【最終回】月9「女神の教室」尾上松也は罪を認め、北川景子のもとを学生は巣立った!第10話ネタバレと第11話予告

2023年03月14日09時18分ドラマ
©フジテレビ

藍井(山田裕貴)は無事に退院し、柊木雫(北川景子)とともに照井雪乃(南沙良)、真中信太郎(高橋文哉)ら学生を卒業させた!フジ月9「女神の教室~リーガル青春白書~」(毎週月曜、よる9時、フジテレビ)3月20日に最終回・第11話を放送する!桐矢純平(前田旺志郎)だけが司法試験に受からない!予告動画が番組公式サイトで公開されている。

裁判官の柊木雫(北川景子)がロースクールで学生たちに接する「女神の教室~リーガル青春白書~」の第10話が3月6日に放送された。第10話はもちろん風見刑事(尾上松也)に注目が集まる回だった。風見は自分の妹が20年前に受けた性被害により傷ついたままでいること、別の事件の加害者を追い詰めたが被害者の自殺により無罪となってしまったことで「法」では正義は守れないと思ってしまって、事件を犯した。



黙秘を貫く風見の心を変えさせたのは、立ち向かった藍井(山田裕貴)だけでも、涙を見せつつ説得した柊木だけの力ではなく、自分たちの卒業試験を前に風見が犯した事件の陰に隠れている被害者を見つけ出し、弁護士やNPO法人に紹介して、「法」を守りながらも被害者を救う努力を見せた学生たちだ。風見は「法」では裁けなかった塾講師の松下隼人(渡部秀)や「法」で裁けない嫌がらせを続ける津山邦彦(安井順平)を暴力で退治しようとしていたことを自白した。

学生たちの意識が変わり「試験のための勉強」から、「先を見据えた勉強」に変わってゆく。そのことが結果的にいい効果を見せる。3月20日に放送される最終回となる第11話では司法試験に学生5人のうち、4人までが合格する。青南大学法科大学院、通称青南ローの試験合格率から考えるとものすごいことなのだが、1人、桐矢純平(前田旺志郎)だけが試験に落ち、未だに勉強中となる。ラスト、桐矢も合格してのハッピーエンドが待っているのか?また、法科学院に対しての存在意義が問われだす。柊木は守宮清正(及川光博)とともに法科学院を守ることは出来るのか?

最終回を次週に控え、番組公式Twitterでは、そのクランクアップの様子が公開されている。北川景子の公式のツイート(@KKeiko_official)では、学生たちの卒業シーンでのオフショットが並ぶ。本当に学生を送り出す教師のようなそのツイートも親しみが持てる。

■前回:第10話ネタバレあらすじ
藍井(山田裕貴)は風見(尾上松也)が塾講師の松下隼人(渡部秀)を刺そうとしてその犠牲になって刺されてしまった。一命は取り留めたものの意識不明の重体に陥った。連絡を受けた柊木雫(北川景子)は急いで搬送先の病院へと向かう。風見が刺したということを守宮清正(及川光博)から聞いた柊木は衝撃を受ける。

青南ローに戻った柊木は、藍井の研究室でファイルを見つける。そのファイルをもって藍井が自分に何か言おうとしていたことを思い出し、内容を確認する。中には講師として紹介されている松下隼人(渡部秀)の顔写真がマークされた塾のHPの写真や自殺した津山邦彦(安井順平)が自分のSNSに最後にアップした病院の写真や、病室番号と風見栞(桜川博子)という名前が書かれたメモが残されていた。

柊木は横溝太一(宮野真守)、今回の件について相談する。風見は黙秘を貫いているという。柊木は津山も自殺ではなかったのかもしれないと、風見の関与を疑い始める。

風見が逮捕されたというニュースに照井雪乃(南沙良)、真中信太郎(高橋文哉)、桐矢純平(前田旺志郎)、水沢拓磨(前田拳太郎)、天野向日葵(河村花)たちも動揺してしまう。卒業を前に勉強に集中しなくてはいけない時期だけに柊木は学生に一度は心配しないでという。しかし、1人で抱えきれなくなり、学生に相談する。

