17日（土）に韓国SBSで放送され、日本でもディズニープラスにて独占配信中の「浪漫ドクター キム・サブ3」第16話（最終回）では、突然降り出した大雨によって危機を逃れたトルダムズが、それぞれの日常を取り戻す様子が描かれた。さらにエピローグでは、ドンジュにつづいてソジョンがカムバック…！？最終回の視聴率は16.8%と自己最高記録を更新。気になる最終回のあらすじと見どころを紹介していこう。

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「浪漫ドクター キム・サブ3」は、コサン大学病院の分院である、田舎の「トルダム病院」を舞台に、主人公である天才外科医のキム・サブと、彼のもとで働く医療への情熱ある若手医師たちが繰り広げるメディカルラブロマンスドラマシリーズの第3弾。【「浪漫ドクターキム・サブ3」を2倍楽しむ】で各話のネタバレあらすじと見どころ、場面写真などまとめて紹介している。



■キャスト
キム・サブ役：ハン・ソッキュ
ソ・ウジン役：アン・ヒョソプ
チャ・ウンジェ役：イ・ソンギョン
他

■第16話（最終回）
©SBS大規模な山火事によって退避命令が出され、次々と患者の誘導に当たるトルダム病院と外傷センターのスタッフたち。すべての患者の退避が完了すると、つづいて医療陣の退避が行われる。キム・サブ（ハン・ソッキュ）の部屋の前を通ったドンファ（イ・シニョン）は、そこにキム・サブがいないことに気付き…。

同じ頃、姿の見えないウンタク（キム・ミンジェ）を心配するアルム（ソ・ジュヨン）。やっとのことで再会した2人だったが、ろくな会話もできないまま、今度はキム・サブの捜索に当たるウンタク。同じくキム・サブの姿が見えないと聞いたミョンシム（チン・ギョン）は、不安をあらわにした。

しばらくして、誰もいない手術室で一人佇むキム・サブの姿を発見するミョンシム。ミョンシムからの連絡に、一同はほっと胸をなでおろす。「能力があるのと重力があるのはちがう。キム・サブという重力に、ここにいる皆が引き寄せられた。もしトルダム病院が山火事で灰となってしまっても、キム・サブという重力がいる限り、私たちは永遠だ」そう言って、ミョンシムはポケットから飴玉を差し出した。ミョンシムの労いに思わず笑みがこぼれるキム・サブ。次の瞬間、大きな雷鳴と共に雨が降り始める。

奇跡的に降り出した雨によって、山火事はその勢いを止めた。病院に残っていたスタッフたちは皆、歓喜の声を上げる。知らせを聞いてウンタクのもとへ向かったアルムは、「実は話があって…」と切り出すが、そんなアルムの言葉を遮って、「そんな表情で俺を待っているなんて、考えもしなかった。」と謝るウンタク。改めてお互いの想いを確認し合った2人は、その場でキスを交わす。

そんななか、外傷センターへ一台の車が。車から降りてきたのは、先日外傷センターで息子を亡くした道議員だった。山火事の現場へ視察へ向かった際、事故に遭って補佐官ともう一人の男性が負傷してしまったという。すぐさま負傷者をセンター内へ運ぶも、その内の一人は腹部に気の枝が貫通した状態だった。もう一人も蘇生室へ入った瞬間に心停止を起こし、危険な状況がつづく。さらに山火事による厳戒態勢は解かれたものの、避難命令は継続しており、ほとんどのスタッフは避難所へ退避したままだった。厳しい状況ながらも、全力で患者の治療にあたるキム・サブと医療陣。

手術は夜通し行われ、一足先に手術室を出たキム・サブを待っていたのは、道議員。「今がチャンスでは？」と声をかける道議員に向かって、「山火事だけが罪ではない。受け入れてくれる病院がなくて何時間もさまよいながら、救急車の中で息を引き取るのもまた、罪だ」とキム・サブ。そしてこれ以上息子の死を言い訳に、やるべきことから目を背けないで欲しいと伝えた。その後、トルダム病院へ戻ったキム・サブは、つい救急室の“禁句”を口にしてしまう。

