激変する政情、追い詰められる武市「龍馬伝」―NHKオンデマンド
追い詰められる武市の身を案じる龍馬―、大河ドラマ「龍馬伝」第21回「故郷の友よ」が、NHKオンデマンドの見逃し番組サービスに配信されている。視聴料金は315円(税込)。
龍馬(福山雅治)は加尾(広末涼子)からの手紙で平井収二郎(宮迫博之)が切腹させられたことを知り、土佐に戻った武市半平太(大森南朋)の身を案じる。
一方、攘夷派の勢いが急速に弱まる中、朝廷では過激攘夷派の長州藩を京から追い出そうとする薩摩藩が公家たちと急接近していた。孝明天皇も攘夷論のトーンを落とし、三条実美(池内万作)ら攘夷派の公家は失脚。そして文久3年8月18日、桂小五郎(谷原章介)ら長州藩の兵士らは決起するも、薩摩・会津などの連合軍とのにらみ合いの末、攘夷派の公家らとともに京を追われる。
幕府内で不利な立場となった勝麟太郎(武田鉄矢)は、帰国命令が出ている勝塾の各藩士らに帰国を思いとどまるよう語る。武市の身を案じる龍馬は、勝に土佐への帰国を申し出るが、勝は一人ではどうすることもできないと龍馬を引き止める。
そして土佐の山内容堂(近藤正臣)は、京の動きに呼応して、土佐勤王党の弾圧を一気に加速させる。勤王党の道場は潰され、武市の元へも追っ手が差し向けられる。武市は抵抗することなく、妻・冨(奥貫薫)に別れを告げ、収監される。
一方、岡田以蔵(佐藤健)は土佐のみならず幕府からも追われる身となっていた。そして目の前に、白い隊服姿の近藤勇(原田泰造)らが現れる。
容堂の弾圧で追い詰められる武市。道端であった弥太郎(香川照之)との絡みや、妻との朝げのさなか藩役人に囲まれるシーンなど、これまでと違う武市の表情がうかがえる。
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大河ドラマ 龍馬伝 第21回 「故郷の友よ」 NHKオンデマンド