井ノ原快彦「特捜9 Season6」不老不死の研究者の水橋研二は恩人のために事件を混乱させた!第5話ネタバレと第6話予告

2023年05月04日09時00分ドラマ
©テレビ朝日

冷凍保存されている被害者の遺体に傷をつけずに解剖?矢沢(田口浩正)の子どもの万引き事件に続き、青柳(吹越満)の彼女・節子(遠藤久美子)が入院!「特捜9 Season6」(毎週水曜、よる9時、テレビ朝日)5月10日、第6話放送!予告動画は番組公式サイトで公開されている。



井ノ原快彦が班長役を務め、シーズン6を迎える「特捜9」の第5話が5月3日に放送された。シーズン6では、特捜班のメンバーのプライベートが多めに描かれる。第1話~第3話では浅輪直樹(井ノ原快彦)と倫子(中越典子)の間に子どもがいて「ついにあの二人に?」と思わせたが、実際には従業員の子どもを長期に預かっていることが判明した。そして、第4話では矢沢(田口浩正)の子どもが万引きして停学になっていることがわかり、そのことを長年の相棒である青柳(吹越満)が優しく聞いた。

第5話ではその青柳の事実上の妻である節子(遠藤久美子)が入院していることがわかった。「警視庁捜査1課9係」時代から見ている視聴者以外はなぜ青柳は結婚しない(できない)のかを知らないと思うが、実は節子は元クラブ歌手で、薬物中毒だった過去があり、監禁事件に巻き込まれたところを青柳が助けたことが出会ったきっかけだった。犯罪歴のある人との結婚は警察官として望まれないため、現在も婚姻にはいたっていない。しかし、青柳が節子を思う気持ちは誰にも負けられないくらい強い。特捜班の中では個性強めな青柳も節子の前では素直な人間に戻る。その節子はいったいなんで入院しているのか?

第5話では不老不死を願い遺体を冷凍保存しておく研究をする学者・小田嶋博史(水橋研二)や被害者の妻・早紀(片岡礼子)に疑いがかかるも実際には被害者である居酒屋チェーンの社長・城川太一(戸井勝海)に罵倒された部下の仕業だった。小田嶋は幼少時に海で早紀の父親に命を救ってもらった過去があり、そのせいで父親はなくなった。それでも早紀は小田嶋少年に優しい言葉をかけてくれたため、小田嶋は早紀に疑いがからないように工夫をして、現場が混乱した。

5月10日に放送される第6話は洋食店の店主が殺される。鍋に残っていたビーフシチューにその謎があると考えた直樹がビーフシチューの作り方を調べる。一見、無駄に見えるその捜査は「警視庁捜査1課9係」時代によく係長の加納倫太郎(渡瀬恒彦)がやっていた捜査そのものだ。

■前回:第5話ネタバレあらすじ
居酒屋チェーンの社長・城川太一(戸井勝海)が殺された。浅輪直樹(井ノ原快彦)ら特捜班は現場へ臨場したところ、遺体がないことが発覚する。

通報者で城川の秘書・紺野亜由美(我妻三輪子)によると、社長と連絡がとれなかったため、スマホの位置情報を頼りに探したところ、大量の血だまりを発見し、「殺された」と通報したという。聞き込みからスーツケースの音のようなものを聞いた人がいることがわかった。

城川は最近、生物学者・小田嶋博史(水橋研二)の不老不死の能力を持つクラゲの研究に興味を持ち、1億円も投資していたとわかる。さらには、おしどり夫婦のイメージで知られていた城川夫妻の仲が実は冷え切っており、城川は妻である早紀(片岡礼子)のことを罵倒したりしていた。イメージのために離婚することはできなかった。

捜査で、城川は病院に通院していたこと、秘書が愛人であることがわかったが、約束の場所に来なかったという。早紀は夫の持病のことは知らないといい遺体がないと相続もできないから困ると言い出す。そして、城川のバックからレントゲン写真が見付かった。それによると城川は脳腫瘍で余命宣告されていたのではということがわかった。

さらに小田嶋が事件当夜スーツケースに大量のドライアイスを詰めて出て行ったことや現場近くでスーツケースを押す姿が判明した。小田嶋の不老不死の研究所の外国人がよく出入りしていた。実は、城川は外国企業で遺体の冷凍保管をしておく契約を結んでいたのだ。小田嶋はそのために城川が死んだと聞いて遺体の保存のために現場にいったのだ。実はそこには凶器が落ちていたのだが、小田嶋はその凶器を持ち帰っていた。凶器は早紀の持ち物だった。

犯人は早紀でも小田嶋でもなく、部下で専務の槇村俊平(大迫一平)だった。槇村は身を粉にして働いてきたのにあっさりと城川に切り捨てられたことを恨んで殺したのだった。凶器に早紀のナイフを使えばいいと考えていた。

小田嶋が現場から凶器を持ち去ったのは、40年前の事故が関係していた。小田嶋は幼い頃海で早紀の父親に命を救ってもらっていた。しかし、そのために父親はなくなっていた。しかし、早紀は子どもだった小田嶋を責めることはなかった。40年経って再会した早紀が幸福ではないことを知る。城川を殺したのが早紀ではと思ってしまい、凶器を隠したのだった。早紀が犯人ではないとわかりほっとしていると、早紀はこれからも研究への援助は続けるといった。

■第6話あらすじ
洋食店の店主・今井信彦(大堀こういち)が厨房で頭部から血を流して殺害されているのが発見され、浅輪直樹(井ノ原快彦)ら特捜班が臨場する。仕込みの最中に何者かに襲われたものと思われた。

 今井は息子の安彦(山口貴也)と2人で店を切り盛りしていたが、5年前に父子は激しく衝突し、安彦は出て行ったという。

 そして3年ほど前からは、岸川恭弥(山口大地)という従業員が今井を手伝ってきた。店の看板メニューであるビーフシチューは今井が工程のすべてを担当している。現場に野菜ジュースのパックがあったがなぜあったのかはわからないという。その岸川には未成年だった10年前、強盗致死事件を起こし、少年院に送致された過去を持っていたのだ。さらに今井が大金を下ろしていたことも判明し、岸川への疑いが強まってゆく。

テレビ朝日 2023年4月5日スタート。毎週水曜日よる9時放送、「特捜9 Season6」。出演:井ノ原快彦、羽田美智子、向井康二(Snow Man)、津田寛治、吹越満、田口浩正、山田裕貴、深川麻衣、中越典子、原沙知絵、中村梅雀ほか。番組公式Twitterアカウントは「@5drama9tokusou」。PR動画は番組公式Twitterで視聴できる。

テレビ朝日「特捜9 Season6」番組公式サイト
テレビ朝日「特捜9 Season6」番組公式Twitter

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