「なぜオ・スジェなのか」第7-8話:ソ・ヒョンジンが緊急逮捕!?事件の裏に隠された真実とは?ネタバレと見どころ
ソ・ヒョンジン&ファン・イニョプ主演韓国ドラマ「なぜオ・スジェなのか」の第7-8話では、ホ・ジュノが仕掛けた罠にハマり、緊急逮捕されるソ・ヒョンジンの姿が登場した。そんなソ・ヒョンジンを支え、力になってあげるファン・イニョプ。2人の恋がまた一歩前進…?気になるあらすじと見どころを紹介していこう。「なぜオ・スジェなのか」は1月1日(日)より、Prime Videoにて配信を開始する。
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「なぜオ・スジェなのか」は、成功だけを追いかけて心が空っぽになってしまった冷徹非情な弁護士オ・スジェ(ソ・ヒョンジン扮)と、そんな彼女を守るためなら何も怖くないというロースクールの学生コン・チャン(ファン・イニョプ扮)による、切なくもどこか胸がときめく物語。
■キャスト
オ・スジェ役:ソ・ヒョンジン
コン・チャン役:ファン・イニョプ
チェ・テグク役:ホ・ジュノ
チェ・ユンサン役:ペ・イニョク
チェ・ジュワン役:チ・スンヒョン
チョ・ガンジャ役:キム・ジェファ
ナ・セリョン役:ナム・ジヒョン
ナム・チュンプン役:イ・ジニョク
ペク・ジンギ役:キム・チャンワン
他
■第7話あらすじ
ホン・ソクパルに呼び出されて約束の場所へ向かったスジェは、そこで爆発して炎上するホン・ソクパルの車を目撃する。電話越しに激しい爆発音を聞いたチャンは、すぐにスジェの居場所を確認。現場に向かう途中、スジェが運転する車を目にしたチャンは、慌ててその後を追う。信号待ちでスジェに声をかけると、代わりに運転席に座るチャン。チャンに送られて自宅へ戻ったスジェは、もしかするとパク・ソヨンと同じくホン・ソクパルもまた、自殺に見せかけて誰かに殺されたのかもしれないと疑った。
その夜、悪夢にうなされるスジェ。チャンに起こされてハッと正気に戻ったスジェは、顔を洗おうと洗面所へ向かう。しかし、どんなに平気なフリをしても、目の前で死亡したパク・ソヨンとホン・ソクパルの姿が脳裏から離れない。一人で声を押し殺して涙を流すスジェを抱きしめ、そっと寄り添うチャン。するとスジェは、「どうして私の人生ってこんななんだろう。私だって怖いし、辛い…」とその心の内側を吐露した。
翌朝、スジェが目を覚ますと、テーブルの上にはチャンが用意した食事が置いてあった。さらにその隣には、スジェを励ますチャンからのメッセージが。ロースクールでチャンと顔を合わせたユンサンは、チャンが夜通しスジェと一緒にいたと知って腹を立てる。実は昨夜、一連の事件に父もしくは兄が関わっているのではないかと考えたユンサンは、こっそり父テグクの書斎を調べていた。本棚の奥に隠し部屋を発見したものの、ロックがかかっており中には入れず。もしかすると2人が事件の主犯者ではないかという疑いが、ユンサンをより一層追い込んでいく。
一方、近々自分の身によくないことが起きると察したスジェは、コ社長と呼ばれる男を訪ね、ドライブレコーダーの映像を詳しく調べて欲しいと頼む。つづいてSPパートナーズのセピルのもとへ向かったスジェは、同じく話があるという。その後、セピルが向かったのは療養所にいるウンソ(ハン・ソナ)のもと。それは度々ジンギが訪ねていた女性だった。ウンソには過去、性被害に遭った経験が…。未だに男性を怖がるウンソを見て、改めて復讐を誓うセピル。
そんななか、ロースクールに警察が駆け付け、パク・ソヨン殺人教唆及びホン・ソクパルの自殺ほう助の疑いでスジェを緊急逮捕するという。手錠をかけられて連れて行かれるスジェを見て、その手首にマフラーを巻いてやるチャン。その後、チャンはミリムと一緒にスジェの自宅へ向かう。スジェが隠していたファイルを探す2人。するとそこへ、ジュワンがやってくる。目当ての物を手に入れたのか、悠々とその場を後にするジュワン。一方、チャンは鉢植えの後ろに隠されていたノートパソコンを発見。
警察に連行されたスジェは、ミリムを弁護人として呼ぶ。遅れて取り調べに現れたミリムは、「鉢植えに水をやっていて遅れました」と説明。その後、警察側が提示したのは、死亡したホン・ソクパルが死の直前に撮影したと思われる遺書メッセージだった。そこには、パク・ソヨンの殺害を指示するスジェの声が!これには驚きを隠せないミリム。その後、スジェは拘置所へ移送され…。
©SBS
■第8話あらすじ
取調室でスジェから最後の“パク・ソヨンを殺せ”という最後の一文は自分の言葉ではないと聞いたミリムは、リーガルクリニックのメンバーにそれを共有。なぜすぐに警察に伝えなかったのかと聞かれ、「恐らくオ弁護士は警察も検察も、TKも、誰も信用していないようです」とミリムはいう。すでに世論がスジェを犯罪者扱いする状況にかつての自分を重ねたチャンは、「これは始まりに過ぎない」と憤った。