雪乃は風見がいなければ自分たちは守ってもらえなかったといい、風見のために隠れている「真実」を調べることにした。松下が勤めている塾の前で情報提供のビラを配る。塾の職員にむげにされるも、1人の女子学生・佐久間花恋(安藤美優)が話しかけてきた。その子は藍井の病室ものぞきにきていた学生だ。実は、花恋は松下に被害を受けていて風見に相談していたのだ。

柊木は送検される前の風見と学生たちを引き合わせる。検事の前で真実を明かしたいためだ。当初、風見は今まで通り、「法で正義は守れない」と、今でも傷ついたままの妹に比べて、加害者は普通の生活を送っていることを訴える。学生は自分たちが調べたことをぶつける。そして、花恋に弁護士を紹介し、被害者を守るNPO法人にも助けを求めたことを伝える。暴力に訴えなくても被害者を守る方法は探すことが出来ると学生は風見に訴える。そして、一通の手紙を風見に渡す。それは入院している風見の妹が書いた者だ「お兄ちゃんに会いたい」と書かれている。毎日のように面会にきていた風見が来れなくなって不安になっているのだ。妹に会うためにも真実を話してほしいと柊木は言う。そして、学生たちが成長したのは「困っている人がいたら話を聞き、心に寄り添うことが出来るのがいい法律家」という信念を柊木が教えたからだ。

風見はすべてを話した。松下を殺害しようとしたこと、津山を自殺にみせかけて殺したこと。

柊木は学生にお礼を言う。学生たちの「寄り添う心」が風見の心を動かしたのだ。雪乃は検事になろうとしていたが、希望を裁判官に変えた。そして、藍井の意識も回復した。藍井は柊木の講義を学生と一緒に聴いていたことで「風見がなにを考えて行動したのか」を知りたくなったのだという。

卒業の時を迎え、柊木の最後の講義も終わった。学生たちと会ったことで初心に戻ることが出来たと学生にはなす。そこへ藍井が車椅子でやってきて、最後の挨拶代わりに学生それぞれに以前間違えた問題について再度問いかける。そして「いい法律家になれ」と激励した。

学生の卒業の日。柊木の実務演習を受けた学生が大きく成長し、成績でもトップに入っていた。その姿をみて安心してロースクールを後にすることが出来る。藍井を連れ出して外にでると雪乃たちが待っていてくれた。藍井とともに学生たちの門出を見送った。

■最終回・第11話あらすじ
裁判官の柊木雫(北川景子)が青南大学法科大学院、通称青南ローに派遣されて初めて教えた学生たちは無事に卒業し、照井雪乃(南沙良)、真中信太郎(高橋文哉)、水沢拓磨(前田拳太郎)、天野向日葵(河村花)は難関の司法試験を突破して法曹界へと歩み出していた。しかし、桐矢純平(前田旺志郎)だけは、まだ司法試験に挑戦中だった。

桐矢は青南ローでともに過ごした仲間たちの職場を訪ねるが、弁護士になった水沢と真中、裁判官の雪乃、司法修習の向日葵と会うのだが、みんなそれぞれの職場で悩みを抱えていた。

一方、柊木は守宮清正(及川光博)から、ある任務を与えられる。文科省の官僚との話し合いに行った守宮は法科大学院の存在意義を問われ、ロースクールにはロースクールの人材育成の役割があると答えたが納得してもらえない。そこで守宮は、柊木にも次回の法科大学院等特別委員会に出席しロースクールの意義を語って欲しいと言うのだ。

フジテレビ1月9日スタート、月9「女神の教室~リーガル青春白書~」(毎週月曜、よる9時)。出演:北川景子、山田裕貴、及川光博、南沙良、高橋文哉、前田旺志郎、前田拳太郎、河村花、佐藤仁美、宮野真守、小堺一機、尾上松也ほか。番組公式Twitterアカウントは「@themis_fujitv」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

フジ月9「女神の教室~リーガル青春白書~」番組公式サイト

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