14.7%の好スタート!犯人の心に寄り添える福山雅治の優しさ!「ラストマン-全盲の捜査官-」第1話ネタバレと第2話予告

2023年04月24日10時10分ドラマ
©TBS

犯人・渋谷(宮沢氷魚)は感謝の言葉がうれしくて爆弾を作っていた!そんな渋谷に優しくよりそう皆実(福山雅治)に心打たれる!「ラストマン-全盲の捜査官-」(毎週日曜、よる9時、TBS)4月30日、第2話を放送。心太朗(大泉洋)は12年前にえん罪を作ったのか?予告動画が番組公式サイトで公開されている。



ミステリアスなストーリーが交錯する新時代の痛快バディドラマ「ラストマン-全盲の捜査官-」の第1話が4月23日(日)に放送された。2023春ドラマの中でもフジテレビで木村拓哉主演の「風間公親-教場0-」と並び、豪華俳優共演もあり前評判が高かった「ラストマン-全盲の捜査官-」の初回視聴率は14.7%(ビデオリサーチ社調べ、世帯)を記録した。30日に放送される第2話以降にも期待がかかる。

23日に放送された第1話、最初に全盲のFBI(米連邦捜査局)捜査官・皆実広見(福山雅治)と警察庁人材交流企画室の室長の護道心太朗(大泉洋)が出会うのはそば屋だ。皆実が来日のために乗っていた飛行機で事件が発生し、その犯人として皆実が捕まるのだが、身分が判明し、さらに暴行を受けたとされる人物のにおいを嗅いで覚醒剤をやっていたこともわかる。最初のシーンで、目がみえない分、他の情報を匂いや音で正確に分析することを印象づけた。

第1話は心太朗の兄である警察庁長官・護道京吾(上川隆也)、心太朗が捜査をともにするメンバー(吉田羊、永瀬廉、今田美桜、松尾論)らの紹介も兼ねた事件となり、皆実が周りの人を巻き込みながら、抜群の捜査能力を見せることや、弱者に対して寄り添った言葉をかけるシーンが印象的になった。さらに自分が捜査官になったもの「もてたいから」といい、視覚障碍者といえども、ごく一般的な心をもっていることを印象つけた。

30日に放送される第2話では心太朗にスポットがあたる。発生した事件とよく似た事件を12年前に解決したのは心太朗なのだが、出所した犯人は「えん罪」を主張する。心太朗が秘密を暴露したことで、心太朗がえん罪を作り出したという疑いが強くなるが、そんな心太朗を皆実は助けることができるのか?

■前回:第1話ネタバレあらすじ
全盲のFBI(米連邦捜査局)捜査官・皆実広見(福山雅治)は、日本の警察庁とFBIの連携強化を目的に、期間限定で日本にやって来た。そして、皆実のアテンドを命じられたのが、警察庁人材交流企画室の室長であり、犯人検挙のためには手段をいとわない護道心太朗(大泉洋)だ。心太朗の兄・京吾(上川隆也)は警察庁長官で、今回の皆実を招聘したことに深く関わっている。弟の心太朗に皆実のおもりをさせようとしている。

その2人の出会いは最悪だった。皆実の歓迎式典会場まで、皆実をアテンドするのが心太朗の最初の任務だが、その皆実が機内で暴行して、連行されていることを知らされる。あわてて緊急着陸した茨城の空港近くまでやってくると、皆実の身分が日本の警察にわかり、無事に釈放され、皆実はそばを堪能しているという。そばやに足を踏み入れると、皆実はその足音と匂いから心太朗がやってきたことをいいあてる。式典に間に合わなくことを心配する心太朗をよそに皆実はそば湯で割った汁を堪能していた。

警視庁では式典が始まっていた。京吾の紹介のもと皆実が姿をみせるはずだが、到着していない。そのとき上空からヘリコプターがやってきて、皆実が姿を見せた。皆実は、式典で「世間を賑わせている無差別連続爆破事件の犯人を逮捕してみせる」と勝手に宣言する。こうして、心太朗は皆実の身勝手な捜査に巻き込まれていくことになった。

その事件は、捜査一課の佐久良円花(吉田羊)が追っかけていた事件で、心太朗は捜査一課からも批判の的になる。加えて、皆実は捜査一課の見立てを真っ向から批判し、さらなる軋轢を生む。心太朗も捜査一課からはよく思われていないため、皆実、心太朗の言うことに円花たちはいちいち反発する。捜査支援分析センターの分析官・吾妻ゆうき(今田美桜)は皆実の指示に従おうと立候補してくれたが、円花がそれを阻止する。

