【最終回ネタバレ】「探偵ロマンス」尾上菊之助を草刈正雄、濱田岳が追い詰めた!第1話から配信中

2023年02月12日12時07分ドラマ
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住良木(尾上菊之助)がすべてを操っていた!お百(世古口凌)も初之助(泉澤祐希)も!ラストに登場した市川実日子の台詞に続編の期待!「探偵ロマンス」関連動画が番組公式サイトで、第1話からの見逃し配信はNHKプラスで実施中だ。



江戸川乱歩の作家デビューから100年という節目に制作される“知られざる江戸川乱歩誕生秘話” 「探偵ロマンス」の最終回・第4話が2023年2月11日に放送された。4話で終わりとなるには濃密なストーリーだった。第4話までみて第1話からを見返したい人のためにNHKプラスでは第1話からの配信を行っている。結末を知った上で第1話からちりばめられている伏線を見るのも楽しい。

第3話のラストで美馬子(松本若菜)が住良木(尾上菊之助)の正体を見抜いた。しかし、住良木はすでに初之助(泉澤祐希)に殺意を仕込んでいた。初之助は文字の読み書きができないことがコンプレックスだった。同居する太郎(濱田岳)が文字を駆使して小説を書こうとしているのに自分は読むことしかできない。そんな初之助に自分の世界をいけばいいといって信用させた。

初之助は後工田(近藤芳正)に銃を向けてしまったことに衝撃を覚える。後悔しパニックに陥る。住良木はそんな初之助の心も利用する。自殺しない初之助を殺してしまう。初之助が書いた遺書を太郎に渡すのだが、字が書けない初之助が遺書を残せるはずがないと太郎は気がついた。

ラスト、太郎がピンチに陥ったのは、住良木が仕掛ける「人に見せた爆弾」だ。同じ方法で白井(草刈正雄)は美摩子の姉を失っていた。白井がそれに気がついて、太郎が爆発に巻き込まれるのを防いだ。実は、4話のドラマだが、白井と住良木の最初の事件を書いたエピソードゼロも作ってあるという。さらに、ラストに登場した男装の麗人役の市川実日子が続編を連想させる台詞で終わったため、ネットには続編を希望する声も多く出ている。

■最終回:第4話ネタバレあらすじ
後工田(近藤芳正)は予告通りに殺された。現場から逃亡したのは初之助(泉澤祐希)だ。住良木(尾上菊之助)にうまく言いくるめられて後工田に銃を向けたのだ。しかし、後工田はそれを察知して密かに机から銃を取り出す。初之助と打ち合いになったが、それで初之助は怖じ気づいてしまったのだ。そこにやってきたのは警察官の笠森だ。笠森は初之助の銃を取ると、何のためらいもなく後工田を殺した。あっけにとられていた初之助は慌てて逃げる。太郎(濱田岳)と三郎(草刈正雄)が初之助を見つけるも住良木の車で逃げ出した。住良木はイルベガンの財宝のありかを書いた地図を眺めて満足していた。

太郎は初之助が自分にコンプレックスを持っていた初之助の苦悩を全くしらなかったことにショックを受けていた。初之助は住良木に助けてもらったものの人を撃ったという衝撃に打ちひしがれていた。そんな初之助に住良木は街の噂は初之助のことばかりだと告げる。初之助は住良木に利用されただけだと気がついたが、時すでに遅し。笠森によって初之助は殺された。

数日後、太郎に潤二(森本慎太郎)が初之助の死を告げる。しかし太郎は初之助が文字をかけないのに遺書があることに疑問を持つ。太郎は初之助が殺されたと確信する。やがて三郎は住良木の隠れ家が見つかったと太郎に告げる。「毒喰らう覚悟があるならついてきな。『探偵』という夢が知りたいなら」…決戦の日を迎えた。刑事の挟間(大友康平)も合流して隠れ家に向かう。

激しい銃撃戦となるが、出発する前に太郎に爆薬入りのボタンを託した隆子(石橋静河)のことを思い出し、太郎は爆発させる。なんとか住良木の手下を片付ける。すると人の形をしたわらを太郎は見つけた。誰かいるのかと近づこうとしたが、白井はそれが住良木の罠だと気が付いた。間一髪で危機を脱したが、住良木が白井を壁に貼り付ける。白井は隙をみてロープを解く。住良木は自ら命を断とうをしたが、白井に止められた。警察に連行されていき、事件は終わった。

1月21日スタート、「探偵ロマンス」。出演:濱田岳、草刈正雄、石橋静河、泉澤祐希、森本慎太郎(SixTONES)、世古口凌、本上まなみ、浅香航大、松本若菜、近藤芳正、大友康平、岸部一徳、尾上菊之助、ほか。番組公式Twitterアカウントは「@nhk_dramas」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

NHK「探偵ロマンス」番組公式サイト

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