「転職の魔王様」“パワハラは殺人”成田凌のセリフがグサグサ刺さると話題に!第1話 ネタバレと第2話予告【初回視聴率5.4%】
成田凌主演のカンテレ・フジテレビ系新月10ドラマ「転職の魔王様」第1話が7月17日(月)22時より放送され、追い詰められていく千晴の心情を小芝風花がみごとに演じ視聴者を魅了した。予告動画は番組公式サイトで公開されている。
「転職の魔王様」は、“転職の魔王様”の異名を持つ毒舌敏腕キャリアアドバイザーが、求職者の仕事や生き方への悩みを辛辣な言葉で一刀両断しながらも、働く自信と希望を取り戻させる痛快転職エンターテインメント。初回視聴率(ビデオリサーチ調べ、世帯別、関東地区)は5.4%を記録した。
7月17日に放送された第1話で、新卒で入社した大手広告代理店をパワハラが原因で体調を崩し3年たらずで辞めたが、パワハラの実情や自身の体調不良を両親にも告げられず、「誰かに必要とされる」人生を送っていた未谷千晴(小芝風花)が、“転職の魔王様”の異名を持つ優秀なキャリアアドバイザー・来栖と出会い、「自分のため」の決断ができるようになるまでが描かれた。
パワハラで自信を失い、今にも命を絶ってしまいそうな千晴に対する荒療治にはハラハラさせられ、追い詰められていく千晴の心情を小芝が見事に演じ視聴者を魅了、Twitterには「見ててしんどくなる」「親の価値観で生きてきたあの子と自分がリンクしすぎる」「色々思い出して眠れそうにない」「パワハラは殺人、本当にそう思う」といったコメントが多数寄せられた。
また、来栖が語る転職の現状(未経験転職の限界年齢が25歳、転職限界年齢は男性35歳、女性は30歳…等)は大きなショックに。表情も口調も淡々としている来栖だが、その奥に仕事への熱い思いが感じられる。求職者に命を狙われてもひるまず、「バワハラは殺人」といった、心に刺さるセリフも多数登場、“魔王様”と呼ばれる来栖の言動も見ごたえのある初回となった。
7月24日に放送される第2話では、キャリアアドバイザー見習いとして働き始めた千晴が、さっそく資格もスキルもない派遣社員・宇佐美由夏(早見あかり)の担当に。由夏は、恋人を繋ぎ止めるためにすぐにで正社員になりたいと望んでいるのだが…。
■前回:第1話 ネタバレあらすじ
鉄道を見下ろす橋に佇んでいた未谷千晴(小芝風花)は、「自殺か?」と小林実(宮崎吐夢)に声をかけられ、我に返った。男は自分もそうだといい、その前に「どうしても殺したい奴がいる」と言ってその場を去って行った。驚いた千晴は男を追いかける。男は杖をついた男性に刃物で襲い掛かるが、あっさり撃退されてしまう。
「私を殺せばあなたのきがすむんですか?どうぞご自由に」と杖を突いた男・来栖嵐(成田凌)は、小林に刃物を握らせたまま告げる。小林は怯み、その場を後にした。2人はどうやら顔見知りのようだが、一部始終を目撃し、心配する千晴に「人の心配より、ご自分の心配をしたらどうですか?未谷千晴さん」と言われた千晴は、初対面のはずなのに自分を知っている来栖に驚く。
翌日。千晴は叔母の落合洋子(石田ゆり子)が社長を勤める転職エージェント「シェパードキャリア」を訪ねた千晴に、洋子は一刻も早く再就職したい姪っ子のために、“転職の魔王様”の意味を宇をもつ優秀なキャリアアドバイザーを担当につけたという。そして、現れたのは前夜に出逢った来栖だった。
千晴は新卒で入社した大手広告代理店「一之宮企画」をパワハラが原因で3年足らずで辞め、就職活動中だった。両親から多大な期待を寄せられている千晴は、自分が上司のパワハラが原因で体調を崩し、今も味覚障害に苦しんでいることを告げられずにいた。
千晴は来栖に希望を聞かれ、「どんな行かいでもかまわない、自分を必要としてくれる会社なら、未経験でもかまわない」と告げる。すると、来栖は「未経験業界でのタイムリミットは25歳、未経験で赦されるのは、大学生か高い適応力のあるものに限られること、そして転職限界年齢は35歳で女性の場合は30歳だと」宣告されたうえ、来栖らキャリアアドバイザーは、求職者の味方ではない、報酬は求人先の企業から支払われるからだと明かされる。
