「ハートビート」第5・6話 オク・テギョン(2PM)、ついに最愛の恋人と再会!?ネタバレあらすじ、見どころ

2023年07月13日17時00分ドラマ
©KBS

オク・テギョン(2PM)×ウォン・ジアン月火ドラマ「ハートビート(原題:가슴이 뛴다=心躍る)」が、6月26日〜KBS 2TVで放送中。今回は、第5・6話のネタバレあらすじやみどころ、韓国での評判や視聴率などご紹介したい!

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「ハートビート」は、100年に一日だけ訪れる人間になる機会を逃してしまった吸血鬼と人間の半妖ソン・ウヒョル(オク・テギョン)と、ロマンスを楽しむ余裕のない冷血な女性(ウォン・ジアン)とのハラハラする恋模様を描いた、ファンタジーラブコメディ。⇒【各話のあらすじ】

■第5話
ウヒョルはイネに「ヘソンの生まれ変わりなのか?」と真剣な眼差しで近づくも、イネにカプサイシンスプレーを顔面にふりかけられ、悲鳴をあげる。その後落ち着いたところで、ウヒョルはヘソンに関して語り始め、イネがヘソンの生まれ変わりではないかと思ったことを伝えるが、そのウヒョルの真剣な眼差しをイネは重い、負担だと拒否。更には「前世で自分のかわりに死んだなら今世では手離してやるべきでは?ここまで追いかけるなんて、今の世の中では犯罪だ、ストーキングだ!」と言い放つ。
彼女の言葉に衝撃を受けたウヒョルは、自分が人間になる唯一の方法、イネの血を作り変えることが本当にできるのか悩み、サンへ・ドンソプに相談し、「そんな難しく考えずに自分が彼女を口説いてみろ」とアドバイスをうけるウヒョル。そこからサンへのアドバイス通り日々手紙付きの花束を家の前に置くが、とうとう冷血人間イネは警察に届けようとするなど鉄壁っぶりを見せる。更には映画に誘うも居眠りするイネに、タジタジなウヒョルだった。
そんな中、イネは勤務中の学校で再契約をしないと通告されてしまう。ドシクのワインバーに1人訪れたイネは酔っ払って帰宅し、ウヒョルに身の上話を始める。幼い頃母は病気で、父が借金を抱えて逃げたまま音信不通となり、母の葬式にも来なかったこと。また胸が躍る恋愛のために人間になりたいウヒョルに対し、契約更新の2年毎にドキドキ怯えて、恋愛どころではなかった心の内をさらした。ウヒョルはそんなイネによくやっていると優しく頭を撫でた。
翌日体調を崩したイネ。心配したドシクはサンファタンを差し入れるが、ウヒョルがそれを自分が準備したかのように飲ませる。そんなことは露知らず、イネはすぐに復活しウヒョルに感謝の気持ちを素直に表した。
そんなイネは家で偶然ヘソンの肖像画を目にする。そして、「もしこの人の生まれ変わりが本当に私だったらどうする?私のことを愛するとでもいうの?」とウヒョルに問い…。

■見どころ
5話は2.8%を記録。このドラマのタイトルは「가슴이 뛴다=胸が躍る」だが、契約を切られたイネは、自分は保険教師の契約更新がある2年おきに「가슴이 뛴다」とウヒョルに打ち明けている。ここでは当然良い意味ではなく、不安に押しつぶされそうになりながらドキドキ怯えるとうことだ。このシーンで「世知辛い現代の若者の姿そのもの」と胸を痛める視聴者たち多数。本作品は基本的に笑えるシーンが多いが、リアルな現代の韓国を映し出していることもよく分かった。退職日に、とある女子学生が感謝の気持ちを伝えに来てくれて心が救われたのは、イネだけではないはず。

そして、少しずつウヒョルとイネの関係が変わっていく。契約を切られて酔っ払って帰ってきたイネはウヒョルに素直に心の内をさらし、ウヒョルはそんなイネによくやっていると優しく頭を撫でた。更には翌日風邪をひいたイネを心配し、イネもまたウヒョルに感謝の気持ちを素直に伝えるなど2人の日常の些細なエピソードが視聴者達の心をほっこりさせた。ただドシクが持ってきたサンファタン(※)をウヒョルが自分の手柄にしてしまったのはちょっと気になるところ笑。そんなシーンも含めて、ウヒョルとドシクがどこまでも対照的な性格であり、イネの心はどのように動いていくのか気になるところだ。
それにしても、ドシクはとても優しいスイートな男性ではないか?ショックで落ち込んでいるイネのために、ワインバーのオープンイベントに当選したと装って飲食代を無料にするように手配し、ささやかながらも彼なりの方法で彼女を励まし見守ったり、ウヒョルが手柄を横取りしたサンファタンをわざわざ持ってきたり、どこまでも気がきく男性だ。
※サンファタンとは韓国の伝統的な漢方薬で、体調不良や風邪気味の時に飲む。それを飲みやすくしたサンファ茶は、韓国のカフェのメニューとしても一般的だ。因みに「モムサル」とは過労や疲れからくる体調不良のこと。日本語には同義語がなく難しいが、一般的に風邪の初期症状にあるような、悪寒や体のだるさ、ぼーっとした症状などを全てひっくるめてモムサルと言う。

