「警視庁アウトサイダー」第4話で上白石萌歌の“アデュー(adieu)”が話題に!“兄ちゃん”は誰だ!?ネタバレと第5話あらすじと予告

2023年01月27日11時45分ドラマ
(C)テレビ朝日

1月26日(木)テレビ朝日「警視庁アウトサイダー」第4話が放送され、柳葉敏郎が“裏切者”と判明、蓮見の兄への考察深まる。2月2日(木)放送の第5話にデビット伊東が疑惑のパンチパーマ軍団の社長役でゲスト出演する。予告動画が番組公式サイトで公開、TELASAで全話配信されている。

「警視庁アウトサイダー」は、警察組織の中で異質な存在“アウトサイダー”である元マル暴刑事・架川英児(西島秀俊)、秘密を抱えたエース刑事・蓮見光輔(濱田岳)、新米女刑事・水木直央(上白石萌歌)が持ちつ持たれつ難事件に挑み、それぞれの正義を見出していく超異色の刑事ドラマ。



1月26日に放送された第4話で、黒石を自殺に追い込み、架川を罠に嵌めて左遷させた“鷲見組の犬”が柳葉敏郎演じる元上司の藤原だったことが判明する。部下想いの藤原が裏切者になってしまったのには、深いわけがあった。裏切りが本意ではなかった藤原は自殺しようとするが、架川に諭され自首を決意するも、何者かによって銃殺されてしまった…。

そんな中、水木が2人の新たな秘密(水木は蓮見と架川が恋仲だと思い込んでいる)を知ってしまう。天然でどこかズレている水木が、蓮見がなりすましをしている事、父の冤罪事件をはらそうとしているという事実をどう受け取ったのか…、今後の展開がとても気になる。

Twitterでは、水木の「アデュー(さよなら)」に、「萌歌ちゃんにアデューと言わせる」「adieuがアデューって言ってる」と、上白石のアーティストの名“adieu”ネタが話題となった他、蓮見が“兄ちゃん”と呼びかけている警察内部の謎の協力者についての考察が飛び交い、口元のホクロから“兄ちゃん”が福士誠治演じる羽村ではないかといった推測もあがっている。

だとすると、羽村は二重スパイをしていることになり、梶間直人に兄弟はいないことや、DNAを調べようとしていること(誰が飲んだか立証できない空き缶を拾うあたり…)、などその行動の謎が深まる。

2月2日に放送される第4話では、5年前に殺害された暴力団員の白骨死体が見つかる。疑惑のパンチパーマ集団をまとめるガテン系清掃会社社長役でデビット伊東がゲスト出演。そして、裏社会の大物・手嶌春役の浅野ゆう子も引き続き登場する。

次回の水木の決め台詞は「犯人はこの中にいる!」はたして水木が示す真犯人とは…?

■前回:第4話 ネタバレあらすじ
警視庁生活安全部の参事官・黒石元警視正(井上肇)が自宅アパートで自殺した。黒石は組織犯罪対策部の部長候補と目されていたが、数カ月前、若い女性との不倫が週刊誌に報じられて依願退職したばかりだった。

知らせを聞いた桜町中央署刑事・架川英児(西島秀俊)は、黒石の自宅アパートを訪れる。黒石は架川にとって何かと目にかけてくれた“恩人”だったのだ。そこに“マル暴”時代の元上司・藤原要(柳葉敏郎)が黒石の元妻を連れて現れ、黒石が死の直前、架川に手紙を残していたことを知らせる。そこには「あれは罠だ。私ははめられた。君も気をつけろ」というメッセージが書かれており、架川は、鑑識の仁科素子(優香)に再度現場を見てもらうが、黒石が用意周到に自殺の準備を進めていたとし、黒石の自殺は確定する。

架川は誰が黒石を罠にはめたのか真相を探りはじめ、蓮見光輔(濱田岳)と水木直央(上白石萌歌)にも協力を依頼。水木は最近マルチにはまっているという黒石のスキャンダル相手・森沢未央(喜多乃愛)に接触し、彼女から黒石にハニートラップを仕掛けたことを知らされる。

架川と蓮見は、黒石の代わりに昇進した組織犯罪対策部警視長の椛島寿夫、同部警視正の船津成男とその部下の深山哲司、そしてかつての架川の部下た・森田拓平らと遭遇。深山は“マル暴”の裏切者である架川に難癖をつけ、新人刑事の水木にもあたる。この時、架川と水木のボールペンが入れ替わってしまう。