すっかり日常を取り戻したトルダム病院と外傷センター。そんななか、今週でローテーション期間が終わるというドンファの送別会が開かれることに。病院を去るにあたって、キム・サブのもとへ挨拶へ向かうドンファ。するとキム・サブは机の引き出しから何かを取り出し、それをドンファに差し出す。中に入っていたのは医療用のメス。それはキム・サブがドンファの姉チャン・ヒョンジュ（キム・ヘジュン）にあげようとしたプレゼントだった。そして、人生に悩むドンジュに向かって、「この世のどこにも、お前が探す答えなんてない。だから答えを探すのではなく、やりたいことを見つけるんだ。それこそがお前の答えになる」とアドバイスした。

その後、送別会の席で、もう少しだけトルダム病院に残ることを決めたと話すドンファ。一方、連絡を受けて慌てて席を立つインス（ユン・ナム）。そんなインスの前に現れたのは、妻と娘ビョルだった。インスの誘いを受けて、週末だけソウルからインスのもとへ来ることに決めた妻。久々に再会した妻を抱きしめ、インスは感謝を伝えた。送別会兼引っ越しパーティーが終わり、疲れ切って眠りにつくウンジェ（イ・ソンギョン）。そんなウンジェの薬指に、ウジン（アン・ヒョソプ）は指輪をはめる。指輪の存在に気付いたウンジェは、満面の笑みでウジンのプロポーズを受け入れる。

しばらくして、道議会から外傷センターへ道の予算を支給するという知らせが届く。抱き合って喜びを分かち合うキム・サブと院長のミングク（キム・ジュホン）。一方、ドンジュから決心はついたかと聞かれ、ドンジュが目指す外傷センターとは何かを尋ねるウジン。するとドンジュは、手術を行う医師がいなくて患者が命を落とすことがないよう、そして患者が病院を探して道をさまようことがないようにするのが目標だと答えた。

■感想・見どころ
©SBS最終回では山火事という危機を迎えながらも、最後まで医師としての任務を全うするトルダムズの姿が描かれた。さらに奇跡的に降り出した大雨のおかげで、ピンチを逃れたトルダム病院。第16話のエンディングでは、立派な医師に成長したキム・ヘジュン扮するヒョンジュの姿も。ヒョンジュはキム・サブの一号弟子で、医師になるという夢を叶えることのないまま、若くして命を落とした医大生だ。また最終話で、ヒョンジュがドンファの実の姉であることも明らかとなった。

さらにエピローグでは、ドンジュにつづいてシーズン1でメインキャラを務めたユン・ソジョン（ソ・ヒョンジン）が登場し、大きな反響を呼んだ。あいにく登場したのはソジョンを思われる女性の後ろ姿だけだったが、それでもファンにはうれしい演出となった。（女性が持つスーツケースのタグに“ユン・ソジョン”と書かれていたことから、ソジョン本人と予想。）

ソジョンの登場によって、視聴者からはシーズン4に対する期待の声が上がっている。現時点でシーズン4制作に関する情報はまだ見受けられないが、ぜひとも新シーズンにも期待したいところだ。

最終回となった第16話の視聴率は全国16.8%、首都圏16.8%（ニールセンコリア調べ）と、自己最高を更新。さらに瞬間最高視聴率は19.3%に上った。前シーズンの20％台には届かなかったものの、初回の12.7%から徐々に数字を伸ばしていき、有終の美を飾ることとなった。「浪漫ドクターキム・サブ3」はディズニープラスで独占配信中。さらに公式HPにて、予告動画やメイキング映像なども公開されている。

【作品詳細】【「浪漫ドクターキム・サブ3」を2倍楽しむ】

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