ハートビート6

■第6話
もし自分がヘソンの生まれ変わりだったら私を愛するのかという問いに、ウヒョルはそんな訳ないと一蹴。そしてイネの血からヘソンを感じたのは確かだが、イネの血はヴァンパイアが飲むことすらできないほど毒気が充満していると言い放ち、イネは怒りを露わにした。
再就職のために面接に挑むも不合格が続きお先真っ暗なイネに、ドシクは自宅を改装しゲストハウスとして活用してはどうかと提案し、イネはウヒョルの説得を試みる。始めは嫌がるウヒョクだが、イネの血をあたたかい血に作り変えるためには、イネとドシクを近づかせた方が早いと思い直し受け入れる。

こうしてビジネスパートナーとしてイネの家を見学しに訪れたドシク。そこで、ドシクはウヒョクに改めてイネとの関係を問うも、ウヒョルは逆にイネをどう思うか質問返し。ドシクの「良い後輩」との答えに納得いかないウヒョクは更に問い詰め、最終的にドシクは「見守りたい女性」と答える。ウヒョルはその後サンへとドンソプにその事実を話すと、2人からは「その答えを聞けたら確実だ、あとはもう待つだけでいい、おめでとう」と拍手される。しかし人間になるために大きな一歩のはずなのに、ウヒョルは何だか浮かない顔だった。

一方、ヘソンに瓜二つのナ・ヘウォン(ユン・ソヒ)が韓国に戻ってきた理由は、以前から気に入っていた邸宅を手に入れるためだった。そしてその邸宅とは正に、ウヒョルとイネが住んでいる家のこと。ヘウォンからそれを聞いたドシクは、そこの住人のイネが個人的な事情で暫くは引っ越す予定はないこと、またビジネスパートナーとして一緒にゲストハウスを運営しようとしていることをヘウォンに伝える。不動産財閥の一人娘のヘウォン、これまで欲しい物は何でも手に入れてきた彼女は、その話を聞いて投資したい申し出る。後日、イネはドシクからヘウォンを紹介され、投資話を聞き快諾する。

そしてある晩、町内会の近隣パトロールに駆り出されたウヒョルとイネ。そこでウヒョルは今の家でヘソンをずっと待っていることを伝え、それを知らずにゲストハウスの話を進めたことを謝るイネ。巡回も終わり2人で家に帰ると、ヘウォンが家の前に立っていた。驚いたウヒョルは、次の瞬間には思わずヘウォンのもとへ駆け寄り抱きしめ…。

■見どころ
ついにヘソンにそっくりのヘウォンがウヒョルの前に現れ、登場人物は出揃った!また、自分が人間になるためには、イネに好意を持つドシクと結ばれた方が手っ取り早いと気づきゲストハウスの計画を承諾する物の、どこか寂しそうなウヒョルの表情…。また、ドシクからイネのことを「見守りたい人」という言葉を聞いた時の、男2人の神経戦は何とも言えない空気感であった。今後、4人はどのような関係を見せてくれるのか、いよいよ本格的な四角関係スタートの予感だ。

今週も、おちゃらけた姿から繊細な感情まで自由自在に操るテギョンは「ロコ(ロマンチックコメディ)達人を目指す」と記事が出ており、視聴者からも「テギョンのように二枚目も三枚目もできる俳優なんてなかないない!」と熱い声援が届いている。また先日KBS「テバクショーシーズン3」に出演し、そこでの発言もまた話題となっている。かつて2019年「ヴィンチェンツォ」の悪役で注目を集めたが、実は「かつては悪役を演じることは会社から反対がありできなかった」(現在はJYPから51Kに移籍)と、念願の配役だったことを明かした。また2PMでの活動に関しては「メンバー皆が個人活動で忙しく、カムバック(新曲リリース)は難しい」としながらも「15周年を迎え韓国と日本でコンサート開催予定」とついに完全体でステージに立つことを予告し、2PMファンだけでなく世間の幅広い世代から注目を集めている。実際に現在、2PMのジュノもドラマ「キング・ザ・ランド」出演中であり、この活躍ぶりに「2PM全盛期」などと報道されており、世間からの注目度が窺い知れる。

視聴率は第6話は3..1%を記録と、3%前後を行き来しているが、後半戦挽回はできるのか!?見守っていきたい。

■キャスト
ソン・ウヒョル役:オク・テギョン(2PM)
チュ・イネ役:ウォン・ジアン
シン・ドシク役:パク・ガンヒョン
ユン・ヘソン/ナ・ヘウォン役:ユン・ソヒ
ク室長(秘書) 役:ハム・テイン
イ・サンへ役:ユン・ビョンヒ
パク・ドンソプ役:コ・ギュピル
 他


原題:가슴이 뛴다(心躍る)

Prime Videoチャンネル予告動画(日本語字幕なし)

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