5月12日(金)より、ロッテルダム国際映画祭観客賞を受賞し、本国アカデミー賞6冠を含む55の映画賞ノミネートのうち34の賞を獲得した『フリークスアウト』が、新宿バルト9を含む全国でロードショーが開始される。予告動画がYoutubeにて公開となった。

本作は、超人サーカス団とナチス・ドイツの異能力バトル・エンタテインメントで、新進気鋭の監督ガブリエーレ・マイネッティが、特殊な能力を持つ超人たちがナチスに立ち向かう姿を描いた作品だ。

課金となった予告編では、サーカス団「メッツァ・ピオッタ」の団長イスラエルが超人たちの能力を披露する場面から始まり、超人たちが街の人々を楽しませる一方で、ナチス・サーカス団のフランツは超人の能力を利用しようと企んでいたことが描かれる。



ナチスの傍若無人な振る舞いによって、サーカス団の客も奪われ、家族同然の団長イスラエルを連れ去られた超人たちは、たった4人でそれぞれの能力を最大限に発揮しながらナチス・ドイツへと戦いを挑む。

『フリークスアウト』は、特殊能力を使ったド派手な戦闘シーンが印象的なエンタテインメント作品であり、ワールドプレミアでは観客賞を受賞し、世界中で話題を呼んだ注目作だ。

■あらすじ
第二次世界大戦下のイタリア。ユダヤ人の団長イスラエルが率いるたった5人の小さなサーカス団「メッツァ・ピオッタ（100リラ硬貨の半分、の意）」の仲間たち、光と電気を操る少女マティルデ、アルビノの虫使いチェンチオ、多毛症の怪力男フルヴィオ、磁石人間の道化師マリオらは、その特殊な能力のせいで普通に暮らすことができず、まるで家族のように肩を寄せ合って暮らしてきた。だがイタリア国内でもナチス・ドイツの影響が強まる中、なんとか戦火を逃がれ皆をアメリカへ脱出させようとしていたイスラエルが、突然姿を消してしまう。マティルデがどうにか団長を探し出そうと奔走する一方、フルヴィオら3人は仕事を求めてベルリン・サーカス団の門を叩く。ド派手なパフォーマンスが話題のナチス・ドイツの陽気な広告塔。しかし団長のフランツは、裏でナチスを勝利に導く異能力者を探して人体実験を繰り返す恐ろしい男だった。フランツとの危険な出会いは、メッツァ・ピオッタ・サーカスの仲間たちをナチス・ドイツ軍との壮絶な戦いへと導いてゆくのだが……。

★5月12日(金)より新宿バルト9ほか全国ロードショー

■作品概要
監督：ガブリエーレ・マイネッティ／脚本：ニコラ・グアリャノーネ、ガブリエーレ・マイネッティ
出演：クラウディオ・サンタマリア、アウロラ・ジョヴィナッツォ、ピエトロ・カステリット、ジャンカルロ・マルティーニ、ジョルジョ・ティラバッシ、フランツ・ロゴフスキ
2021年／イタリア・ベルギー／イタリア語・ドイツ語ほか／141分／字幕翻訳：髙橋彩／R15+
配給：クロックワークス
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