「医師チャ・ジョンスク」オム・ジョンファ、キム・ビョンチョルに離婚通告して視聴率18.5%!第11-12話ネタバレ、見どころ、感想

2023年05月22日10時49分ドラマ
Netflix シリーズ「医師チャ・ジョンスク」独占配信中
画像出典元:JTBC

21日に放送されたJTBCの週末ドラマ「医師チャ・ジョンスク」(脚本:チョン・ヨラン、演出:キム・デジン、キム・ジョンウク)の第12話では、チャ・ジョンスク演じるオム・ジョンファが結婚生活にピリオドを打ち、心の地獄からの解放を宣言し、20%の高視聴率に迫った。Netflixでも独占配信開始した第11話と第12話のネタバレあらすじと見どころを紹介しよう。

第11話の視聴率は全国約16.23%、首都圏17.06%、第12話は18.49%、19.37%とまた自己新記録を叩き出した。(ニールセンコリア調べ)


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「医師チャ・ジョンスク」は、20年目の専業主婦から1年目の研修医になったチャ・ジョンスクの人生を描くヒューマン・メディカル・コメディ。【「医師チャジョンスク」を2倍楽しむ】では、各話のネタバレあらすじと見どころ、感想、キャスト、視聴率など紹介している。



■キャスト
チャ・ジョンスク役:オム・ジョンファ
ソ・イノ/ソ・インホ役:キム・ビョンチョル
チェ・スンヒ役:ミョン・セビン
ロイ・キム役:ミン・ウヒョク
ソン・ジョンミン役:ソン・ジホ
チョン・ソラ役:チョ・アラム(元gugudan/ヘヨン)
ミン・ジェユン役:キム・イェウン
ファン・ミラ役:チョ・ウンユ
イ・ドギョム:イム・ヒョンス
 ほか

第11話あらすじ


ジョンスクとソラ(チョ・アラム)は急速に近づき、ソラは落ち込んでいるジョンスクを慰めるため、ビールを買って部屋を訪ねる。ソラの父親もかつて浮気して家族を苦しめたと、打ち明ける。プライベートを明かすことを嫌うソラが、自分のために過去を話してくれ。ジョンスクは彼女に感謝し、ソラと息子ジョンミン(ソン・ジホ)との交際を知っていると伝え、2人がお似合いだと話す。

会議中のスンヒを彼女の連れ出したジョンスクは、イノも呼びつけ、ついに3人が対面!ジョンスクはウンソ(ソ・アリン)が2人の間の子供なのかを確認し、「そうだ」と答えるスンヒ。うろたえるイノは「スンヒと別れようと思っている」と説明するが、スンヒはこれを否定。ジョンスクは、レジデントをやり遂げるから邪魔をするなと言い、スンヒには1か月以内に病院を辞め、イノには自分が決断するまで待っていろと言い放つ。

その後、イノの部屋で子供たちもすべてを知っていると聞いたジョンスクは、再び激怒し暴れる。部屋の外でその様子をロイ(ミン・ウヒョク)が聞いていた。

一方、イランとの喧嘩で3か月のギブス生活を余儀なくされたウンソは、美大入試に不利な状況に陥る。「なぜ、いつも私ばかりが奪われなければならないの?」と母スンヒに訴えるイラン。

スンヒは夜中にジョンスクの寮を訪ね、ジョンスクが離婚したら病院を辞めてやると言い、「最初に私の男を奪わなかったら、こんなことにならなかった。私の娘はあなたの娘のせいで大学に行けなくなったんだ」と怒りをぶつける。ジョンスクは、「自分の不倫を正当化するな。私も過去の罰を受けているから、あなたの娘の入試もあなたの行動の結果だと思いなさい」と言い放つ。

部屋に戻ったジョンスクが眠りにつく。その後電気がショートし、寮全体に大火災が発生する。知らせを聞いたイノは、ジョンスクを救うために駆けつけるが、またもやロイに先を越されてしまう。

