NHK「DOC あすへのカルテ」第10話は告白ラッシュ!ジュリアに真剣な愛を告げたロレンツォだったが…ネタバレと第11話のあらすじと予告

2023年01月09日11時28分ドラマ
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1月8日(日)「 DOC(ドック)あすへのカルテ 」(NHK総合、夜11時)第10話“ふたり”が放送され、アンドレアはついに“疑惑のカルテ”を手にいれた。次回第11話は1月15日(日)に放送される。NHK番組公式サイトで予告動画と15分のダイジェスト動画を公開、NHK+では最新話を見逃し配信中だ。



「DOC(ドック) あすへのカルテ」は、イタリアの病院で医長を務めていた実在の医師の実話をもとに制作されたオリジナルドラマ。過去12年間の記憶を失った主人公アンドレアが、医者から患者へと立場が変わったことに戸惑いながらも、1人の男として、そして医師としての人々の人生に関わりながら、自らの人生を再建していくヒューマンストーリーだ。

1月8日に放送された第10話「ふたり」 では、ロレンツォの双子の妹・スザンナが病院に入院してくる。ダウン症の妹と2人暮らしのロレンツォは彼女わ何より大切に思っていたが、彼女が大人であることを理解せず、病気の発見を送らせてしまう。それでも最後は、妹に将来を決めた恋人がいること、彼女がしっかりと人生を歩んでいることを理解したロレンツォは、ジュリアへ愛を告げる勇気を奮い立たせた。

一方、4人の研修医たちの恋にも大きな進展があった。リッカルドはアルバに自分が義足だということを明かし、ガブリエルとエルザは協力して一人の患者を救ううちに距離が縮まり、一夜を共にすることに…。登場人物たちの様々な告白が相次いだ第10話、ガブリエルとエルザには言葉は必要なかったようだ。

そして、いつ発見されるかが気になっていた“疑惑のカルテ”を、ついにアンドレアが手にした。まだそのカルテの意味をアンドレアは気づいていないが、医療過誤が暴かれる前に米国移住計画をすすめるマルコとアイリーンにとって脅威となる。それにしても、イタリアでは、くたびれた革の鞄を当然のようにクリーニングに出す習慣があることに驚かされた。

次回1月15日に放送される第11話では、ジョヴァンニ・パヴェシのカルテを手にしたアンドレアは、記憶を失うきっかけとなった銃撃前の記憶を取り戻そうとする。そして、ついにジュリアはアンドレアに自分が彼の恋人だったことを打ち明ける…。

■前回:第10話「ふたり」ネタバレあらすじ
物忘れが酷くなり、12年より前の記憶が失われ始めたアンドレアは、向精神薬の服用を止めてしまう。一方、ロレンツォの双子の妹でダウン症のスザンナが、めまいをおこし気絶、施設の教員マウロに連れられ救急外来で病院に運ばれてくる。

スザンナには背中に赤い湿疹と高熱などの症状があり、施設の旅行先で髄膜炎にかかった可能性があるという仮説を立てるが、検査の結果除外される。スザンナの症状に視力低下や失禁が加わり、ロレンツォは彼女が白血病だと言い切る。アンドレアはスザンナには秘密がある本人に話を聞くべきだと訴えるが、ロレンツォは話を聴こうとしない。

アンドレアはスザンナに何か秘密があることに気が付き話を聞こうとすると、スザンナが発作を起し、ロレンツォはアンドレアを非難し妹にかかわらせないようにマルコに訴える。事情を聞かれたアンドレアが向精神薬の服用を止めたことをアニェーゼたちに明かしたため、アンドレアの進退について理事会で協議が行なわれることとなった。

アンドレアがスザンナに謝罪しにいくと、彼女が光を眩しがることに気が付き、梅毒の症状であるアーガイル ロバートソン反応があることを確認する。ロレンツォは妹が第三段階の神経梅毒を患っていることを信じないが、検査の結果、神経梅毒と診断が確定する。

スザンナは同じ施設に通うアレッサンドロという恋人がおり、彼と将来を約束していることをロレンツォに明かす。アレッサンドロは数年前のインド旅行中に、緊急輸血を行ない、その際に梅毒にかかり、治療をしたものの完全には根絶されていなかったのだった。ロレンツォは、仲睦まじい二人の姿をみて、スザンナが自分の人生を持つ一人の女性だということを、やっと受け入れることができた。

