「それってパクリじゃないですか?」“北脇”重岡大毅の猫グッズが大活躍!第7話ネタバレと第8話予告

2023年05月25日10時50分ドラマ
ⓒ日本テレビ

5月24日に芳根京子主演の日本テレビ系 新水曜ドラマ「それってパクリじゃないですか?」(毎週水曜、夜10時)第7話が放送され、又坂(ともさかりえ)が“パテント・トロール”を見事に成敗!ドラマのネタバレあらすじと5月31日に放送される第8話の見どころを紹介しよう。予告動画やメイキングスペシャル動画などが番組公式サイトで公開されている。



「それってパクリじゃないですか?」は、会社の宝となりえる“権利(知的財産権)”をめぐる『知的財産バトル』をテーマにした、新時代の知的財産オフィスエンターテインメント。

5月24日に放送された第7話では、ともさかりえ演じる弁理士・又坂が大活躍。彼女が弁理士を志した理由も明かされた。“パテント・トロール”、“休眠特許”など、特許にまつわるトリビアも登場した。実際のところ、特許の5割弱は休眠特許だといわれていて、商品化されにくい、戦略上の理由、リスクを負えないからなど休眠させる理由は様々だ。

今回の“休眠特許”は無断使用されているにもかかわらず、訴訟を起こす金銭的な余裕がないため泣き寝入りするしかなかったものを、月夜野が“買い取り”をして、敵対する相手との交渉に理由することで無事解決することができた。又坂の発明する人々の努力や「特許」に対する熱い想いも心に響く。

「いくら発明をして特許を取得したからといって、それを金にしなければ意味がない」「“特許”と付くだけでサイフのひもが緩む」という悪徳事業者のセリフには、“特許”の意味を理解することはふだんの生活や買い物にも、役立つことなのだと気づかされた。

そんな中、猫好きがバレた北脇は「猫(の気分)になれる」首輪や「猫語翻訳アプリ」を嬉々として紹介。のちに、カメラ付きのその首輪は今宮食品を追い込むアイテムとして活用され、「猫語翻訳アプリ」は、五木に彼女が居たことを知った亜季を元気づけるために使われた。今一つ恋愛には移行しそうにない、2人のやりとりにホッコリと癒された。

次回5月31日に放送される第8話では、月夜野が「総合発明企画」代表の芹沢(鶴見辰吾)から1億円の和解金の支払いを要求される。芹沢が提示した1億円には、特許権侵害の賠償金だけでなく、高梨の過去に関する口止め料が含まれていた。亜季と北脇が特許の無効化のために必要な論文を手に入れようとするが、そう簡単に見つからない。

そんな中、高梨が又坂の先輩・中野の研究を奪った過去を認め、さらにハッピースマイルの知財部員と会っていたことも明らかになる。亜季が憧れる企画部部長の高梨は本当に特許を利用して、人を騙すようなことをしていたのだろうか!?

■前回:第7話 ネタバレあらすじ
今宮食品という会社から、ある特許を2千万円で買わないかというオファーが届く。あまりの金額に亜季(芳根京子)は驚くが、開発部長の高梨(常盤貴子)はその技術が月夜野の「ぐるっとヨーグル」という商品に使われているかもしれないと指摘したことで、月夜野が特許権を侵害していることになるのではないかと、社内は騒然となる。

しかし北脇(重岡大毅)は、その技術には「特許性」がなく、特許を認められる要件を満たしていないので、買う必要はないと判断する。亜季は胸をなでおろすが、弁理士の又坂(ともさかりえ)は何かが引っかかる様子で…。

そんな中、販売店に「月夜野が特許を侵害している」という悪質なビラが配られ、会社に抗議の声が殺到した。今宮食品の仕業だという確証がないため、亜季と又坂は今宮食品の青汁の試飲会に潜入して、相手の様子を探ることに。すると、そこでは「特許」で優位性誇示する怪しげな健康食品や、「特許出願中」を銘打った品質良さげな商品が取り扱われ、違法スレスレの商売が行われていた。そんな試飲会で2人が出会ったのは、今宮食品の社長・今宮(岩谷健司)とアドバイザーの芹沢(鶴見辰吾)。今宮と芹沢は「特許を取得した技術を使っている」と商品をアピールするが、特許が使われているのは青汁そのものではなく…。

高梨は月夜野のイメージを守るために、今宮食品に和解金を払って騒動を早く収束させるべきだと主張するが、又坂は反発する。なぜ又坂が、そこまで今宮食品にこだわるのか気になった亜季が理由を尋ねる。