そして、新たな爆発が発生した。現場に向かう円花たちを見送った後、皆実は心太朗とゆうきと一緒に現場近くに向かう。皆実の見立てでは、爆弾を作る犯人は一人で、これまでの爆破事件はその爆弾をネットで買っていた犯人たちが爆破させたのだという。そして、爆弾の制作者はその威力を見るために現場にくるはずだといい、自分なら匂いでわかるという。

現場につくとゆうきにカメラを見てもらいながら、皆実は進む。心太朗は犯人をつかまえるためにやや離れた場所にいる。そこで、渋谷英輔(宮沢氷魚)から火薬の匂いを嗅ぎ、皆実は近づいた。白状をもった皆実が話しかけても簡単に逃げたりはしない。しかし、腕を掴んだ後、爆弾の犯人ではないかというと、逃げ出した。ゆうきの指示で皆実はおいかける。そのとき、心太朗は捜査一課の馬目(松尾論)に捜査の邪魔をしたといって捕まえられていたために、渋谷をつかまえることができなかった。渋谷をおいかけてゆくと皆実はぼこぼこに殴られてしまう。そして渋谷は逃げていった。

皆実は大事をとって入院ということになったが、渋谷の件を円花たちは重視しない。防犯カメラに写っている実行犯を追いかける。

退院した皆実はこの捜査がうまくいかないと心太朗の兄・京吾が失脚させられるといい、心太朗を味方につける。そして、実は殴られる前に渋谷のリュックにGPSを入れておいたのだといい、その後をつける。GPSは団地のゴミ置き場から発信されていた。皆実は渋谷の服から清潔な柔軟剤のにおいを嗅いでいたので、たぶん、両親と同居し、母親が毎日洗濯をしていると予想し、心太朗に前日に渋谷が着ていた服が干されていないかを確認してもらう。するとベランダに服が干されていた。

皆実がその家を訪ねる。渋谷に助けてもらったのでお礼を言いたいというと母親(筒井真理子)は部屋に入れてくれた。しかし、渋谷の部屋を物色しているところを見付かり、母親は包丁で皆実を脅す。その状況をベランダから心太朗は見ていた。そして、そのころ、円花たちは実行犯を捕まえた。その犯人が爆弾を渋谷から買っていたことを白状した。

包丁を突きつけられながらも母親から話を聞く。子どもの頃いじめられて不登校になった渋谷は復讐のために交番にいったのではないかという。いじめていた人物が警官になっているというのだ。心太朗と皆実は交番に急ぐ。そのころ、交番では渋谷が警官とともに爆弾で死のうとしていた。そこに皆実がやってくると、警官の拳銃を奪った渋谷と対峙する。渋谷が発砲するも当たらない。

皆実が渋谷に近づき、拳銃と爆弾装置の起爆スイッチを取り上げた。そしてなんでこんなことをしたのかを確認する。すると、「感謝されたから」と答える。自分は要らない人間だと思っていたが感謝されてうれしかったと。それを聞いた皆実は自分も多くの人に助けられているといい「不必要な人間なんていないんです」と話した。

現場にやってきた円花達に実行犯を逮捕してくれたから、渋谷の罪を固められたと素直にお礼をいう皆実の姿をみて、護堂泉(永瀬廉)は驚いた。

■第2話あらすじ
皆実(福山雅治)は着任早々、吾妻(今田美桜)を勝手に人材交流企画室の新メンバーとして迎え入れた。

そんな中、東京郊外の河川敷で女性の絞殺体が発見された。皆実は遺体を検死して死亡推定時刻や死因を見事に推測してみせる。

一方、心太朗(大泉洋)は遺体の状況や匂いからかつて自分が担当した殺人事件と酷似していることに気づく。

その事件は12年前に起きた。医師の青柳(浜田信也)が患者の女性を絞殺死させたのだ。当時、心太朗は強引な手段を使いつつ、青柳を逮捕した。青柳は出所し、ジャーナリストの新城(アキラ100%)の元に身を寄せているという。

皆実と心太朗が新城の家を訪ねると、青柳は12年前の事件が冤罪だったと主張する。さらに、心太朗の衝撃の秘密を暴露する。 その秘密が明かされたことで、心太朗は12年前の事件が誤認逮捕で被疑者の可能性すら疑われるようになる。

4月23日スタート、「ラストマン-全盲の捜査官-」。出演:福山雅治、大泉洋、吉田羊、寺尾聰、永瀬廉 (King & Prince)、今田美桜、上川隆也、松尾論、今井朋彦、奥智哉、王林、ほか。番組公式Twitterアカウントは「@LASTMAN_tbs」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

TBS日曜劇場「ラストマン-全盲の捜査官-」番組公式サイト

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