NHK「DOC あすへのカルテ」第13話 エリサの衝撃の告白でRh式血液型不適合妊娠の姉セリーナは救われるが…ネタバレと第14話予告

2023年01月30日09時35分ドラマ
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1月29日(日)「 DOC(ドック)あすへのカルテ 」(NHK総合、夜11時)第13話“エゴイズム”が放送された。次回第14話“許すこと許されること”は2月5日(日)に放送される。NHK番組公式サイトで予告動画と15分のダイジェスト動画を公開、NHK+では最新話を見逃し配信中だ。



「DOC(ドック) あすへのカルテ」は、イタリアの病院で医長を務めていた実在の医師の実話をもとに制作されたオリジナルドラマ。過去12年間の記憶を失った主人公アンドレアが、医者から患者へと立場が変わったことに戸惑いながらも、1人の男として、そして医師としての人々の人生に関わりながら、自らの人生を再建していくヒューマンストーリーだ。

1月29日に放送された第13話「エゴイズム」 で、エリサの姉で有名女優のセレーナが入院してくる。エリサの告白で、セレーナの病がRh式血液型不適合妊娠によるものだと判明、実は14歳差の姉妹は母娘だったのだ。エリサの母が高齢で、認知症を患っていることがすでに語られており、彼女が家族に抱いている不満や不安から、2人が親子だと気づいた視聴者も多かったのではないだろうか。しかし、エリサとセレーナは残念ながら和解せず、代わりにエリサはガブリエルに対する素直な気持ちを打開けた。エチオピアへの帰国を決めているガブリエルは、エリサの愛に応えることはできるだろうか?

一方、元カノのマリアとよりを戻したリッカルドだったが、彼女が自分勝手だということに気がつく。自分から逃げ出した彼女のエゴイズムに傷ついたことを思い出したリッカルドは「君に幻想を描いてた」とこれ以上の交際を断った。これで、リッカルドに想いを寄せるアルバに再度チャンスが訪れそう。

今回もアンドレアとジュリアが2人の距離を縮めていった。アニェーゼと話をするただけで「嫉妬した」と独占欲丸出しでジュリアは怒ってみせるが、ちょっと重たいそのセリフも、正直な気持ちを伝えているだけだと茶目っ気のある笑顔で伝え、アンドレアの心をくすぐっていた。

そんな中、“サトナル”が気になるアンドレアは過去の論文などを調べ始める。次週2月5日に放送される第14話で、アンドレアはサトナルの治験データの誤りに気がつく。この薬による死亡率が、公開されたものよりも高く示されていたのだ。またしてもアンドレアが真実に一歩近づいたことを知り、窮地に追い込まれたマルコが打つ次の手とは?

一方、ロレンツォの元恋人キアラが薬物の過剰摂取で緊急入院。実は運び屋をして体内に入れたカプセルが破損したのだった。処置をしたロレンツォはそのことを病院に隠してキアラを退院させる。キアラは麻薬組織の追跡を恐れ、アンドレアは彼女を自宅に匿うことに…。

■前回:第13話「エゴイズム」ネタバレあらすじ
病院で寄付金のための記者会見する予定だったエリサの姉で有名女優のセレーナが失神し入院してくる。彼女は妊娠中で溶血による貧血があり検査をすることになった。家族が入院してきたにも関わらず、エリサのセレーナへり対応は冷たかった。一方、アンドレアは自分が過去に問題の薬サトナルの治験を認めて、論文も出していたと聞いて薬を調べ始め、資料を持ち出すためアニェーゼの許可を得に行くが、アニェーゼはアンドレアとジュリアの関係が気になって不自然な態度をとってしまう。

主任看護師・テレサの娘フランチェスカは、具合の良くない父・コッラードの検査を後回しにしようとする母に腹を立てていた。テレサは養育費も支払わないコッラードを怒り、彼の具合が悪いのはアレルギーを無視して不摂生したためだと譲らない。しかし、ロレンツォとガブリエルがテレサに内緒でコッラードを診察すると、腹部に気になる発疹が出来ているのにきがつく。

一方、薬物を絶ったロレンツォの元にキアラがやってきて、借金を返済するために1万ユーロを要求し、薬物使用を上司に告げると脅しをかけてくる。しかし、ロレンツォはきっぱり拒否する。

リッカルドに思いを寄せるアルバは、アンドレアから彼に気持ちを伝えるよう励まされる。リッカルドはセレーナを取材しにきたマリアと夕方デートを約束。アルバが告白しようとしたとき、リッカルドは約束していたマリアと連れだって去っていった。アルバは2人の楽し気な様子にがっかりし、またしてもリッカルドへの対応がぎこちなくなる。

