「どうする家康」松山ケンイチ&山田孝之のタッグで再び有村架純の救出へ!第5話ネタバレ第6話あらすじ

2023年02月06日12時20分ドラマ
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2月5日(日)に放送されたNHK大河ドラマ「どうする家康」(総合午後8時~、BSP、BS4K午後6時~)第5話「瀬名略奪作戦」で松山ケンイチと山田孝之コンビの奮闘に視聴者が熱視線!失敗に終わった略奪作戦だが、2月12日放送の第6話「続・瀬名略奪作戦」で松本潤(嵐)筆頭に有村架純の救出に再チャレンジする。NHK公式サイトでは予告動画が公開中だ。



2月5日放送の第5話では、飄々とした本多正信役の松山ケンイチと繊細な服部半蔵役の山田孝之が、瀬名救出という大きな任務に立ち向かう姿が描かれた。半蔵の呼びかけで次々と集まって来る仲間たちの様子は、これから物語が動いていく、少年漫画の様なワクワク感が視聴者の好奇心を大いに刺激した。

作戦は残念ながら失敗に終わったが、つまはじき者同士の奮闘には胸が熱くなるものがあり、さらに元康役の松本潤は、試行錯誤で頑張っている仲間を笑う家臣を一喝。「命懸けで働いている者を笑うな!」と本多正信と服部半蔵を擁護する言葉に「胸に刻んでおきたい言葉だ」「感動したな。ついていこうと思う」などの声が集まり、家臣を叱り、失敗した者にチャンスを与えるリーダー像に元康ファンが急増したことだろう。

そして2月12日放送の第6話では、失敗に終わった瀬名の救出第2弾が描かれる。本多正信が提案したのは、上ノ郷城の鵜殿長輝(野間口徹)を攻めた際、子供2人を人質にとり、瀬名たちと交換するというもの。元康が出陣し、瀬名救出に命を懸ける。果たして正信&半蔵コンビは今度こそ成功させることができるのか?2人の活躍に瀬名の命運がかかる。

■異端児・本多正信
第5話に登場した本多正信はほっかぶりに飄々とした姿が似合う一領民だが、後に徳川家康の家臣で幕府の老中を務めるほど出世する人物として知られている。しかし彼の人生は波乱含みのもので、徳川氏に仕えながら三河一向一揆に参加し、鎮圧後に三河を出奔したり、本能寺の変の時、堺に滞在していた家康が伊賀越えを決意した際にも付き従ったとされている。

そんな正信が表舞台に出て来るのは信長の死後、家康が豊臣秀吉に服従すると、従五位下、佐渡守に叙任されるなど出世をしていく。「どうする家康」でも物応じしない態度で主君である元康とも堂々と交渉する姿が描かれているが、彼の奇策はチーム家康の大きな武器となっていくのを予感させる。戦国武将の松永久秀は、武勇の武将が多い家康家臣の中で、正信は“柔に非ず、卑に非ず、非常の器」と称しており、家康は彼のことを「友」と呼んでいたというので、これから家康のブレーンとして活躍する正信の活躍は見どころの一つとなりあそうだ。

■前回(第5話)ネタバレあらすじ
三河・岡崎に於方(松嶋菜々子)久松長家(リリーフランキー)一家が移って来た。織田信長と同盟を結んだ元康に、於方は一刻も早く上ノ郷城を攻めようと言ってくるが、元康は今川にいる瀬名たちの事が気がかりだった。氏真が談判に応じないとなると、力づくで取り返すしかない。しかし、そうなると、鵜殿長輝はじめ、飯尾連龍、岡部元信らを倒さなければならず、酒井忠次(大森南朋)は田植えの前に決着はつけるために猶予はないと考えていた。

どうすればいいのか皆が頭を抱えていると、大久保忠世(小手伸也)がためらいながら、本多正信の名を出した。彼はペテン師ながら突飛な策を思いつく人物で、今回も瀬名を助ける良い策を思いつくと思われた。しかし、信用できない本多正信の起用に他の家臣たちから反対する声が持ち上がる。しかし元康は藁をもすがる気持ちで正信と会うことにした。正信は全て任せてくれたら必ず瀬名と子供たちを助けると約束するが、この計画にはお金がいると言ってきた。人払いをすると正信は計画を元康だけに打ち明けるが、それは忍びの服部半蔵を使うというものだった。

正信は大金を手に部屋から出て行ったが、それを聞いた酒井忠次と石川数正(松重豊)は頭を抱えた。なぜなら半蔵は役を離れ、服部党の忍び立ちは散り散りになっており、到底瀬名を助け出せるとは思えなかったからだ。その頃、正信は半蔵を説得しに半蔵の家を訪ねていた。忍びはするなという父の遺言を守り、つつましい生活をする半蔵は過去の失敗から自信を喪失していた。だが、はじめ説得に応じなかった半蔵も、お金を握らされると気持ちも揺らぎ、仲間を集めて瀬名救出に乗り出すのだった。

その頃、瀬名はじめ関口家は今川家で肩身の狭い思いをしていた。そんな時に元康の使いから明日の丑の刻に迎えにくると知らせを受けたので、瀬名は両親を説き伏せ共に岡崎に逃げることを決意する。予定より人数が増えたことで半蔵たちは困ってしまうが、正信に背中を押され関口家救出に乗り出すことに。約束の時間になり、半蔵たちは下調べ通り関口家の見張りを倒して屋敷に潜入しようとしたその時、鵜殿長輝が大勢の兵を従わせあっという間に服部党を鎮圧した。鵜殿長輝は妹・田鶴(関水渚)を使い関口家を見張らせていたが、そうと気づかない瀬名の母・巴(真矢ミキ)は田鶴に脱走計画を漏らしていたのだった。

今川氏真(溝端淳平)は関口家に死罪を命じ、瀬名救出に失敗した半蔵は多くの仲間を失った。岡崎に帰った正信は、元康に頭を下げて再度瀬名救出を願い出る。正信の秘策は、上ノ郷城に攻め入った際、鵜殿長輝の息子2人を人質に取り、瀬名と交換するというものだった。

■第6話「続・瀬名略奪作戦」あらすじ
今川氏真から「降伏しなければ瀬名たちを皆殺しにする」と通達された元康。本多正信からは今川家重臣を生け捕りにして、瀬名たちと人質交換するという秘策を提案され、現実困難と思われる大胆な策に一縷の希望を託す。正信の命を受けた半蔵は難攻不落の上ノ郷城に忍び込み、やがて火の手が上がるのだが、それは成功の合図なのか?

NHK大河ドラマ「どうする家康」第6話は2月12日(日)総合午後8時より、BSプレミアム、BS4K午後6時より放送。脚本:古沢良太、出演:松本潤、岡田准一、有村架純、ムロツヨシ、大森南朋、山田裕貴、杉野遥亮、松重豊、阿部寛ほか。番組公式Twitterアカウントは「@nhk_ieyasu」。第6話予告動画が番組公式サイトで公開されている。

NHK大河ドラマ「どうする家康」番組公式サイト
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