「やさしい猫」善良な外国人に入管の壁!オミラ・シャクティの危機を救うために優香は立ち上がる!第2話ネタバレと第3話予告

2023年07月02日07時00分ドラマ
©NHK

クマラ(オミラ・シャクティ)の勤めている会社が倒産し、ミユキ(優香)との結婚も危機に!弁護士の恵(滝藤賢一)がすべての鍵を握る!2023年7月8日、22時からNHK-総合「やさしい猫」の第3話を放送する。予告動画は番組公式サイトに掲載されている。



直木賞作家・中島京子原作の「やさしい猫」7月1日、第2話が放送された。前半は結婚した二人が幸せすぎるほど幸せな生活を送る多幸感あふれる展開となった。が、クマラ(オミラ・シャクティ)がリストラされていたことがわかり、一気に不穏な空気となった。第1話から第2話前半まで幸せオーラ満載だったドラマが変わった。日本人であるミユキ(優香)と結婚して入ればよかったのもの、クマラは届けを出す前に一人になってしまったことで旧知に陥る。日本の入管の厳しさの「序章」が見られる。

7月9日に放送される第3話からは、在留を認めない入管管理局との厳しい戦いが始まる。入管管理局の人は「自分の実務」をただ成し遂げようとするが、それはクマラやミユキにとって厳しいものとなる。

原作のドラマのタイトルにある「やさしい猫」はスリランカの民話です。ドラマ内ではクマラがその話をマヤに聞かせます。平穏に暮していたネズミ一家だったが、猫によって親ネズミを食べられてしまう。子ネズミは悲しくて鳴いていると、心優しき猫がその理由を聞く。すると、自分がネズミを食べてしまったために子ネズミが不幸になっていることを知り、子ネズミも自分の子どもと一緒に育てるという話になる。入管施設の人々が心優しき猫になってくれるのか?

■前回:第2話あらすじ
結婚を決めたミユキ(優香)とクマラ(オミラ・シャクティ)、そして娘のマヤ(伊東蒼)は山形県鶴岡にあるミユキの実家を訪れる。しかし、ミユキの母・マツコ(余貴美子)は結婚を簡単には認めてくれなかった。「東京からやってくる人」のためにとたくさんのごちそうを準備していた。しかし「外国人との結婚は許さない」と思っていた。

絵を描くことが好きなマヤ(伊東蒼)が美術系の高校へと進路希望を決めた頃、クマラの勤め先の自動車修理工場が倒産し、ミユキとクマラの結婚は棚上げとなってしまう。クマラはそれを隠して「占いの結果がよくない」といって、結婚式を延期した。

娘のマヤはある日、クマラが若い女性と歩いているところを見かけた。ミユキは夜間保育の担当にも復帰してマヤの進学を支えている。生活は苦しい状態が続いていた。作業着が汚れていないことにミユキは気付いていた。そして、クマラからの入金がないことをミユキは少し気にかけていた。ミユキはいろんなことがゼロになってしまうことが怖かった。

クマラは延ばした結婚をさらに延ばそうとする。ミユキはクマラのことが理解できない。このまま籍も入れられないのかと問い詰める。ミユキはクマラに隠していることを全部話してほしいという。クマラは勤めていた工場が倒産したことを打ち明ける。クマラはミユキに心配をかけたくなくてだまっていた。ミユキは何もいってくれなかったことを憤る。

クマラは二人に信頼してもらえないことに衝撃を受けて家を出て行ってしまった。ミユキは職場で結婚を延期したことを告げる。その中で、同僚からビザの関係で仕事は簡単には見付からないのではと心配してくれた。

在留の厳しさをしったミユキとマヤはクマラにやさしい言葉をかける。在留カードの期限まで少し期間があると思ったミユキだったが、婚姻届をだせば解決すると思っていた。ただ、それには母国からの証明書も必要となった。伯父がやってくれると言ったが、なかなかそれはかなわなかった。

やっと届いた証明書をもって結婚の届けをだしたクマラとミユキだったが、現実は厳しいものがあった。クリスマスに手続きをして楽しい未来が待っていると思ったその時、警察がクマラに職務質問をした。まだ、すべての手続きが終わっていなかったクマラに厳しい試練が訪れる。

■第3話あらすじ
ミユキ(優香)は、オーバーステイで入管に収容されたクマラ(オミラ・シャクティ)の退去強制を覆そうと奔走する。しかし入管職員の上原(吉岡秀隆)は決定事項であることを淡々と告げる。

弁護士の恵(滝藤賢一)に相談すると、クマラを救うためには、ミユキとの結婚が在留資格のための偽装などではなく、本当に3人が望んで家族になったのだと裁判で証明するしかないという。

NHK-総合 2023年6月24日放送開始、「やさしい猫」。出演:優香,伊東蒼,オミラ・シャクティ,滝藤賢一,サヘル・ローズ,山下容莉枝,麻生祐未,池津祥子,石川恋,山内圭哉,南出凌嘉,松本慎司,長尾卓磨,余貴美子,吉岡秀隆,ほか。NHKドラマTwitterアカウントは「@nhk_dramas」。

NHK-総合「やさしい猫」番組公式サイト

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