スジェの緊急逮捕によって自宅、そしてオフィスで次々と家宅捜索が行われる。その結果、念願のUSBを手に入れるテグク。その日、テグクは書斎の奥にある隠し部屋へ行き、祝杯をあげる。隠し部屋には、これまでテグクが集めた機密資料の数々が保管されていた。一方、面会に訪れたミリムに進捗を尋ねるスジェ。“例の物”がなくなったと聞き、スジェは失望の色を隠せない。そんなスジェに「何も心配するな」というチャンからの伝言を伝えるミリム。
その後、ミリムを始めとするリーガルクリニックの面々は、本格的にスジェの無実を証明する証拠を探し始める。しかし、ホン・ソクピルの車はすでに廃車処理され、さらに映像メッセージに登場した音声ファイルも、原本がなければ分析は難しいと言われてしまう。記者会見を開いたジュワンは、今回の件にTKは一切関与していないとし、TKではスジェの弁護を行わないことを発表。同じくスジェの不在を受け、ハンスバイオの売却を全面中断するというセピル。その頃、拘置所の中で必死に考えを巡らせたスジェは、パク・ソヨンと関係があり、さらにホン・ソクパルが死亡した日に自分と会うことを知り得た人物としてテグクに注目する。
ホン・ソクピルの映像を目にしたジョガプは、映像に映るホン・ソクピルの指の動きがなんだかおかしいと話す。それが水産市場で使われる競売の指信号だと知ったチャンは、ソクピルがしきりに「1(イル)9(グ)」を繰り返し表現していると気付く。イルグとは他でもない、テグクの秘書ハ・イルグ(チョン・ジンギ)を指していた。
翌日、拘束令状の棄却を申し出たスジェは、裁判所へ向かう。裁判官として現れたのは、かつてセクハラ問題で大学を追い出されたジュンミョンの妻だった。分が悪いと感じるスジェだったが、遅れて法廷へやってきたミリムは、スジェの無実を証明する証拠を掴んだと明かす。ミリムが持ってきた証拠とは、ホン・ソクピルの映像の中に登場したスジェの音声が捏造されたことを示す証拠だった。そんななか、法廷に新たな衝撃のニュースが舞い込む。なんとハンスグループの本部長ギテクが、ホン・ソクパルの頼みを受けて自殺をほう助したと検察へ出頭したというのだ。
これによって無実が証明されたスジェは、無事釈放される。一方、危険を犯してハ室長のオフィスへ忍び込んだユンサンを心配するチャン。実は音声ファイルの原本を持ち出したのは、ユンサンとチャンだったのだ。CCTVに映る自分の姿を見て見ぬフリする代わりに、父の下に入ると約束したユンサン。拘置所を出たスジェに連絡を入れたテグクは、体調はどうかと聞く。元気だと答えるスジェに、「それは良かった」とテグク。タクシーを降りると、そこに立っていたのはチャン。チャンに「うちに行こう、ここは安全ではない」と言われ、その胸にそっと顔をうずめるスジェ…。
■見どころ・感想
加速するスジェとチャンの恋…。第7話でパク・ソヨン殺人教唆及びホン・ソクピルの自殺ほう助の疑いで緊急逮捕されてしまったスジェだったが、そんなスジェを必死に支えるチャンの姿が印象的だった。自身も濡れ衣によって辛い経験をしたからこそ、なんとしてもスジェを救おうと奮闘するチャン。つくづくチャンの過去が不憫でならない。第8話のエンディングではチャンの胸に顔をうずめるスジェの姿が登場し、いよいよスジェがチャンに心を開いたことが伝わってきた。
そんななか、気になるポイントがいくつか登場。まず一つ目は、ロースクールの院長ジンギがしきりに訪れていた“ウンソ”という女性。果たしてウンソは一体誰なのか。さらにSPパートナーズのセピルも関連しているとわかり、ますますその正体が気になる。
そして二つ目は、自分がハ室長のオフィスに忍び込んだことに目をつむる代わりに、父テグクの下に入ると約束したユンサン。ユンサンの狙いとは一体…?さらにユンサンは、スジェのインターンとして働きたいと申し出た。チャンに対する宣戦布告か、それとも別の意図があるのか。今後の展開にも注目だ。
最後に、テグクが必死に隠そうとするジュワンの過ち。以前、別荘のような場所で倒れる女性の姿が登場したが、あの女性は一体誰なのか。最初はチャンが濡れ衣を着せられた腹違いの妹かと思ったが、もしかすると彼女が“ウンソ”なのかもしれない。ジュワンとテグクの過去がどのように明らかになっていくのか、こちらも目が離せない。
ソ・ヒョンジン主演の「なぜオ・スジェなのか」は、Prime Videoにて1月1日より配信される予定だ。
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