チャン・ヒョクとチャン・ナラ9年ぶり4度目の共演となる「シークレット・ファミリー」が韓国tvNにて4月17日（月）より放送開始した。今回は、初回あらすじや放送後の韓国での評判、視聴率などご紹介！日本版予告動画はYouTubeにて公開中だ。Disney Plusでも5月5日から独占配信スタート！

「シークレット・ファミリー」は、家庭的で子供たちの良き父の主人公が実は超優秀な国家スパイで、その妻も大きな秘密を抱えている“訳あり一家”が、妻の夢見る平和で平穏な日々のために奮闘する夫婦ドタバタ・スパイコメディ。【「シークレット・ファミリー」を2倍楽しむ】ではネタバレあらすじと見どころ、視聴率などまとめて紹介している。



■キャスト
クォン・ドフン役：チャン・ヒョク
カン・ユラ役：チャン・ナラ」
オ・チョンリョン役：チェ・ジョンアン
クォン・ウンス役：イ・スンジェ
クォン・ジフン役：キム・ガンミン
クォン・ミンソ役：シン・スア
イ・ミリム役：ユン・サンジョン
　ほか

【第1話】
家では妻の尻に敷かれ、家庭内序列最下位のドフン。貿易商社の課長を装っているが、実は韓国の国家情報院の超優秀なスパイであることは家族すら知らない。普段は妻や娘を大切にするが、仕事が多忙なあまりこれまで家族行事には殆ど参加できなかった。完璧な家庭を夢見るユラは、家族行事の度に上司’オ部長’からの呼び出しを食らうドフンに対して我慢の限界を迎え、結婚10周年記念旅行も結局ユラ一人で出発することに。次第にユラの怒りはオ部長へと向かい、ついに家族が皆集まったチェサ（法事）の場に直接家に呼びつける。そして花束を持って現れたオ部長。当然男性上司と思っていたがびっくり、何とそこには美しい女性が立っていて…。

世の中には仕事が忙しくて家族サービスができない父は多数存在するだろうが、韓国で、たった一人の愛娘ミンソのトルジャンチ（1歳の誕生日、韓国ではもともと親戚や知人を招待し盛大に祝う風習がある）にすら仕事でろくに参加できないともなると、ユラが怒るのは当然だろう。更に今回はユラが結婚10周年記念に1人旅に出たとなると世の中の多くの女性を敵に回しそうだ。しかしそんなドフンだが、スパイとして任務遂行するシーンはうってかわってカッコよい！ファンのみならず見惚れてしまうはず。また、ユラの怒りを鎮めようと必死なドフンの姿は必見。まゆげのないドフンの姿は衝撃的で笑わずにはいられないはず。
また今回はチャン・ヒョクの親友であるチャ・テヒョンが特別出演しており注目だ。
ニールセンコリアによると、初回視聴率に関しては、首都圏平均5.8%、最高7.2%、全国平均4.9%、最高5.9%を記録して首都圏・全国共に同時間帯1位を占めて快調のスタートを切った。

【第2話】
オ部長ことオ・チョンリョンがドフンの自宅にやってきて、これまでのことを詫びながら家族らへのプレゼントを用意するも、不満たっぷりのユラがいる手前、迂闊に喜べない家族たち。するとチョンリョンは突如泣いて謝罪しはじめ、何故かユラもまた涙を流し始めるなど、女同士の神経戦を繰り広げた。それ以降、家族らに対するチョンリョンのプレゼント攻撃が始まる。父ウンスには恋人との海外旅行チケットをプレゼントし、ドフンの弟ジフンには就職活動の面接の機会を与え、ジフンの妻ミリムの産後調理院（※）まで…このとんでもないプレゼントに家族はどんどんチョンリョンに好意的になるが、それが気に食わないユラ。更に自分が行けなかった娘の授賞式にもチョンリョンが出席していたことが分かり、更に不快感を募らせる。
一方でドフンはユラの怒りを鎮めようと高級ホテルを予約。ユラは約束時間にホテルに向かうが、そこでドフンはスパイとしての任務があり…。
※産後調理院：韓国には産婦が出産後、体調管理のために利用する韓国独自の産後ケアセンターのこと。詳しくは【韓国コラム】で。
チョンリョンに対するユラの微妙な心理描写は共感を呼び、「やはりチャン・ナラだ」との声多数。涙に鼻水、酔っ払い姿まで、チャン・ナラの演技には改めて感心させられる。チョンリョン演じるチェ・ジョンアンの、家族の前での溌剌とした表情と任務中のギャップ、アクションシーンにも注目だ。
またユラのカフェに団体注文が入り忙しくするシーンにて「顔の天才チャ・ウヌって人のサポート間食だって。俳優チャ・ウヌ知ってる？」「知らないよ」といった夫婦セリフにも注目。因みに韓国ではアイドルや俳優に差し入れでファンが飲食物を注文したり、撮影時にフードカーを手配することがよくある（逆に芸能人がファンにふるまうことも。また芸能人だけでなく、韓国では一般人でも学校や会社などで、何かとコーヒーやサンドイッチなどの軽食を団体注文して配る文化がある）。
引き続き強烈なコメディシーンがちりばめられていた2話。視聴率は全国平均4.2％と初回から0.7ポイントダウンしたものの、「シットコムのようで合間にミステリー要素まで楽しめる」「今後の展開に期待」など評判は良好だ。

■スタッフ
監督：チャン・ジョンド「ライブ」「キム秘書はいったい、なぜ？」「王になった男」「私たちのブルース」「還魂」
イ・ジョンムク「私たちのブルース」
脚本：チョン・ユソン「エバーグリーン」
原題：패밀리 （ペミルリ）
『シークレット・ファミリー』ディズニープラス スターにて5月5日(金)22時20分より独占配信開始
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◇YouTube予告動画
◇tvN「패밀리」
　2023年4月17より 月・火20：30～ tvN

◇公式サイト
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【作品詳細】【「シークレット・ファミリー」を2倍楽しむ】