韓国ドラマ「ペイバック~金と権力~(法銭)」イ・ソンギュン、ナム会長の反撃に遭って自首!?第5話視聴率9.7%で好調!
チャン・テチュン検事(カン・ユソク)に逮捕されたミョン会長(キム・ホンパ)が、ウン・ヨン(イ・ソンギュン)に牙をむく!1月20日(金)韓国で放送した「法銭」(SBS金・土夜10時)第5話のネタバレあらすじと見どころを紹介しよう。本作はPrime Videoにて邦題「ペイバック~金と権力~」として独占配信開始している。
第5話の視聴率は全国9.5%、首都圏9.7%(ニールセンコリア)と安定した数字を推移している。
●Prime Video(韓国ドラマ・独占配信)
■キャスト
ウン・ヨン役:イ・ソンギュン
パク・ジュンギョン(Prime Videoではユンギョン)役:ムン・チェウォン
チャン・テチュン役:カン・ユソク
ファン・ギソク役:パク・フン
ミョン・インジュ役:キム・ホンパ
■あらすじ
ジュンギョン(ムン・チェウォン)は記者会見で、「10年前の母の死の原因となった贈賄の件で検事だった自分も加担した。もう一人の共同犯人が特捜のファン・ギソク検事です」と告白。ジュンギョンに協力しているのがヨン(イ・ソンギュン)だと疑うファン(パク・フン)は、義父ミョン会長(キム・ホンパ)に電話でヨンの死を確認する。そこにテチュンが横領の容疑でミョン会長逮捕にやってくる。ファンはつながったままの電話で義父の逮捕を知る。マスコミは婿に当たるファン検事による隠ぺい工作を疑う。
その頃ヨンはGMIのオ頭取キム・ホンパに再び接近していた。ミョンの逮捕を知っても若造検事テチュン(カン・ユソク)に何もできないというオ頭取に、「ファン検事と対等に戦えるように力を貸してほしい」と頼む。その条件としてぺク議員の持つ3区の票をつけて国会議員にしてやると提案し、オ頭取はこれを受け入れる。
令状なしの逮捕において拘束時間は48時間。ミョン会長は6人もの弁護士をつけ、聴取にも難航するテチュン。逮捕状を取るのも難しいと考えていたが、パク部長はあっさり承認する。
ヨンとホン・ハンナ(キム・ヘファ)は、オ頭取を始めこれまでミョン会長が操っていた検察上層部ら権力者を一堂に集め、隠し財産の運用を海外に籍を置くヨンのファウンド会社に任せれば、金を自由に扱うことができる上に、財務調査の対象からも外れると説明する。ミョンの借名口座を使うより有利だと理解する監察部長だが、ファン・ギソクを手放すことを渋る。そこでオ頭取がファンの後任に推薦したのがパク部長だった。
ヨンは次にミョン会長に面会。殺害させたはずのヨンが生きていたことに驚きながらも余裕を見せるミョン。借りも復讐も返す主義だというヨンは、テチュンが逮捕状を取ったと教える。面会が終わったヨンはミョンの娘でファンの妻セヒと遭遇する。セヒは「お金の面では父にそっくりだったが、家族に向かう心は全く違うヨンのことが好きだった」と過去を振り返り、「私も家族を守る」と宣戦布告する。
昇進を餌に味方に付けたはずのパク部長の裏切りに憤怒の電話をするファン。そこに大検察庁の監察が入り、終わるまで停職処分を言い渡される。
テチュンは、逮捕したイ・スドン弁護士にミョン会長に逮捕状が出たことを教え、罪を認めて協力するよう説得する。イ・スドンは8年前にテチュンの教師への暴行事件をもみ消したのは自分だと教え、今回もヨンと取引させてくれれば有益な証言をしてやると取引を持ち掛ける。ナム係長は「取引に応じてミョンとファンを繋ぐ証言を取るべき」とアドバイスするが、汚い取引に応じることに悩むテチュン。
一方、監察部長から、ブルーネット事件でジュンギョンは共犯者でなく被害者だと言われ、検事に復帰するよう勧められるが、母の死に責任を感じるジュンギョンは「自分には資格がない」と断る。そして、テチュンを呼び出す。検事に戻って捜査を手伝ってと言うテチュンに、「中学の時に父をなくて以来、弱者のために闘う検察を夢見てきたが、私はファンの件で共犯だから、検事には戻れない」と話し、ヨンからもらった「悪党を有罪にするときに使う万年筆」をテチュンに譲る。そんなジュンギョンに「悪を倒すためなら悪になれる?」と聞くテチュン。