蓮見は椛島に見覚えがあった。服役中の父・梶間優人(神尾佑)の控訴に圧力をかけて妨害したのが、かつて長野県警に席をおいていた椛島だったのだ。椛島が暴力団“鷲見組”と関係していることに気づいた架川と蓮見は、真実を求めてウラ社会の大物のもとに乗り込む。その相手とは、鷲見組の敵対組織“一途会”の最高顧問・手嶌春(浅野ゆう子)だった。

彼女は、警察内部にいる“鷲見組”のスパイの正体を教える見返りに、“鷲見組”の闇カジノと繋がっている警察官のリストを要求。蓮見は協力者である“兄ちゃん”に汚職警官探しを依頼し、リストを手に入れる。

一方、蓮見と架川の動向を調査する小谷野警部は、部下の羽村(福士誠治)に蓮見のDNAを調べるよう指示。羽村は蓮見が飲んだコーヒー缶を密かに回収する。

手嶌春は、手に入れたリストをネタに「捜査対象になっているウチの組みのリストを渡せ」と何者かに要求、架川たちに指定した倉庫に行ってリストを受け取るよう申しつけ、「そこに“鷲見組の犬”が来る」と告げる。

倉庫に現れたのは藤原だった。藤原は娘・麻理が起こしたひき逃げ事件のもみ消しを船津に頼み、見返りに黒石を消せと要求され、“鷲見組”にハニートラップを仕掛けさせ借りを作ってしまったのだ。その後は、“鷲見組の犬”となり情報をリーク、架川を左遷に追い込んだの藤原だった。

全ては終わりだと、頭に拳銃を向けた藤原だったが、架川に娘のことを考えろと説得され自首することを決めた。

そんな中、水木は自分のボールペンが架川のペン型ボイスレコーダーとすり替わっていることに気づきいて録音を再生。蓮見が刑事に成りすましていることやや彼の父の冤罪事件について知ってしまう。

夜道で、藤原は架川に電話をかけ、闇金リストの中に長野県警の刑事・折原大吾(亀吉)の名があったこと、折原が一週間前に失踪したと告げる。その直後、藤原は背後から撃たれ殺害される。(藤原を銃殺した男は、折原を殺害して山中に埋めた人物だった。)

■次回:第5話 あらすじ
藤原が何者かに射殺され、架川はショックを隠せない。藤原を殺した男が、蓮見の父の冤罪事件にからんでいることを直感した架川は、蓮見から10年前の事件の全貌を聞きだす。蓮見によると、長野県警の生活安全部刑事だった優人がホステス殺人の容疑をかけられたのは当時、県警の会計係長だった折原大吾の証言によるところが大きいという。折原は、優人と被害者・歌川チカ(水崎綾女)が愛人関係にあったという根も葉もないデタラメを証言したのだ。殺された藤原もまた、別件で信濃一家を調べている最中、あるリストから折原の存在に行きついたと話していた。おそらく、折原という男が何かを握っているに違いない。

その矢先、管内の雑木林から死後5年ほど経過した若い男の白骨死体が見つかる。まもなく、遺体の身元が暴力団“仁英組”の構成員・楠本貴喜(横山涼)と判明。彼は生前、裏稼業から足を洗いたいと考えていたようで、更生して清掃会社を営む元暴力団員・小松崎実(デビット伊東)に相談を持ちかけていたことがわかる。だが、架川、蓮見、水木が捜査をはじめたところ、組織を抜けたいと思っていたはずの楠本が組長をあおって傷害事件を起こすなど、矛盾する行動を取っていたことが明らかになっていく。

テレビ朝日 木曜ドラマ「警視庁アウトサイダー」は2023年1月5日午後9時よりスタート。原作:加藤実秋『警視庁アウトサイダー』シリーズ(角川文庫)/主題歌:山下達郎『LOVE'S ON FIRE』/出演:西島秀俊 濱田岳 上白石萌歌 柳葉敏郎 石田ひかり 優香 野波麻帆 長濱ねる 斎藤工 片岡愛之助 /第5話ゲスト出演:浅野ゆう子 デビット伊東 横山涼 ほか。番組公式Twitterアカウントは「@outsider_ex2023」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

「警視庁アウトサイダー」番組公式サイト

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