実は昨夜、来栖を刺そうとした小林は来栖が担当する求職者だった。千晴の二度目の相談日、来栖が自分の怒りをコントロールできない小林を叱咤激励しているところを目撃する。「シェパードキャリア」社内でも小林の傷害未遂事件は噂になり、来栖が警察沙汰にしなかったことに、キャリアアドバイザーの広沢英里香(山口紗弥加)、山口守男(おいでやす小田)、犬飼(藤原大祐)は驚く。
そこに、営業担当の横山潤成(前田公輝)が帰社し、自分が担当している会社が企画担当を探しているため千晴を紹介して欲しい話す。千晴の元に、さっそく来栖から会社を三社紹介される。千晴は両親に大手アパレル「ジーヴス」を勧められたと話すと、大喜びされる。
そして迎えた「ジーヴス」の面接日。何故か予定よりも早い時間に、千晴の実家にやってきた来栖に連れられて行ったのは、退職した「一之宮企画」だった。「一之宮企画」では、千晴が勝ち取ったCM企画が社長賞を受賞する会が行われていた。ところが、出来上がったCMは千晴が企画したものとはまったく違う内容のものになっていた。パワハラを行っていた上司・竹原(堀部圭亮)は、千晴の後を引き継いだ同僚をべた褒め、退職した千晴を見かけると、「お前はお人形みたいだった」と嘲った。
いたたまれなくなった千晴はその場を逃げ出し、残された来栖は、竹原に「あること」を告げた。
今にも車道に飛び込んでしまいそうな千晴に「いっそ、死んでみますか?」と来栖が声をかけた。千晴は小林が来栖を殺したいと思った気持ちが今ならわかると吐露、すると、来栖はまた「ご自由に」と千晴に自分を突き飛ばさせようとする。
できるわけがないと手を離した千晴に、「このままでは、何も変わらない。どんなに滑稽でも、くだらなくても、自分で決めれば、それが正解になる」と来栖は告げる。「ジーヴス」の面接まであと15分。決断を迫られた千晴は「このままでは誠意をみせられない」と面接を事態することを決めた。
「ちゃんと自分で決められるじゃないですか。あなたの人生、マシになると思います」来栖は先方に挨拶に行くと去っていき、千晴はつきものが落ちたように落ち着いた表情をみせた。
その後、自宅に戻った千晴は、両親に自分が会社を辞めた理由を明かし、しばらく転職活動を休むと宣言。千晴の現状を知らされた両親は、千晴を心配し、千晴の決断に寄り添ってくれた。
叔母の洋子にも転職活動休止を話にいき、しばらくはバイトでもすると告げると「シェパードキャリア」でのバイトを勧められた。キャリアアドバイザー見習いとしてバイトを始めた千晴は、自分の代わりに小林が「ジーヴス」に面接に行き、採用が決まったことを知る。来栖は、企画課若手のレベルアップを望んでいた「ジーヴス」に、経験豊富な小林が若手を指導するというアプローチで採用にこぎつけていた。
さらに来栖は、「一之宮企画」からの求人ももぎ取っていた。竹原に千晴へのパワハラ内容を収めた録音があるといい「パワハラは殺人です」と脅しかけたのだ。「さすが、魔王様。どこまでやるつもり?」と呆れる洋子に、「どこまでもやります。それが俺の生きる意味ですから…」と来栖は答えた。
■次回:第2話 あらすじ
転職エージェント「シェパードキャリア」でキャリアアドザイザー見習いとしてアルバイトを始めた千晴。指導係の来栖とともに挑んだ最初の面談相手は、大学を卒業して10年間、派遣社員として働いてきた宇佐美由夏(早見あかり)だった。
カンテレ・フジテレビ系 月10ドラマ「転職の魔王様」は7月17日22時スタート。/原作:『転職の魔王様』『転職の魔王様2.0』額賀澪 (PHP研究所)/主題歌:Milet「Living My Life」/オープニング曲:LIL LEAGUE「Monster」/出演:成田凌、小芝風花、山口紗弥加、藤原大祐、おいでやす小田、前田公輝、井上翔太、井本彩花、石田ゆり子 ほか。番組公式Twitterアカウントは「@tenshokumao 」。公式Instagramアカウントは「@tenshokumao」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。
◇「転職の魔王様」番組公式サイト
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