停職処分になりやけ酒するファンは拳で鏡を割る。帰宅した妻セヒにミョン会長の汚れ仕事をさせられてきたことへの不満をぶちまける。セヒはファンの傷の手当てをして落ち着かせ、「ファンと結婚したのは青瓦台の住人になるためだ」という約束を思いださせる。そして「父のお陰で出世できた。裏切った者たちのことは父が直接対処する」と伝える。
ジュンギョンは、テチュンがイ・スドンとの取引に応じようか悩んでいること、警察病院に入院していたイ・ジンホ(ウォン・ヒョンジュン)が逃げ出したことを伝える。ヨンはミョン会長が麻薬で部下をしつけることを明かし、「麻薬のせいで変わったジンホを助けてやれなかった」と悔やむ。決断した本人に責任があるとジュンギョンに、「気にかけてくれる人が1人いれば結果が違った。俺が変われたように」と話す。
心を決めたテチュンはイ・ソンドの前でヨンに電話し、「叔父さん、イ・スドンの申し出は受けないで。必ず最後まででやり遂げるから」と法と秩序に基づいて捜査を進める決心を固める。
オ頭取がまた裏切り、ヨンに検察の上層部に紹介したと知ったミョン会長は、キム女史を利用することを考える。その計画に協力するファンは、「ファンの上に立つより、ファンの二番手でいることを望む」部下イ・ヨンジン検事(ペク・ジョンピョ)にも手伝ってもらう。
キム女史を面会に来させたミョンは、「東大門の取り分を返すから、俺を訴えてほしい」と頼む。キム女史の訴えは、イ検事が弱みを握っているヤン検事が担当することに。ヤン検事は夜にミョンの取り調べをすると東部検察に呼び出す。約束通りに席を外したヤン検事に代わってイ検事が現れ、ミョンを3時自由にさせる。オ頭取のスマホに女性とのスキャンダル写真を送りつけて呼び出したミョンは、ファンが用意した遺書をオ頭取のポケットに忍ばせ、自殺に見せかけ殺害する。
翌朝、マスコミは「オ氏がウン(ヨン)という人物に、GMIの相場操縦をネタに脅迫され、それを苦にして自殺した。ウン氏は、他にも選挙資金を提供して自分の投資会社を優遇するよう要求し、インサイダー取引にも加担させ、検察で指名手配中だ」と報じる。ハンナに任せている会社には検察の捜査が入り、これが仕組まれたものだと察したヨンは、このままではテチュンに被害が及ぶと考え、検察に出頭してテチュンの手で自分を逮捕させる。
■見どころ
第5話はミョン会長逮捕に成功するも、確たる証拠がないことで焦るテチュンが、邪悪な取引に応じるかどうか悩む。そんなテチュンにナム係長は、状況は一夜にして変わると忠告したが、まさにそうなってしまった。
それでも若造と見下していたファンとすれ違った際には「僕は自分の力で上に行きます。特捜の検事を捕まえ特捜に行きます」と耳打ちしたり、イ・スドンからの取引を断り法と秩序で戦うと決めるあたりに検事としての覚悟が頼もしい。
一方、検事に戻れるチャンスを自ら捨てたジュンギョン。2010年、母ユン・ヘリが無罪となった日に、彼女はソン長官と共にミョン会長に立ち向かおうとする母を危険だからやめるように説得していた。だがヘリは検察での横暴な取り調べ以上に、証拠捏造したとして自社ブルーネットを汚したしたことを悔しく思っていた。そしてそれを実行したのが娘ジュンギョンだと知り、すべての責任を負って自殺したのだった。
母の死に責任を感じるジュンギョンはテチュンからの「悪を倒すためなら悪になれる?」にどんな答えを口にするのか?
そして、本格登場したミョンの娘セヒ。優秀なファンが彼女との結婚でミョン会長の悪事の手助けとなったこと賀分かる.そのきっかけがチェ議員の秘書が起こした交通事故として片づけた暴力事件。また、セヒの望みが青瓦台の住人、つまり大統領夫人になることだということも分かった。
第6話は、自首したヨンがミョン会長と同じ中央拘置所に収監される。
「ペイバック~金と権力~」は、Prime videoにて2023年1月6日(金)午後11時30分より、毎週金土に各1話ずつ独占配信中だ。第6話は21日、予告動画はSBS番組サイトで公開中だ。
◇SBS「법쩐(法銭)」HP
◇Youtube予告動画(オリジナル版)
◇第5話予告動画
【作品詳細】【「ペイバック(法銭)」を2倍楽しむ】