ジョンスクは、ロイから「レジデントたちへの部屋の提供」メッセージを受け取る。ためらうジョンスクのためにソラが一緒に世話になることに。ロイの家の写真から彼が養子なのa本当だったと知るジョンスク。ロイは、良い両親でアメリカでは幸せに暮らしたと言い、韓国で実の両親を探すつもりだと話す。一方、ロイと2人になったソラは「教授がジョンスク先生を好きだと知っています。今が絶好のチャンス」と背中を押す。

ロイとイノとの対立は日増しに激化し、イノは「少なくとも私は人のものを奪おうとしたことはない」とロイに宣戦布告。そんな2人の対立が本格的に爆発する事件が起こる。ユン課長(パク・チョルミン)とイム課長(キム・ビョンチュン)が、イム課長の妹のことで殴り合いの喧嘩を始める。仲裁に入り「愛は永遠だ」と言うイノに、「愛は動くものだ。一度裏切った奴はまた裏切る」とロイ。2人は殴り合いの喧嘩を始め、騒ぎを聞きつけ駆けつけたジョンスクは…。


第12話あらすじ


cha/jyonsukuNetflix シリーズ「医師チャ・ジョンスク」独占配信中
画像出典元:JTBC
取っ組み合いの喧嘩をしたイノとロイはジョンスクからこっぴどく叱られる。その後、ウンソ(ソ・アリン)から予備校を辞めたと電話を受けたスンヒは、ジョンスクを呼び出し、逆に離婚を要求し、自分は病院を辞めるつもりはないことを明確にし、娘ウンソまで罪人扱いされる現実に怒りを爆発させた。さらに、ジョンスクが病院に来て以来、心の苦しみで一日も楽な日がなかったと訴え、レジデント生活を中断するか、それとも夫の二重生活を病院に暴露して終わらせるか、自分の思い通りにするよう主張。

ジョンスクも退かなかった。大学時代、スンヒから辛辣な非難を浴び、卒業まで罪人の心情で生きてきた過去を同じように返されるのが、今、チェ・スンヒが置かれた状況だと認識させ「私のものを取り戻す」と主張するスンヒを非難した。

2人の対立が爆発する中、イノはスンヒに元の場所に戻る意思を明らかにした。イノは若い頃に結婚して以来、数年前に父の死を迎えるまで妻にたくさん頼って生きてきたと認め、スンヒの心を崩壊させた。スンヒに非難されても気持ちは変わらないことを明確にした。

そんな中、がんを患いながらも出産した患者ユ・ジソン(カン・ジヨン)と赤ん坊の退院前日、ジソンが腹痛を訴える。家庭医学科でスンヒの診断を受け、麻痺性イレウス※の疑いがあるので経過入院が必要と診断される。どうしても赤ん坊と一緒に退院したいというジソンの願いに、外科担当のジョンミンが呼ばれ、退院することで起きる危険性を話すが、ジソンの気持ちは変わらず、結局は退院を認めてしまう。
※腸の動きが悪くなることで腸に貯まったものが流れなくなり、イレウス(腸閉塞)の症状が出る病気。腹部の手術後や脳梗塞後、急性腹膜炎などによる腸管の運動麻痺がある。

ところがその夜、ジソンが強い腹痛を訴えて緊急搬送されてきた。胃腸管外科の教授が出張のために、宿直だった外科のロイが執刀するが、胃がん穿孔に腹膜播種(癌の腹膜への転移)まで発見され、結局はテーブルデス(術中死)となってしまう。ショックを受けたジョンミンは病院から姿を消し、ジョンスクとイノがジソンの弔問に駆け付ける。遺族は医療過誤だと号泣し、ジョンスクたちは土下座する。斎場を出た後、ジョンスクは、イノが家庭医学科に責任を押し付けようとするのに驚く。残念だがジョンミンのミスだと話し、家庭医学科の担当がスンヒだと教えても、イノは「スンヒと別れた」と意に介さない。