又坂が弁理士になるきっかけとなったのは、大学時代の先輩・中野誠司(板尾創路)が、「太陽新社」という会社から出資を持ち掛けられ、その後特許はとれたものの権利者から外されるという騙し打ちにあい、それ意外の特許も安く買いたたかれ、特許も研究の場も奪われたことだった。

弁理士となった又坂は「太陽新社」と同じような手口を使う、パテント・トロール企業(自社がもつ特許を自分では使用せず、その特許を使用している第三者に対し、高額な賠償金や和解金を得ようとする企業)から、個人の発明家を守るために働き続けていた。

亜季は、今宮食品が販売する青汁の呑みやすさに着目し、その製造方法に関する技術に着目。すると今宮食品が、営業休止中の「青山製薬堂」が特許を所有する技術(休眠特許)を無断で使っていることが判明する。

「青山製薬堂」が訴訟を起こせば勝訴できる。早速、亜季と又坂は「青山製薬堂」に向かうが、裁判をする体力はないと後ろ向きな反応をされてしまう。

そんな中、月夜野が今宮食品に和解金を払うことが決定した。あきらめきれない、亜季と又坂は和解金支払い前に打開策を打ち出そうと、再び五木(渡辺大知)と北脇と共に再び今宮食品の試飲会を訪れる。

今宮食品では芹沢が亜季と又坂の素性をばらしたため、今度試飲会に現れたら対処するよう打ち合わせされていた。4人が来たことにに気付いた今宮は、亜季と又坂、五木をバックヤードに連行する。そこで又坂は、今宮食品が特許を悪用していることを糾弾。今宮は「こちらは感謝されてもいいくらいだ。いくら発明したりや特許を取ったところで、金に換えなきゃ意味がないでしょ?我々は特許を有効利用してあげているんですよ」と言い、又坂がそれは特許に対する冒とくだというと、「特許は便利だ、特許とついただけで良いものだと思い込んで、財布のひもが緩む。そういう無知な連中を相手にするのが一番金になる」とせせら笑った。

ところが「青山製薬堂」の特許を月夜野が買い取ったことを明かすと、一気に形勢が逆転。月夜野が今宮食品を訴えると伝えたからだ。しかも、今宮と又坂のやり取りを、北脇が試飲会場で中継していたため、騙されていたことを知った客たちが今宮たちのもとに「返金」を迫る事態に。

今宮たちがその騒動の鎮圧に翻弄される中、又坂は、事務所に置いてあった資料の中に、「太陽新社」関連のファイルを見つける。資料を写メして持ち帰った又坂は、「太陽新社」の古い資料の中に、高梨の名を発見して動揺する。

「青山製薬堂」と月夜野は共同で「青汁」の新商品を作ることになった。今宮食品との和解金騒動も収まり、亜季と北脇がゆみ(福地桃子)のカフェでくつろいでいると、五木が彼女を連れて現れた。淡い期待を抱いていた亜季は落ち込み、北脇は不器用に慰める。そんな中、北脇の携帯に連絡が…裁判所から、特許権侵害についての訴訟を起こすという通知が月夜野に届いたというのだ。

■次回:第8話 あらすじ
今宮食品から「009特許」を買い取った「総合発明企画」から、特許権侵害の訴訟に関する連絡が届き、代表の芹沢(鶴見辰吾)が月夜野に乗り込んできた。穏便な問題解決を願う月夜野サイドに、芹沢は、高梨の過去に関する口止め料を含む1億円の和解金の支払いを要求する。月夜野と高梨を守るためには、和解金を支払うか、「009特許」に特許性がないと証明するしかない。亜季と北脇は特許の無効化のために必要な論文を手に入れようとするが、そう簡単に見つからない。高梨への不信と不安に月夜野が包まれる中、又坂の先輩・中野の研究を奪った過去を認めた高梨。そして彼女が、ハッピースマイルの知財部員と会っていたことも明らかになり…。

日本テレビ水曜ドラマ「それってパクリじゃないですか?」は4月12日夜10時よりスタート。原作: 奥乃桜子『それってパクリじゃないですか? ~新米知的財産部員のお仕事~』(集英社オレンジ文庫)/主題歌:AARON「ユニーク」(ユニバーサル シグマ)/オープニング曲:ジャニーズWEST「パロディ」/出演: 芳根京子、重岡大毅(ジャニーズWEST)、常盤貴子、秋元真夏、渡辺大知、福地桃子、朝倉あき、豊田裕大、諏訪雅、高橋努、相島一之、赤井英和、野間口徹、ともさかりえ、田辺誠一 ほか。ハッシュタグ:#それパク。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

「それってパクリじゃないですか?」番組公式サイト
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