セレーナの検査結果から、リンパ腫ではないことは判明する。溶血への治療法はみつかるが、妊娠したことがないセレーナに抗Rh抗体が何故できてしまったのかは解決できなかった。

テレサは、自分に隠れてロレンツォがコッラードを診療入院したことにあきれる。そして、コッラードの湿疹や倦怠感が、腫瘍のせいではなくグルテンを含むオーツミルクの摂取で起こったことを彼の愛用する食材からつきとめてみせる。テレサは娘と和解し、コッラードにも反省を促した。

アンドレアは、アニェーゼからジョバンニ・パヴェシに誤って投与された薬であるサトナルの実験に関するすべての文書を持ち帰ることを許され、自宅で調べることに。

キアラが再度ロレンツォに会いに来て、薬物を無理やり渡そうとしたところ、マルコがやってきてロレンツォの薬物接種を疑い、彼をオフィスに連れていく。ロレンツォは、魔が差して一時期服用してしまったと白状し、もう一度チャンスが欲しいと懇願。 マルコはロレンツォに二日毎の検査を言いつけた。

エリサは、セレーナが極秘にRHプラスの女児を出産していたことを明かす。ジュリアは、抗体は4 か月目から上昇が、抗体ができた理由が判明したため対処できるとホッとする。実はセレーナはエリサの姉ではなく母だった。エリサは老人性認知症に苦しむ母の介護をしているうちに、母が祖母であることに気が付き、セレーナと距離をとるようになっていたのだ。

ガブリエルは「愛するのも愛さないのもエリサ次第だ」と慰め、エリサは母であるセレーナと対峙、自分を捨てた彼女を許せないし、彼女の利己主義のせいで赤ん坊が死ぬところだったと告げる。

マリアと何度かめのデートで、リッカルドは彼女が人の話を聞かず、自己中心的なことに気がづき、これ以上デートは続けられないと告げる。

ガブリエルがエリサのいるバーを訪れる。エリサはセリーナとは和解できず、二度と彼女に会うことはないだろうといい、「愛するのも愛さないのも私次第」とガブリエルを見つめ、ガブリエルに愛していると告白。2人はキスをする。

■次回:第14話「許すこと許されること」あらすじ
若いギター教師・トマソが細菌性髄膜炎の症状を発症し入院してくる。しかし検査をしても細菌の感染はなかった。一方、ロレンツォの元恋人のキアラが、薬物の過剰摂取で緊急入院してくる。実は運び屋をして体内に入れたカプセルが破損したのだが、処置をしたロレンツォはそのことを病院に隠してキアラを退院させる。組織からの追跡を恐れるキアラをアンドレアは自宅に匿うことに。そして、アンドレアはサトナルの治験データに誤りがあるとマルコに指摘する。マルコは自分でもチェックしてみるというが…。

■キャスト
アンドレア・ファンティ:ルカ・アルジェンテーロ(声:安元洋貴)
ジュリア・ジョルダーノ:マティルデ・ジョリ(声:沢城みゆき)
アニェーゼ:サラ・ラッザーロ(声:日髙のり子)
マルコ・サルドーニ:ラファエレ・エスポジト(声:星野貴紀)
エンリコ・サンドリ:ジョヴァンニ・シフォーニ(声:関俊彦)
ロレンツォ・ラッザリーニ:ジャンマルコ・サウリーノ(声:佐藤拓也)
マルコ・サルドーニ:ラファエレ・エスポジト(声:星野貴紀)
エンリコ・サンドリ:ジョヴァンニ・シフォーニ(声:関俊彦)
ロレンツォ・ラッザリーニ:ジャンマルコ・サウリーノ(声:佐藤拓也)
リッカルド・ボンヴェーニャ:ピエルパオロ・スポッロン(声:大河元気)
アルバ・パトリツィ:シルヴィア・マッツィエリ(声:上杉華子)
エリーザ・ルッソ:シモーナ・タバスコ(声:葉山那奈)
ガブリエル・キダーネ:アルベルト・ブバカル・マランキーノ(声:野澤英義)
ほか

原題:DOC - NELLE TUE MANI
制作:2020年 イタリア

【放送予定】 総合 毎週日曜夜11時 2022年10月9日スタート!
[ステレオ2か国語(主:日本語吹き替え/副:イタリア語)字幕放送有り]

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YouTube「DOC(ドック)あすへのカルテ」吹替版予告編 
YouTube「DOC(ドック)あすへのカルテ」字幕版2分30秒予告編