【最終回ネタバレ】 NHK海外ドラマ「アストリッドとラファエル2」放送前にシーズン1のおさらいをしておこう!

2023年05月20日10時15分ドラマ
NHK番組サイトより

5月21日(日)夜11時よりNHK総合で「アストリッドとラファエル2 文書係の事件録」が放送スタートするが、新シーズンを前にこれまでのあらすじをおさらいしておこう!5月21日深夜1:20から放送されるシーズン1最終話のネタバレあらすじも紹介。 NHKプラスでシーズン1後半を見逃し配信中、番組サイトで関連予動画が公開されている。



「アストリッドとラファエル 文書係の事件録」は、犯罪資料局の文書係として働く頭脳派のアストリッドと、猪突猛進型の警視ラファエルの女性コンビが難事件の解決に挑むフランス発の大人気ミステリードラマ。本国でも脅威の平均視聴率27%を誇り、シーズン4の制作も決定している。

現在再放送中のシーズン1では、犯罪学者や監察医並の知識を兼ね備えているアストリッドの才能を、ラファエル警視が見いだし相棒としてスカウトするところから物語がスタート。自閉症という個性をもつアストリッドと、鋭い直感で動く行動派の敏腕警視ラファエロが、お互いの違いを補い合いながら事件を解決に導き、私生活でも行動をともにし、信頼できる友人同士になっていくまでが描かれている。

アストリッドは幼い頃母に捨てられ、自分の才能を見いだしてくれた父を子供の頃に亡くしており、父の友人で犯罪資料局の長官・ガイヤールが唯一後見人として彼女の成長を見守ってくれていた。一方、ラファエルも家族との縁には恵まれず、飛び級している賢い息子・テオの親権は別れた夫にとられ、高い地位にいる政治家の父からは警官という仕事を良く思われていなかった。

しかし、2人がコンビを組むようになってから、互いの人生が少しづつ好転し、アストリッドは自分を捨ててアメリカに移住していた母・マチルドと和解し、ラフェエルも父からの理解を得られることに。犯罪資料局の同僚から変人扱いされていたアストリッドも、最後は彼らから大切な仲間として敬意を払われるようになり、アストリッドからなんども間違いを指摘されて不機嫌だった監察医のフルニエもアストリッドの能力を認めて感謝するようになった。

事件の謎解きの面白さだけでなく、刑事課の紳士的なイケメンたちや、「社会力向上クラブ」メンバーたちの興味深い社会考察、アストリッドの日本びいきや、目新しい「パズル(立体パズルやタングラムなど)」、毎話見どころが盛りだくさん。第1話には「ジェラシックパーク」のマルコム博士とグラント博士、第2話には「スター・ウォーズ」のレイア姫、第4話には「ゴーストバスターズ」のスタンツ博士など、映画好きは思わずニンマリしてしまう名前の登場人物たちが登場。アストリッドが語る多彩なトリビアもためになる。

5月21日深夜に再放送されるシーズン1最終話では、連続殺人事件をあばいたアストリッドに魔の手が迫り、重要人物が命を落とすことに…。続く、シーズン2では、アストリッドとラフェエル2人の私生活に大きな変化が訪れる。ラファエルは元恋人で検事のフォレストと、アストリッドは行きつけの日本食材店「味」店主の甥・テツオ・タナカと恋の予感が…。

■シーズン1最終話 「五線譜の暗号」ネタバレあらすじ
一人の成人として生きることを望むアストリッドの意思を汲んで、ガイヤールは後見人から外れる用意が出来たと話をする。そんな中、アパートで若い女性の惨殺遺体が発見された。即死していたにもかからず、目を閉じていることにアストリッドは違和感を感じた。現場に残されていたDNAから、前科のある同じアパートの住人・マルク・ヴァレンヌが逮捕された。

事件はあっけなく解決したかに思われたが、アストリッドは違和感を拭えず、独自に調査を始める。そんな中、有給休暇が溜まっていたラファエルは休暇を取るようにパシェール警視正命じられ、テオと郊外へ旅行に出かける。

届いた資料から、被害者の爪についていた被疑者の体毛から大麻の成分が検出されたことを知ったアストリッドは、現在拘留中の被疑者が陰性だったため、その体毛が数カ月前のものだということに気がつく。

さらに過去の資料を調べていったアストリッドは、今回と同じように、偽の証拠で前科のある人物が誤認逮捕されていることに気が付く。13件にも登るこの連続殺人は、どの被害者も大量に出血し、目を閉じているという共通点(サイン)があった。

アストリッドが連続殺人にきづいたことを知った犯人は、アストリッドを拉致し、ちょうどその場に居合わせたガイヤールは刺し殺されてしまう。犯人は、は汎発性脱毛症を患っている科学捜査班の助手エステバン・アセガだった。アセガは自分に体毛がないのをよいことに、前科者の血液や毛髪サンプルを使い、犯人に仕立てていたのだ。

アストリッドが誘拐されたことに気づいたラファエルは、アストリッドが残した“五線譜”のメッセージから犯人がアガセだと割り出し、なんとか犯人に殺されないよう時間を稼いでいたアストリッドを見つける。アガセはその場で射殺され、アストリッドは無事解放された。

ガイヤールの身を案じていたアストリッドだが、彼が死んだと聞いて泣き崩れる。ガイヤールは裁判所にアストリッドに後見は不要だと証明する書類を提出していた。アストリッドは自らの意志で、一人の成人として自立する道を選んだ。

■キャスト
アストリッド・ニールセン(サラ・モーテンセン:貫地谷しほり)
ラファエル・コスト(ローラ・ドベール:林真里花)
二コラ・ペラン(ブノワ・ミシェル:川田紳司)
アルチュール・オンギャン(メレディン・ヤクビ:中村章吾)
アンリ・フルニエ(ウスキ・キアル:佐々木睦)
カール・バシェール(ジャン・ルイ・ギャルソン:藤真秀)
テオ(ティミ・ジョイ・マルボ:宮瀬尚也)
ウィリアム・トマ(ジャン・ブノワ・スイル:粟野志門)
テツオ・タナカ(ケンゴ・サイトウ:中川慶一)
マティアス・フォレスト(ユベール・ドゥラトル:おかやまはじめ)

原題:Astrid et Raphaëlle
制作:2021年 フランス

【放送予定】NHK総合 2022年5月21日(日)夜11時より 全8話
[ステレオ2か国語(主:日本語吹き替え/副:英語)| 字幕放送有り]
(放送日時は変更になる場合があり)
NHK「アストリッドとラファエル2 文書係の事件録」番組サイト
【関連記事・各話のあらすじ】