一方、ガブリエルとエリサは、三日も脱水症状と頻脈、呼吸困難で苦しんでいる年配のエルネスト・ガルビアティを担当していた。エリサはエルネストの家に入り、犬のネーヴェがキッチンに閉じ込められているのを見つける。エルネストは換気せず家具に防虫剤を塗っていたため急性ベンゼン中毒を起こしていたのだ。ネーヴェは台所で閉じこめられていたため症状がでなかった。コルチゾンによる治療後、エルネストの病状は改善した。

リッカルドが忘れた携帯を届けに行ったアルバは、リッカルドの母から彼に恋人がいないことを聞かされる。アルバは帰宅してきたリッカルドに、自分とつき合わないための言い訳に恋人がいると言ったと非難する。リッカルドはアルバに右足の義足を見せ、アルバに哀れだと思われないために嘘をついていたと認める。

翌日、アンドレアが理事会の意向を聞きに行くと、ロレンツォがアンドレアは医者以上の医者だと抗議を取り下げ、エンリコがアンドレアの健康を見守ると約束、ジュリアがスザンナが目覚めたことを報告、アンドレアは病院で働き続けることができることとなった。

スザンヌの幸せな様子に駆り立てられたロレンツォは、ジュリアを呼び出し、真剣に彼女を愛していると告白。しかし、ジュリアはまだアンドレアのことが好きだといい、ロレンツォを苦しめたくないと拒絶する。

マルコは妻のアイリーンに、アンドレアが新薬の服用を止めたことを告げる。アイリーンはそれでも時間が稼げたといい、アメリカの病院に移る準備が進められたと話す。そのころ、アンドレアはカロリーヌがクリーニングに出してくれていた鞄を受け取りに行き、仕舞われていた「カルテ」を手にしていた。

■次回:第11話「すれ違い」あらすじ
司法試験の最中に記憶障害を起こしたモニカが入院してくる。今回の試験が最後のチャンスで、診断書をもらえば再試験が受けられるというのだが、医師たちは病名を特定できずにいた。一方、未だぎこちない距離にいるリッカルドとアルバは両腕が突然動かなくなったというドラマーを担当することに。そして、ジュリアに振られ、傷心のロレンツォは学生時代の恋人に会いに行く。

■キャスト
アンドレア・ファンティ:ルカ・アルジェンテーロ(声:安元洋貴)
ジュリア・ジョルダーノ:マティルデ・ジョリ(声:沢城みゆき)
アニェーゼ:サラ・ラッザーロ(声:日髙のり子)
マルコ・サルドーニ:ラファエレ・エスポジト(声:星野貴紀)
エンリコ・サンドリ:ジョヴァンニ・シフォーニ(声:関俊彦)
ロレンツォ・ラッザリーニ:ジャンマルコ・サウリーノ(声:佐藤拓也)
マルコ・サルドーニ:ラファエレ・エスポジト(声:星野貴紀)
エンリコ・サンドリ:ジョヴァンニ・シフォーニ(声:関俊彦)
ロレンツォ・ラッザリーニ:ジャンマルコ・サウリーノ(声:佐藤拓也)
リッカルド・ボンヴェーニャ:ピエルパオロ・スポッロン(声:大河元気)
アルバ・パトリツィ:シルヴィア・マッツィエリ(声:上杉華子)
エリーザ・ルッソ:シモーナ・タバスコ(声:葉山那奈)
ガブリエル・キダーネ:アルベルト・ブバカル・マランキーノ(声:野澤英義)
ほか

原題:DOC - NELLE TUE MANI
制作:2020年 イタリア

【放送予定】 総合 毎週日曜夜11時 2022年10月9日スタート!
[ステレオ2か国語(主:日本語吹き替え/副:イタリア語)字幕放送有り]

NHK「DOC(ドック)あすへのカルテ」番組情報サイト
YouTube「DOC(ドック)あすへのカルテ」吹替版予告編 
YouTube「DOC(ドック)あすへのカルテ」字幕版2分30秒予告編