ヤン・ズー、シャオ・ジャンをパイナップルに例えて、「甘かった」!?「これからの先の恋」インタビュー到着!
世界中を魅了した「陳情令」シャオ・ジャン×「Go!Go!シンデレラは片想い」ヤン・ズーのトップスターが豪華初共演を果たした「これから先の恋」配信、Blu-ray&DVDリリースを記念して、ヤン・ズーのインタビューが到着した。YouTubeにてトレーラー映像が公開されている。
「Go!Go!シンデレラは片想い」など主演ドラマを次々にヒットに導くトップ女優で、天真爛漫なヒロインを演じさせたら右に出る者はいない彼女が、本作でも明るい音大生役で本領発揮!多彩な演技力と彼女の持ち味であるキュートさで、エールを送りたくなる等身大ヒロインを演じ、高い評価を受けた。インタビューでは、演じたキャラクターや撮影秘話、恋人役であるシャオ・ジャンについてなど明かした。
●このドラマで一番に心を惹かれた部分はどんなところですか?
現実味のあるドラマで、そういうところに心を惹かれました。浮世離れしたような物語ではなく、演じてみてもリアルな情感のある作品です。最初に脚本を読んだときは最後のエピソードまでずっと泣いていました。脚本を読み終わってもその先が知りたいと思ったんです。
●リン・ジーシアオはどんな人物でしょうか? ご自身と似ているところ、似ていないところはどこですか?
彼女はこれまで演じてきた中でも一番楽しいキャラクターですね。太陽のように明るく、どんなことにもくじけません。もとよりとても楽観的な人です。そのポジティブなエネルギーは誰にも負けないと思います。そして、グー・ウェイや周囲の人々を暖かく照らします。そういった性格は自分と似ているかもしれません。童話の世界を信じて、自分の力で他人に影響を与えたり物事を変えていったりするところですね。一方で似ていないところと言えば、彼女は音楽を専攻する才女でチェロが弾けることですね。私はこれまでの人生でチェロとは全く縁がなかったですし、そこが全く似ていないところです。自分でもチェロが弾けたらかっこいいのにと思います(笑)。
●撮影のためにどれくらいの時間、チェロの練習をしましたか?
脚本を読んで出演を決めたのですが、脚本を読んでからクランクインまで1ヶ月もあるかないかで、準備の時間がとても少なかったんです。すぐに撮影チームと合流したのですが、チェロについては専任の先生が毎日現場に来てくださって、その場で学んで練習しながら弾いていくといった感じでした。
●実際に練習してみていかがでしたか? 難しかったですか?
そうですね、楽器というのは本気で練習するなら第一に基本的な技術から学ばなければならないと思うのですが、先生からは弾く時の指や手の動かし方を3ヶ月の間に覚えていけばいいと言われたので、短い間に先生の弾く姿だけでも真似できるように頑張りました。でも、それだけでも難しくて弓の角度一つとっても大変でした。うまくできないシーンは先生にモニターでチェックしてもらい、とにかく先生の動作を一つ一つ真似するようにしました。それから、運指など基本的な弾き方を教えてもらうことで、ちゃんと弾いているように見えるように努力しました。
●リン・ジーシアオは恋愛においては鈍感なところがありますね。演じていて彼女の鈍感さを感じた瞬間はどこですか?
私は彼女が鈍感だとは思いません。彼女は恋愛経験が少ないので、相手が出してくる信号が愛情なのかどうか見極められないだけです。だから自分でもどうしていいかわからなくなってしまうのです。敏感とは言えないとは思います。でも、彼女はグー・ウェイと恋をし始めたら私でも感心してしまうほどの態度を見せます。彼女は幼い女の子がやるように騒いだり泣いてみせたりすることはなく、相手をきちんと尊重してサポートします。彼女はEQがとても高く、とてもいい恋人でいいパートナーだと言えると思います。グー・ウェイをしっかりと支えて、後半でも彼に大きな意欲と希望を与えるからです。
●グー・ウェイとのシーンで印象深いシーンはどこですか?
多くのシーンがいまだに記憶に新しいですね。一番好きで印象に残っているのはリン・ジーシアオがグー・ウェイと病院で出会うシーンで、彼の目を見つめるところです。脚本には多くが書かれていないシーンだったのですが、現場で2人の出会いは視聴者により印象が残るようにしようと監督も含めてみんなで話し合って、特別にアップのカットを多く撮りました。彼の目と私の目、彼が私を見て私が彼を見る、逆光のカットです。後からモニターで確認したときに涙が出ました。すごく手応えを感じたからです。まさにこの眼差しが主人公カップルの運命的な出会いを決定づけたと思います。「彼の目はなんてきれいだろう」とリン・ジーシアオの心に深い印象を残すシーンです。そのシーンを表しているセリフが「あなたの目に吸い込まれそうになった。不思議な感覚だったわ。思い出すたびにあなたに伝えたくなる。何度生まれ変わっても、やはりあの春にあなたに出会いたいと」。これは劇中で一番の名ゼリフだと思います。
●劇中でアドリブだったところはどこですか?
たくさんありますね。俳優に感覚をつかんでもらおうとずっとカメラを回す監督で、アドリブが多いのは監督が撮影をなかなか止めなかったからです。俳優が全部セリフを言い終わっても「カット」の声がかからないんです。最初のうちは慣れなくて戸惑っていましたが、そのうち自分でストーリーを繋げて演技をするようになりました。そのうちの一部は劇中で実際に使われていますね。
●シャオ・ジャンさんとは初共演でしたが、第一印象はいかがでしたか?共演する前と後で彼に対する印象は変わりましたか?
第一印象は礼儀正しく謙虚で口数が少ない男性という感じ。親しくなってから彼が私と同じように活発な性格だと気づきました!
●シャオ・ジャンさんを食べ物に例えるとしたら何ですか?
パイナップルかな。外側は硬い感じ。最初は距離があって礼儀正しくて遠慮がありすぎる、自分をうまく包んでしまっているように感じるけれど、彼を理解していくとその中身はみずみずしく柔らかで温かいと気づきます。彼は一人一人にとっても温かいものをくれる人です。そして、本当に善良で努力家です。パイナップルの皮をむいてみたら、ああ、実際の中身はこんなに甘かったんだと分かる、そんな感じです。
●毎年、出演ドラマを大ヒットさせていますが、その秘訣は何でしょうか?
神様のおかげでちょうどいいタイミングでいい作品に出られている、みなさんに応援していただいて作品を好きになってもらえているというだけだと思います。だから、そんなふうに言われると恐縮です。作品のヒットはチーム全員の努力の賜物です。タイミングの良さ、
運の良さ、全てがうまく作用した努力の結果だと思います。
●女優に求められることでもっとも難しいことは何ですか?また、自分はどのような女優になりたいと思いますか?
それはジャンルで区切られることですね。正統派の作品や映画に多く出ていれば努力しているいい俳優と思ってもらえますが、そこから外れる作品に出ると多かれ少なかれイメージが変わってしまったりします。いずれにせよ、女優に限らすどの俳優も一番いい状態をみなさんにお見せしたいと思っていますし、そのために努力もしています。私の名前を聞いて「あなたのあの作品が好きです」と言ってもらえるような女優になりたいです。作品によって自分を証明し、みなさんに私のことを知ってもらえればと思います。
「これから先の恋」
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