眠れないジョンスクは再度、斎場に出向き、ジソンの母と抱き合って号泣する。そしてジソンがあれほど赤ん坊を産みたかったのは、両親が寂しくないように、生きがいを与えたかったのだと思うと話す。ジソンの母親は、息子を許してほしいと言わないジョンスクを不思議に思う。ジョンスクは自分にはそんな資格がないとだけ答えて帰る。

翌日、イノがジソンの死を家庭医学科に責任転嫁しようとしていることを知ったスンヒは、イノ元へ乗り込み声を荒げて非難する。イノも言い返し、2人の口論を聞いていたロイは、斎場へもう一度向かう。そしてジソンの症状を説明しようとするが、両親は聞こうとしない。

思い悩んだ末にジョンスクは心の決断を下し、義父の命日の法事の用意をするために家に戻る。ジョンスクが帰って来てたことで期待するが、彼女の帰還は別れの通告だった。

11・12話見どころ、感想


11話では、イノの「離婚したくない」と言う言葉や、火事騒動に駆け付け、ロイからジョンスクを取り戻してお姫様抱っこするあたりで、イノの心がスンヒではなくジョンスクに傾いていることが感じられる。

そんなイノのクズ夫っぷりが炸裂したのは12話だ。スンヒとの別れを決心するや息子ジョンミンの失敗をスンヒに押し付けようとする。また、ジョンスクに離婚を決心させたのは、病院の障碍者用駐車場にイノの車が駐車していたのこと。車にはジョンスクのための障碍者用ステッカーが貼ってあった。その車にスンヒを乗せていたことを想像し、こんなクズ夫を旦那にして尽くしてきたのかと、自分がバカに思えて笑いが出てきた。一方でそれはイノだけの間違いでなく、善悪を教えられなかった母親と、何に対しても甘かった自分自身にも少なからず責任があると思った。

その一方で、イノは父親らしさも見せた。ジョンスクは成績が急落して落胆しているイランを慰め、イノはジョンミンに、自身のレジデント時代の失敗談を話し、医師の決断が患者の命を左右することを教える。そして良い医者になりたければ、過ちを認め、正しい判断が下せるように、もっと大勢を助けられるようとアドバイスした上で、「お前には俺よりいい面がある」とジョンミンを労わった。これこそ、ジョンスクの願う「今後はもう子供たちの親と言うだけの関係になる」と言うことかもしれない。

ただ気になるのは、イノに度々起こる肩や腰の痛み、そしてジョンスクの告白を聞いての気絶…ジョンスクの辛い決心を思うと、彼自身がステッカーを必要とするような何かがあるとは思いたくないが、果たして結末は?

また、10話以降ソラの良いところがたくさん見えてきた。ジョンスクへの気遣いや、喧嘩中のジョンミンに「立ち直るまで傍にいる」と言って斎場へ送り出す姿など、このカップルの仲直りは近いはず。

それにしても、ドンネ(キム・ミギョン)の病状は深刻のようで、エシム(パク・チュングム)はパク博士を名乗る彼氏(ナム・ミョンリョル)のもうけ話に入金したようで、2人の母親が心配だ。

次回、第13話では、ジョンスクの翻意を願って必死に良い夫をアピールアピールするイノ。一方、ドンネの主治医がスンヒだと知ったジョンスクは、わざと母に近づいたのかと告げ、それはあなた次第よと答える。

JTBCで27日から放送、Netflixでも独占配信される。

YouTube第13話予告

■スタッフ
原題:닥터 차정숙
韓国放送:2023年4月15日~6月4日予定(土・日22:30~)JTBC
配信:2023年4月16日スタート Netflixシリーズ
制作:SLL(旧JTBCスタジオ)


Netflix
JTBC「닥터 차정숙」番組サイト
YouTube「医師チャ・ジョンスク」オフィシャル予告編 | Netflix

kandoratop【作品詳細】【「医師チャジョンスク」を2倍楽しむ】