に向かっていたかもしれないが、茉奈美は一人でそこにむかってしまう。短絡的な考えで誘拐を実行した少年ともみ合ううちに少年が持っていたナイフで少年を刺してしまう。子どもは奪われ、自分は逃亡する身となるが、茉奈美はずっと娘・ダイアを探し続けていた。

事件の裏には保護司の安西(五代高之)が、不倫を隠すために不良少年に脅されて嘘の証言をしたり、少年に託されたダイアを養女にしてしまうこともあって茉奈美の苦悩は続いた。不良少年や保護司があまりにも「ひどい」ということ、娘を思う茉奈美の心情や大人になって真実を知った時に娘がどう思うかなどが評判になった。

元旦のテレビドラマといえば「相棒」を思われるように、2023年の元旦も「相棒」第11話が2時間15分のスペシャルで放送される。政治家の袴田(片岡孝太郎)が絡んでくる。相棒と政治家といえば「巨悪に立ち向かう特命係」という図式がよく見られるが、今回はちょっと違う。頭脳派の右京と「捜査権のない民間の探偵社」のブレーンである寧々(茅島みずき)による推理合戦だ。右京が勝つのか、頭脳明晰な美女に軍配があがるのか?

■前回:第10話ネタバレあらすじ
特命係の杉下右京(水谷豊)と亀山薫(寺脇康文)は、組織犯罪対策部の角田課長(山西惇)に頼まれ、宝石窃盗グループの一斉逮捕に参加し、取り逃がした犯人を捕まえる継続捜査にも協力する。

そんな中、容疑者の一人・国枝が、黒いコートを着た女(橋本マナミ)に追い掛けられ、歩道橋から転落死する事件が発生した。その直後、右京と薫は、転落死した男のアパートで黒いコートの女に遭遇するが、事情を聞く前に姿を消してしまう。

隣の住民の証言によると、女は“ダイヤ”を探していたという。その様子は鬼気迫るものがあり、国枝が逃げ出していき、女性が追いかけたというのだ。周辺を捜査すると、転落死した男が最近、誰かを強請ろうとしていたことが分かる。男の発信履歴から都内の輸入雑貨店の店主が恐喝の被害者ではないかとあたりをつける。輸入雑貨店は数年前に軽井沢の店をたこちらに来ていた。右京たちが訪ねてゆくと、主人の安西(五代高之)は明らかに同様している。安西夫婦には一人娘の美月(加藤柚凪)がいた。右京たちが訪ねる寸前にそこには黒いコートの女が来ていた。

右京は国枝の部屋の指紋を鑑識に調べてもらう。すると、転落死した男の部屋から、6年前に高崎で起きた殺人事件の犯人と思われる指紋が見つかった。その指紋は国枝ではない。おそらく黒いコードの女の指紋と思われた。殺された少年と国枝は知り合いだったため、国枝の犯行も疑われたが、国枝のアリバイは保護司が証言していた。その保護司は、輸入雑貨店を経営している安西だった。

右京は伊丹(川原和久)たちに、6年前から姿を消している女性がいないかを高崎の付近で調べてもらう。失踪届はでていなかったものの、不動産会社などからの情報で一人該当者が見つかった。菅野茉奈美という女性で、黒いコートの女だ。近所の人の話では、茉奈美の夫が若くして亡くなり、茉奈美は幼い子ども・大愛(ダイア)を抱えて途方に暮れていたという。さらに、首にやけどを負わせたことがあったということもわかった。右京は安西の店でみた、美月の首の後ろのやけどを思い出していた。

右京と薫は安西の店を訪ねた。妻は公園で遊んでいる美月を迎えにいっていて留守さった。そこで右京は推理した話をする。茉奈美の娘は誘拐され、身代金を渡した際、もみあって少年を刺してしまった。その犯罪には国枝も絡んでいた。安西が嘘のアリバイを証言したのではと問い詰める。すると安西は不倫をネタに安西に脅されて、幼い子どもを預かり、嘘の証言をしたことを認めた。子どもがほしいと思っていた安西はそのこが公園に捨てられていたと嘘をついて養子にしていた。

そこに妻が「美月がいない」と血相を変えて戻ってきた。どうやら茉奈美が連れ出したらしい。右京と薫は美月が行きたがっていた水族館だろうとあたりをつけて探しに行く。茉奈美と美月はそこにいた。美月は「家に帰りたい」とぐずりだす。茉奈美は自分が本当の母親だというが、美月は「大嫌い」と。右京たちが二人を確保した後、茉奈美は自分が嘘を言ったといって美月に謝った。美月も「大嫌いといってごめんなさい」と謝って、これでおあいことなった。

茉奈美は未成年誘拐の現行犯で逮捕され、6年前、国枝の事件についても裁かれる。薫はやりきれない思いを吐露する。

■元旦SP・第11話あらすじ
全国の美術館で窃盗が相次ぎ、広域重要指定になっていた事件が起きていた。その窃盗団を一網打尽にし、解決されたのだが、その解決は“捜査権のない民間の探偵社”の力によるものだった。

警察上層部はメンツを潰されて怒り心頭となる。お灸を据える意味で、『熟年探偵団』を名乗る三人組を、建造物侵入の容疑で逮捕する。執行猶予付判決を受けたのは、大門寺(斉木しげる)、串田(佐藤B作)、野崎(井上肇)の熟年トリオだが、反省の色は毛頭ない。

そんな中、元与党政党会長で、政界に多大な影響力を持つ大物衆議院議員・袴田茂昭(片岡孝太郎)の屋敷に、『邸内の金塊を盗む』という不穏な予告状が届く。袴田は一年前、殺人教唆の罪を右京(水谷豊)に暴かれそうになった人物だ。袴田は、息子・茂斗(森崎ウィン)を通じて、『熟年探偵団』に捜査を依頼する。

いっぽう、『熟年探偵団』に興味を持った右京と薫(寺脇康文)は、探偵事務所を訪問する。袴田からの依頼で茂斗が来ていた。右京と薫は、袴田家を訪れていた探偵団に乗じて、邸内に入り込む。右京と因縁のある袴田は、姿を見るなり追い払おうとするが、探偵団と同行していた寧々(茅島みずき)という若い女性の機転で同席を許される。実は彼女こそが、探偵団のブレーンで、鋭い推理力と観察眼を持つ才媛だった。行き掛かり上、特命係と寧々率いる探偵団は、金塊盗難予告の捜査で競うことになる。

テレビ朝日 10月12日スタート「相棒season21」。出演:水谷豊、寺脇康文、鈴木砂羽、森口瑤子、川原和久、山中崇史、篠原ゆき子、山西惇、神保悟志、小野了、片桐竜次、杉本哲太、仲間由紀恵、石坂浩二ほか。番組公式Twitterアカウントは「@AibouNow」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

テレビ朝日「相棒season21」番組公式サイト

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